【ヒルトン梅田店】認定眼鏡士としてフレーム選びで重要なこと

2021.07.01

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

今日は珍しくフレーム選びのお話です。
自店の工藤のブログでも度々ご紹介致しておりますが、認定眼鏡士として重要に思うフレーム選びです。
(工藤のブログはコチラ)

【ヒルトン梅田店】メガネのサイズ選びは大事!目の距離が近い人にオススメのメガネ!

メガネは視力補正用具である以上、その方の目のお度数、プリズム量に合わせた
フレームを選ぶことは非常に重要なのですが、瞳孔間距離(黒目と黒目の間の距離)も
物凄く重要な要素になります。

例えば、黒目と黒目の間の距離が短く、お度数が強い方
”カッコイイから”、”オシャレだから”
という理由で大きいフレームを選ぶとそもそもレンズの大きさが足りなかったり、
すごくレンズの厚みが出てしまったりします。

上記の様に、そもそもレンズの大きさが足りないとなると一般的なレンズ(既製品のレンズ)は
レンズ径が決まっている為、眼鏡を製作する際の瞳孔間距離とレンズの光学中心を合わせて作らなければ
ならないところを、レンズが入るようにズラして製作するという最悪の方法をとらなければならない場合も
あるのです。
この光学中心と瞳孔間距離がズレると必要のないプリズムが発生します。
そうすると、余計な眼精疲労や像のズレやブレを感じます。

グラスファクトリーでお取り扱いするZEISSのレンズはオーダーメイドレンズの為、選んでいただいた
フレームに合わせて製作するので、そのような事は起きませんが、それでも強度数になればなるほど
製作できるレンズのサイズには限界があります。

たとえレンズ径がギリギリ足りて製作できたとしても、必要以上にレンズが厚くなると、
厚くなった部分にはまた必要のないプリズムが発生します。
ですので、その方の瞳孔間距離とフレームの瞳孔間距離は非常に重要なフレーム選びのポイントに
なります。

メガネフレームを選ぶ時に、
”好きなブランドだから”
”好きな芸能人が掛けていたから”
”オシャレだから”

というだけで選ぶと上記のサイズが合わなかったりしますので、
まずは目のお度数やプリズム量をお測りし、瞳孔間距離を見た上でオススメのサイズ感のフレームを
ご提案致します。
もちろんその中にはお好きなブランドだったり、お好きな雰囲気の物もあるかもしれません。
そうやってお選びさせて頂いたフレームの方が、メガネ完成品として掛けやすい物に仕上がると
思います。

メガネはフレームだけでは完成しません。レンズだけでも完成しません。
フレームとレンズ、そしてその方の目の状態が合わさってメガネとなりますので、
是非、そういった事もご相談いただければと思います。

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『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
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メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
19年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
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