BRAND HISTORY
アラン・ミクリ(Alain Mikli)Alain Mikliアラン・ミクリは、1955年フランスのローヌ地方で生まれました。彼は、オーケストラの指揮者である父親と洋服の仕立屋である母親と共に、リヨン近郊のサント・コロンブで幼少期を過ごしました。
12歳の時、まだ自身をミクリと名付ける前、若きアランはパリにある眼鏡を専門とするフレネル眼鏡学院(lycée fresnel)に入学しました。フレネル眼鏡学院はスキルを学んだ場所であり、彼の言葉で表現するのであれば「ほぼ盲目の人向けの人工装具」のような眼鏡をかける他の学生に出会った場所でした。
デザインを始めた頃、彼も自分のために「人工装具のような眼鏡」を作っていました。それは眼鏡学院で学んだ「きちんとしていて、どこにでもあるような平凡な眼鏡」でした。しかし、その時代は長くは続きません。 「アイウェアの新時代を切り開く」という使命を掲げ、アランは23歳で自分の会社を立ち上げました。アランの言う「新時代」とは、視力へのニーズがアイウェアの概念やスタイルにとらわれることのない時代であり、人工装具が永遠にこの世界からなくなり、代わりに「眼のための宝石」が使われる時代です。これが、ブランド「アラン ミクリ」、そして「アイウェアデザイナー」というコンセプトのスタートでした。
モデルごとに(毎年最低400本の試作品が作られています)、そしてキャンペーンごとに、彼はイノベーションと挑発という彼のスタイルを確立しています。根気強く厳しい仕事人である彼は、絶え間なく新しいプロジェクトを創造し、驚くほどの斬新さで人々を魅了し続けています。