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【神戸店】左右で大きく度数の違う不同視や強度乱視で製作範囲外のメガネレンズもお作り出来ます。

2017.12.14

こんばんは。
グラスファクトリー神戸店の佐野です。

先日、HPの視力測定予約からご予約頂き、ご来店いただきました30代の男性のお客様の
実例をもとにご紹介させて頂きます。

こちらのお客様は少し特殊な眼のお度数をされていて、左右の眼のお度数が大きく違う
”不同視”と言われる眼の状態でした。
一般的には左右の差が0.25D単位で8段階差の2.00D以内であれば、メガネでの両眼の
視力を同じように矯正することが可能ですが、こちらのお客様は18段階つまり4.50Dの
左右差がありました。
お話お伺いするとかなり眼が疲れるし、乱視のお度数もお強く、鮮明に見えないので
お困りになられておりました。

小さいときからメガネを掛けておられ、その左右のお度数差の大きいメガネを掛ける事には
違和感を感じず慣れておられました。
実際、掛けてきていただいた眼鏡のお度数も、
右眼がS-13.50 C-2.00 AX168
左眼がS-9.50  C-1.25 AX174 と約17段階差のあるメガネを掛けて頂いておりました。

この眼の状態を見させていただいた度数の数値を見てもお分かりいただけると思いますが、
乱視がお強く、おおよそ13.50Dを超える近視のメガネレンズの場合、
乱視度数も一般のレンズでは2.50Dまで程度が製作範囲となり鮮明な視界でレンズを
製作することが出来ないのが現状です。

ですが、ZEISS(ツァイス)のフリーフォーム設計により、一般的には製作範囲外の強度乱視の
メガネレンズも作成することが出来ます。

そのことをお伝えし、夜の眼の不正な乱視の影響を受けて見えにくい部分をその影響を受けにくい
ZEISS iScription®で最適化したお度数での製作をオススメしました。
不正乱視の影響を完全に改善することはメガネでは出来ませんが、この影響が少ないお度数に
最適化することで影響を受けにくい0.01Dのお度数で眼鏡レンズが製作出来ます。
それが一番下の度数数値です。

この0.01Dの超精密度数で眼鏡をお作りすると、上の画像のように夜モヤモヤっと広がって見えたり
白い線のように伸びたりする点光源の広がりを抑える事が出来、にじむような光の見え方を改善することが出来ます。

先日完成品をお渡しさせて頂きました。
製作範囲外で乱視の矯正が難しかった乱視度数も最適化されたことで
「何だか前よりもクリアに感じるし見えやすい」とお伝え頂き、そのまま掛けてお帰りになられました。

今までクリアに見えにくかったものが少しでもクリアに見え、
目の疲れが減り、楽になることを願っています。

今回ご相談のお客様のようにグラスファクトリーの視力測定コンテンツ内から
視力測定のご予約をお受付いたしております。是非、視力測定コンテンツをご覧ください。

・詳しいドイツ式ハーゼ理論に基づいた世界最先端の『両眼視機能検査』について下記のBLOGをご覧下さい☟

【ヒルトン梅田店】両眼視機能検査ってどんな検査なの?



RYOSUKE SANO
【KOBE STORE MANAGER】
【profile】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
16年のキャリアを積んでいます。

両眼視機能検査視力測定予約をお受付しております。
視力測定ご予約フォームはコチラ
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。