多くの方が運転をするとき、特に明るさが変わりやすい状況や雨や霧といった悪天候時、または夕暮れや夜間に不安や不快感などのストレスを感じています。
また、メガネ装用者の83%が運転をしています。
走行距離に関わらず、安全のためには優れた視界が欠かせません。
ZEISSはZEISS DriveSafe Lensという新しい常用メガネ用レンズを開発しました。
常用レンズをかけていながら、安心して快適に車の運転をしたいと思う人々のニーズに対応するために特別に設計したものです。
ZEISSのDriveSafe Lensは、単焦点レンズと遠近両用レンズの二つのレンズタイプをお求めいただけます。
常用メガネで安全運転もできるオールマイティーレンズ
装用者はZEISS DriveSafe Lensに非常に満足していると回答*
運転にて 97%
日常業務、例えばオフィスにて 94%
瞳孔は周囲の光、特に直接眼に当たる光の強さに反応します。瞳孔径は日中の条件下では小さく、夜間には大きくなります。夜明けまたは夕暮れ時、雨、暗い日、夜間の運転など薄明視といわれる薄暗がりの条件下では、瞳孔の大きさは大小の中間にあります。運転者は、距離感覚を含めた空間認識が困難になります。
薄明視の分野における集中的な調査の後、ZEISSの ルミナンスデザインテクノロジーを開発する根拠は、装用者試験で特定され、裏付けられました。まとめ:視界環境は、明るい光(明所視)、無光(暗所視)、暗がり(薄明視)に区別されます。薄明視では、光の強さや瞳孔の大きさが変化します。視力にとっては大きな挑戦です。
ZEISSは常に自然な視界を追求し、レンズ設計を改善するために、さまざまな光環境の条件と瞳孔サイズを考慮した新しいLuminance Design™ テクノロジー (LDT)を開発しました。薄明視条件下で運転するときの瞳孔サイズを織り込み、それに合わせてレンズ設計を最適化しています。最適化のための計算公式では単焦点レンズは5.0mm、遠近両用レンズでは4.3mmの瞳孔サイズを採用しています。
装用者はその結果として暗がりでよりよい視界が得られます。
直射日光や人工光のような明るい光の中では、ぎらつきによってものが見えにくくなることがあります。道路におけるぎらつきは、主として近代的な自動車照明技術で使用されるLEDとキセノンHIDライト光源に関連していることが市場調査でも科学的にも裏づけられています。激しいぎらつきは物体を見にくくし、眼のコントラスト感度を悪化させるため、リスクとなる可能性があります。またぎらつきは主観的に不快で煩わしくと感じられることがあります。
DuraVision® DriveSafe コーティングは、この波長だけを反射するため、高級反射防止コーティングに比べ64%***までぎらつきを低減することができます。
車の運転ではドライバーは常に集中していなければなりません。道路状況を認識するために、大半の時間は広範囲にわたって道路を見渡せなくてはなりません。特に遠近両用メガネの装用者の場合は、焦点を道路、ダッシュボードとミラーの間を行き来させなくてはならないので大変です。そのようなときに必要なのは、ダイナミックな視界です。
FKFS* を使用したアイトラッキング調査では、ドライバーが何を見ているのかを特定しました。
シュトゥットガルトのFKFS、Research Institute of Automotive Engineering and Vehicle Enginesは、シュトゥットガルト大学と提携する独立した財団です。1930年創立のFKFSは、主な自動車メイカーやサプライヤーにサービスを提供する自動車工学の分野における最大の主導的研究機関です。詳細は、遠近両用レンズに関するZEISS DriveSafeガイドを参照してください。
遠近両用メガネ装用者が素早く道路、ダッシュボードとミラーの間で焦点を切り替えられるように、ZEISSでは遠用および中用視野を最適化し、首を左右に振る必要を減らした新しいDriveSafe遠近両用レンズを開発しました。
中用距離を43%まで広く取り、ダッシュボードとミラーの間で焦点を楽に切り替えられるようにしました。そして、遠用距離の視野を14%**まで大きくとったために、道路をよりよく見渡すことができます。
**ZEISS の高級遠近両用レンズと比較した場合