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【ヒルトン梅田店】深視力検査機での分かりやすい奥行き知覚(立体視)テスト

2021.08.15

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

先日の深視力検査機を導入した事をご案内するブログを見て頂き、
早速ご来店いただいたお客様もおられました。

その方にお伺いしたところ、昔は2種免許や大型免許のみに必要だった深視力検査が
新たな免許の種類の準中型(5tまで)や中型免許(8tまで)にも必須検査項目となっているようです。

免許の区切りが変わる前に取得している方は、普通免許で中型まで付いているのですが、
割と最近の普通免許取得の方は準中型までしか付いていないようです。

今回ご来店いただきました方は、その準中型(5tまで)の取得に深視力が必要検査なので、
との事でした。

5tや8tまでのサイズだと配達や集荷などに使う小さいトラックでも必要になってくるのでは
無いでしょうか。

早速測定した結果から
今までお使いいただいておりました眼鏡での深視力テストは
奥から手前が4.5㎝ズレ、手前から奥が2.0㎝ズレでした。
前後2㎝以内が合格ですので、ギリギリ手前から奥は合格範囲内ですが、
ギリギリなので、今のままでは一か八かの状態です。

そこからお度数の測定、両眼視機能検査をさせて頂き、奥行き知覚(立体視)に関わるプリズムの補正
をさせて頂いたあと再度深視力検査を行った結果が、
奥から手前が0.0㎝、手前から奥が0.5㎝と圧倒的に合格の基準をクリアする結果となりました。

この方はかなり少量の斜位でしたので、プリズム量も少なかったですがこの結果となりました。

実際測っている私自身が比較的強い10プリズムの外斜位を持っているので、私自身も測ってみました。

プリズム補正の無い度数を掛けてテストすると

奥から手前が3.0㎝のズレ、

手前から奥が1㎝
のズレでした。

10プリズム外斜位を補正したメガネを掛けての結果が

奥から手前が1.0㎝のズレ、

手前から奥が0.5㎝
のズレとなりました。

少量のプリズム量でも、比較的強いプリズム量でも、両眼視機能検査による斜位の補正を
プリズムメガネで行うことが、奥行き知覚(立体視)には必要な結果が分かりやすく出ていると
思います。

上記の様に特殊な運転免許のみならず、
・よく物をつかみ損ねる
・よく躓く
・段差が分かりにくい
・文章を読んでいて、行が変わるとどこを読んでいたか分からなくなる
・3D映画がよくわからない

等をお感じの方は、斜位がある可能性がありそれによって、奥行き知覚(立体視)が出来にくい
可能性がございます。
是非、下記測定予約フォームより測定予約いただき、ご来店いただければと思います。

 来店フォームでのご予約

お電話、メールでのご予約

『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
19年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
お受付しております。視力測定ご予約フォームはコチラ
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。