2019.06.17
tag:メガネ, 大阪, 視力検査, 梅田, ZEISSメガネ, 両眼視機能検査, 視力測定, 眼精疲労, 肩こり, 頭痛, プリズム眼鏡, プリズムメガネ, 眼が疲れる, ZEISS眼鏡, モノが2重に見える, ドイツ式両眼視機能検査, 最新の視力測定, 不同視, 左右で大きく違う度数
こんにちは。
ヒルトン梅田店 Vision Expert(ヴィジョンエキスパート)のSS級認定眼鏡士 佐野です。
まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。
今回は、先日ご相談いただきましたこちらの50代の女性の方の実例を元に
ご紹介させて頂きます。
昔から左右のお度数の差が大きく、20年くらい片方の眼のみコンタクトを使用して
おられましたが、眼の疲れと頭痛や肩こりから、眼鏡にしていきたいとの事でご相談いただきました。
かなり大きい左右の度数差のあるいわゆる”不同視”という眼の状態で、一般的な
眼鏡で製作する場合、8段階差まででないと眼から取り入れた情報を脳で一つにまとめる
事が出来なくなり2重に見えてしまう事もあるのですが、この方の場合コンタクトですが
長い年数しっかりとコンタクトのお度数を変えながらご使用いただいてたことで、
左右のお度数の差が8段階以上大きくなっても掛けて頂ける状態でした。
左右の度数差が大きい事もありますが、眼がとても疲れやすくお感じで、
頭痛や肩こりなどの症状を感じておられた事もあり、ドイツ式の最新の両眼視機能検査
MCH(MKH)で測定させて頂きました。
そうすると、左右の斜位に比べて上下の斜位の方が大きい結果となりました。
人の眼は”寄り目”(輻湊)が出来る事を含めても横方向に目を動かす方が動かしやすいのですが
両方の眼を交互に高さを変える事は出来ません。
ですので、両方の眼で見ている像の高さが違うと首をかしげて平衡を取ろうとしたり
その方が楽だからと首を傾げた姿勢で生活するようになり、自然と体のバランスを崩す
姿勢の悪い状態になってしまったりします。
この上下の斜位に関しては、眼鏡でしか補正する事が出来ないので出来る限り完全に補正する事が
必要です。
今回処方した度数データがコチラです。
問診表でお伺いしておりました、車の運転時の雨の時や夜の見え方の改善と動くものが捉えにくく
感じておられる部分も含めて、ZEISS ドライブセーフレンズの遠近両用メガネでお作りさせて頂く
こととなりました。
現在開催中の「ZEISS月面着陸50周年記念 ZEISS Drive Safe Lens キャンペーン」の対象レンズとなります。
上記のキャンペーンについてはコチラのブログをご覧ください。
先日、完成品をお渡しさせて頂きました。
掛けた瞬間に若干の違和感はありましたが、掛けて帰れるくらいの違和感との事で
掛けて帰って頂けました。
少し特殊な左右で大きくお度数の違う”不同視”という眼の状態と、左右の眼でとらえる
像の高さがズレている上下斜位を補正させて頂きました。
この事によって自覚症状でもお感じ頂いておりました肩こりや頭痛の軽減へと繋がる
”眼の疲れ(眼精疲労)”が軽減でき体のバランス(姿勢)なども良くなる可能性もあります。
上記のような症状をお感じの方は、是非ご相談くださいね。
RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
17年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査の視力測定予約を
お受付しております。視力測定ご予約フォームはコチラ。
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。