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【ヒルトン梅田店】世界最新の測定機器VISUFIT 1000が導入され、眼鏡士目線で見た重要性。

2022.09.25

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

世界最新の測定機器VISUFIT 1000が導入されました


この度、グラスファクトリーヒルトン梅田店に世界最新の測定機器「VISUFIT 1000」が導入されました。
まだこの「VISUFIT 1000」は国内でも数台しか導入されていない最新測定機器なのですが、
今日は、SS級認定眼鏡士からの目線でご紹介したいと思います。

まず、この「VISUFIT 1000」と先日まで使用していた「i.terminal2」との最大の違いは、
「より精密にお選びいただきましたフレームがお顔にどういった形状、位置で装着されているか」
が計測できるという事です。

メガネのレンズは目の前にありますが、そのレンズが目の前にどういった角度や位置であるのかによって見え方が大きく変わります。
もちろん適正な度数の測定もメガネ作成時には大切ですが、それと同等くらいこの
「眼鏡レンズが目の前にどういった角度や位置であるか」という事は大切です。

大まかに目安の値(角度や位置)で作られたメガネレンズで、
かなりレンズの歪みの少ない設計のレンズだとしても
この目の前のにどういった角度や位置で掛かっているかによって大きく見え方が
変わってしまうのです。
それこそ、変な角度で眼鏡がかかっていると測定した度数よりも無駄に乱視の度数が増えて
歪んで見えたり、
あるいは、必要な度数が出なくなり、何だか見えにくいなんて事も起こりうるのです。

以前までの「i.teminal2」という機械での測定でも、目の前にどういった角度や位置でレンズが目の前にあるかという事は計測しておりましたが、それを更に精密に測定が出来るようになりました。

以前までの「i.terminal2」という機械での測定ではお測りできなかった左右で違う眼とレンズの距離が
計測できるようになりました。
この左右で眼とレンズの距離が違えば、当然見え方に影響が出ます。
例えば、眼とレンズが近くなれば設定した度数より強くなりますし、眼とレンズが離れれば
度数はゆるくなります。

せっかくしっかりと度数を測定をしてもこの距離が違えば見え方も変わるのがメガネです。

今までの「i.terminal2」ではこの画像の様にテンプルという耳に掛ける部分が太い形状のフレームでは、
眼球の位置が分からず、大まかな眼とレンズの距離で測定するしかありませんでしたが、
最新の「VISUFIT 1000」では、この部分を透けて見ることが出来るので、精密に合わせる事が出来ます。
メガネにはアナログで、測る人次第で大きく見え方に影響する部分がまだまだ多くありますが、
アナログの時には、”目視”で”感覚”で”大まかに”合わせていた部分がデジタル化され、
より正確でパーソナルなレンズのオーダーメイドが出来るようになりました。

(頂点間距離という左右の眼とレンズの距離が違いますが、左右別で10分の1㎜単位で合わせれます)

眼鏡士としての目線で見た「VISUFIT 1000」は、先進のテクノロジーで今まで大まかにアバウトで
合わせていた部分がデジタルによって精密に合わせる事が出来る素晴らしい最新機器だと思います。

冒頭でお伝えしました通り、メガネの見え方はお度数の測定値だけが問題ではなく、その正確に測定して
お作りしたレンズが目の前にどういった角度、位置であるかによって大きく見え方に影響が出るものですので、

「お度数は正確に合わせているのになぜかしっくりこない」
「合わせた見え方より見えにくい。や度数が強く感じてしんどい」
など、お度数の測定値だけでは解決できない見え方の問題を解決できるようになりました。

是非、最新の機器での測定をご体感ください。

 

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お電話、メールでのご予約

『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
19年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
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