• TOP>
  • スタッフブログ>
  • 【ヒルトン梅田店】円錐角膜で眼精疲労が酷く、お悩みの30代男性 医師の方の症例です。

【ヒルトン梅田店】円錐角膜で眼精疲労が酷く、お悩みの30代男性 医師の方の症例です。

2022.10.15

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

円錐角膜で眼精疲労が酷く、お悩みの30代医師の方の症例です。

まず、円錐角膜の方は通常のコンタクトや眼鏡ではなかなか補正出来ないのが現状です。
今回のご相談者様は医師の方ですので、上記の事はご存知頂いており、
既に円錐角膜用のオーダーメイドコンタクトを使用しておられました。

左右共に円錐角膜ですが、左眼はマシなので、視力も出やすいですが右目は円錐角膜が
強く、乱視度数が左右で”不同視”となる目をされていました。

現在ご使用中のオーダーメイドの円錐角膜用ハードコンタクトレンズでは
右眼視力が1.2出ますが、ご使用中のメガネでは右眼視力0.6までしか出ませんでした。
こういったことや、医師という職業柄、PCモニターと患者様をみてお仕事をする為、
中間距離から手元を長時間見る事となり、それにより眼精疲労からPC画面のブレ、チラつき
を感じ肩や首の負荷が大きくなりすぎて咳が出てしまう様になってしまったとの事。

その眼精疲労は中間部から手元を良く見るために眼の中で行う”調節”の負荷が大きい事も
考えられるため、中近両用レンズをご提案し検査を進めました。

やはり円錐角膜なので、強度の乱視が出ました。

一般的なメガネレンズでの制作範囲を超える乱視度数が必要となりましたが、
グラスファクトリーでお作りする、ZEISSのオーダーメイドレンズでは、
他社レンズよりも製作できる範囲も広く、より精密にお作りする事が可能です。

その乱視レンズを使用しても、メガネでは右目は0.6が最高視力値となりました。

その後、両眼視機能検査をさせて頂くと、斜位が大きく、更にその斜位も影響し、
お仕事で見る頻度の高い中間部から手元を見る際に大きい負荷がかかる事が判りましたので、
補正させて頂きました。
円錐角膜用のハードコンタクトレンズを装用しないときのメガネとして1本と、
ハードコンタクトレンズを装用した上での斜位(プリズム)を補正するメガネと合わせて
2本の用途の違う中近両用レンズでのご製作をさせて頂きました。

先日お渡しをさせて頂きましたが、特殊なメガネ度数という事もあってすぐに馴染む度数
ではない事もお伝えをさせて頂きました。
今回のメガネを掛ける事で、眼精疲労が減り、肩や首の負荷が減り、咳が出るように
なってしまったというお悩みが解消できればと思っております。

全ての円錐角膜の方が視力が出せるわけではございませんが、ご対応できる場合もございます。
是非、一度ご相談ください。

 来店フォームでのご予約

お電話、メールでのご予約

『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
19年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
お受付しております。視力測定ご予約フォームはコチラ
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。