• TOP>
  • スタッフブログ>
  • 【ヒルトン梅田店】遠くの物が2つに見えると数年前に気付き悩んでおられた方の症例です。

【ヒルトン梅田店】遠くの物が2つに見えると数年前に気付き悩んでおられた方の症例です。

2022.11.26

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)国家技能検定 1級眼鏡作製技能士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

新設された国家技能検定資格により、「適切な視力測定」「レンズ選び」
「フレーム調整」
などの知識や技術を審査された国家資格『1級眼鏡作製技能士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

遠くの物が2つに見えると数年前に気付き、悩んでおられた方の症例です。

今回のご相談者様は40代の男性の方で、
数年前から「遠くの物が2つに見えている」と気付き、何軒もの眼科で相談
したのですが解決せず、困っているとの事。
その時に、弊社のブログで同じような症例の方を見て、諦め半分でしたが
ご予約を頂きました。

メガネをされていましたが、そのメガネでも視力は両眼ともに1.0が
出ており、視力には問題がありませんでした。
ですが、夜の見えにくさなども感じておられたので、現在の眼の状態に
合わせた視力検査をさせて頂きました。
それでもやはり2つに見えている事には変わりないので、
この2つに見えている事は、右眼と左眼の見ている像のズレから
起こっている事をお伝えし、ドイツ式両眼視機能検査を行いました。

その結果、左右に大きいズレがありました。
左右方向のズレに対しては、外眼筋で頑張って合わせようとする場合もありますが、この方は内斜位側にズレが出ておりました。
同じ左右方向のズレが大きい方でも、外斜位側にズレるのと内斜位側に
ズレるのでは、”複視”と感じる場合が多いのは内斜位側にズレるときの
方が多いです。

人はいわゆる”寄り目”が出来る事もありますが、内側に眼を寄せる眼筋の
方が強く、外に引っ張る眼筋の方が弱い場合が多いので、内斜位側のズレを
感じる方の方が”複視”を感じやすいです。

検査の結果で出た左右方向のズレを補正したものをテストフレームで
掛けて頂きました。

そうすると
「今まで何軒も眼科に行ったけど解決しなかった2つ見えるのが無いです」とお伝えいただきました。

まだ、製品のお渡しは出来ておりませんし、検査の時には感じていなかった違和感などは
必ずあるだろうと、慣れるまでのお時間などもしっかりとお話させて頂きました。

何年も悩んでいたのが解決できると分かって、
「もっと早くお店に来れたら良かった」とおっしゃっていただけました。

眼のお度数だけでは、なかなか解決できない問題もあります。
そのすべてが解決できるわけではございませんが、メガネで出来る事に
限りはありますが、
出来る限り楽に見ることが出来るようにと検査させて頂いております。

色々なところで相談したけどなかなか解決できないなどがある場合は、
下記の予約フォームよりご予約いただき、一度ご相談いただければと思います。

 来店フォームでのご予約

お電話、メールでのご予約

『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・国家資格 1級眼鏡作製技能士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
20年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
お受付しております。視力測定ご予約フォームはコチラ
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。