【ヒルトン梅田店】ラグジュアリー素材(カーボン)を用いた眼鏡

2019.03.10

こんにちは。

ヒルトン梅田店 Vision Expert(ヴィジョンエキスパート)のSS級認定眼鏡士 佐野です。

本日はラグジュアリー業界を席巻しているカーボン素材についてお話しさせて頂きたいと思います。

そもそもカーボンとは何なのか?

カーボンとは、元素のひとつ「炭素(元素記号:C)」のことを指します。
作り方としては、アクリル繊維を約1,000℃もの高温で焼き炭化させます。
そして出来上がる物がカーボンファイバーです。
これを織り込んで作られる生地がカーボンクロスであり、カーボンクロスに樹脂を染み込ませて成形加工し、硬化させた複合素材がcarbon fiber reinforced plastic【 炭素繊維強化プラスチック】です。

カーボンの特徴とは?

カーボン繊維強化プラスチックは、鉄と比較し 比重が約25%…スーパー軽量が最大の特徴です。
よくレーシングカー等に使用されるために『軽い』イメージがありますが特徴はそれだけではありません。
実はカーボンは堅いんです。
引張強度が約10倍…高強度なんです。更には比弾性率が7倍もあります。
その他にも、耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性に優れています。
ゆえに剛性を求められるレーシングカーにカーボンが使われているのです。
激しい加重移動が加わるコーナリングに最適な素材と言えるからです。
そしてカーボンをラグジュアリー業界のトレンドまで押し上げた業界は時計業界です。
2007年オーデマピゲが世界で最初のフォージドカーボン・ケースの高級時計を発表しました。
カーボンファイバー(炭素繊維)をランダムに積み重ね、樹脂と共に、高温高圧で鍛造して作ります。
今では各BRANDがこぞってカーボン素材の高級時計を発表しています。
『オーデマピゲ』『ウブロ』『ブルガリ』『カルティエ』等など
そして忘れてはいけないのが
【リシャールミル】

リシャールミルとは?

リシャールミルと言われてもピンとこない方も多いと思いますので少しご説明を
フランス生まれのリシャール・ミル(RICHARD MILLE)氏は
大学を卒業後に幾つかのラグジュアリーブランドのマネージメントに携わり、
モーブッサン(Mauboussin)のCEOを最後に努めた後、
自身の名前の「RICHARD MILLE」を創業しました。
最初のコンセプトはF1や航空宇宙産業などで使われる最先端の素材・技術を妥協なく取り込み
コスト・時間を惜しみなく費やして2001年に作られた記念すべき第1作は
時計の概念に捕らわれない斬新な発想と未来的なデザインが世界にインパクトを与えました。
2001年に創業なので比較的若いブランドなんです(時計業界ではですが)
芸能人や著名人、スポーツ選手にも愛用者が多く
成功者の腕時計】
という言葉が今最も似合う時計ブランドではないでしょうか?
ここまでずっと腕時計の話をさせて頂いておりましたが何故この話をしていたかというと
何と眼鏡にもカーボン素材を用いたものがあるんです!

フレーム:GOLD&WOOD B16NE001 C-04 ¥90,720(税込み)
実際にに掛けて貰いましたので、カーボン素材の眼鏡の雰囲気をどうぞ!
中々この雰囲気は写真では伝わりずらいかと思いますので、店頭で是非手に取ってご覧ください。

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RYOSUKE SANO
【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
【profile】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
17年のキャリアを積んでいます。

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