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【梅田店】趣味でしているサッカー用に製作したスポーツ用メガネについて

2023.09.29

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)国家技能検定 1級眼鏡作製技能士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

新設された国家技能検定資格により、「適切な視力測定」「レンズ選び」
「フレーム調整」
などの知識や技術を審査された国家資格『1級眼鏡作製技能士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

 

趣味でしているサッカー用に製作したスポーツ用メガネについて


今回はお客様の症例ではなく、私自身が趣味として行っているサッカーで使用している
スポーツ用メガネについてです。

まず、前提として私の眼は軽度の近視と乱視があり、強度のプリズムが必要な外斜位です。
それと老視もあります・・・。(年齢からすれば当然です)
不正乱視もあるので、ZEISS iScription(アイスクリプション)で微調整最適化を行っております。

私の度数
R:S-1.38 C-1.25 Ax89 ADD1.25 △6.00IN 0.25DN
L:S-1.50 C-0.88 Ax72 ADD1.25 △6.00IN

片眼に6.00プリズムずつあり、両眼で12プリズムの矯正の必要があります。

私の様に強度のプリズムがある方はコンタクトで矯正が出来ず、距離感や立体感が分かりにくくなりますし、
強度の乱視がある方はコンタクトでの矯正が効きにくいので、スポーツ用のメガネが作れるのが
最も効果的に矯正が出来ます。

スポーツ時に眼鏡でプレーする事にはデメリットもあるのも事実です。
・視野にフレームが入ってくることで邪魔になる

・視野が狭い

・フレームがズレやすい

などなどです。

上記のようなデメリットを極力感じにくく製作できるという点でルディ・プロジェクトのフレームを
選びました。

元々はロードバイク用のブランドでロードバイクに適したフレーム設計を行っていますが、
ロードバイクのように速度感の早いスポーツでは視野が狭くなりますので広い視野の確保が出来る
ハイカーブが必要となります。

こちらのフレームは6カーブレンズで製作するフレームでそうする事で顔の表面に沿う形となり、
広い視野の確保が可能です。
実際に掛けて見ても全くフレームが視界に入りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイカーブフレームは顔のカーブに沿って曲線が付けられているので、その分視野が広くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常のメガネに使われる事が多い4カーブとハイカーブ(6カーブ)を比較した時にサイドからの視界に約10°の差が生まれます。
ハイカーブ にする事でよりワイドな視界が実現できるようになります。
視野が広くなるのはメガネユーザーにとっては、最も嬉しいポイント!なのに何故あまり流通していないのかと言うと、度無しなら良いのですが、度入りになると、プリズム補正をしたレンズが必要になります。
プリズムを処方するには、難解な検査を必要とするため、プリズムの処方自体が難しく大手チェーンなどでは、プリズム処方自体を断っているケースがほとんどです。
グラスファクトリーでは、両眼視機能検査をベースに測定しているので、度入りのハイカーブフレームでも処方しております。

そして、ロードバイクの様に激しいスポーツ時にもズレが出ないようにノーズパットやテンプルが
しっかりと調整が出来るように作られているのも、スポーツ時の度数入りメガネ装用者にとっては
かなり重要な構造です。

使用後のレビュー

普段使用しているメガネとはサイズ感やカーブが違うので、かなり慣れるまでに時間がかかるかもと
思っておりましたが最初に少し揺れや歪みを感じる違和感がありましたが、1日使用すると慣れれました。
(慣れるまでの期間には個人差が大きい部分なので、あくまで私の場合です)

普段から遠近両用メガネを使用しているので、遠近両用での歪みなどは全く感じませんし、これだけの
ハイカーブではかなりの歪みが出るかもと思っておりましたが、ZEISSのインディヴィジュアル設計は
ハイカーブフレームでもその反り角を考慮してレンズが製作されるので、思っていたほどの歪みは
感じませんでした。


かなり激しく走りますし、身体がぶつかる事も多く、ヘディングもしましたがズレませんでした。
画像でもわかる通り汗だくです・・・。

 

実際の私の体験をもとにした内容となりましたが、いかがでしたでしょうか?
ご参考にして頂けたら幸いです。

 

 

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『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・国家資格 1級眼鏡作製技能士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
20年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
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