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【ヒルトン梅田店】弱矯正の緩い度数のメガネは近視抑制に逆効果!!20代の女性の実例です。

2020.10.29

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

今回ご相談いただきましたのは、20代の女性の方です。
左右の視力やお度数が大きく違う、いわゆる”不同視”の方です。
20代の女性という事もあり、ほとんどのご生活はコンタクトがメインで生活されてました。
お伺いすると、コンタクトは以前測った度数のまま買い続けているとの事。


ソフトコンタクト度数は
R:S-4.50 視力0.6
L:S0.00 視力0.5 両眼視力0.8の弱矯正でした。

以前のブログなどでもお話させて頂いておりますが、この方の様に不同視の方は
それまでに使っているメガネやコンタクトの状況でこれからの掛けれる度数が変わってきます。
ですので、上記の様に途中まではコンタクトを購入する際に定期的に測っていたが、
それから定期的な測定をせずにネットなどで同じ度数を購入し続けているという方は、
いつまでたっても完全矯正に進める事が出来なくなってしまう場合がございます。

昔のメガネやコンタクトの測定度数の考え方では
「度数を強くすると近視が進むなどの考え方が多く、完全矯正値まではせずに、
少し緩めの度数で掛けるというのが一般的な測定方法として多くありました。
もちろん過矯正(必要以上の度数)はダメですが・・・。
(低補正眼鏡処方は近視抑制に‐19%と一番悪い結果となっています)

最近の最新の研究結果では、必要以上に強い過矯正であっても、緩めに合わせる度数の弱矯正であっても
近視は進行するという研究結果が発表されています。
「近視を進行させたくないから、弱く合わせる」という昔の考えでの測定は逆効果という事です。
近視の進行を抑制するには必要最小限でピッタリに合わせた完全矯正が最適という事です。

過矯正でも弱矯正でも「ぼやけた見え方」は近視を進行させるという事です。
更に今の生活では、スマホやタブレット、PCという近くの物を見る事が増えていることで
調節力が弱いいわゆる”スマホ老眼”が若い世代から出ていることも問題ですが、
手元よりにピントを合わせた状態が続くとその距離を見やすいように眼が順応する為、
眼軸長(眼の前後の長さ)が伸びたり、屈折力(眼の度数)が手元よりになり近視が進むと
言われています。

話がだいぶ逸れましたが、上記の今回ご相談の女性は、長らく弱矯正のコンタクトで生活して
いたことで、より近視が進んだのではないかとも考えられます。
今回の女性はまだ20代という事で目の順応力があるので、少し慣れるまでの期間は掛かると思いますが
完全矯正で合わさせて頂きました。

驚くのは20代という年齢からは考えられないくらいの調節力の弱い眼をされています。
(上記の表の加入度数の部分)

スマホを見る時間が長い事でスマホ老眼になっている方は最近お測りしている方では多いのですが
ここまで調節力が弱くなっていることは、上記に書きましたが弱矯正のままのコンタクトで、
焦点距離が短い度数で見ていたので、完全矯正を掛けた時には焦点距離が延びるので、
手元にピントを寄せるピント調節筋が弱いと手元に合わせることが出来ずぼやけてしまいます。

ですので、遠近両用のレンズでご製作させて頂きました。
少し慣れるまでのお日にちは掛かると思いますが、今回のメガネが掛けれるようになることで、
今までの眼の疲れ(眼精疲労)やそこからくる肩こり、頭痛の改善であったり両眼で見る事による
立体視が出来るようになります。

上記の様に左右で見え方が大きく違う不同視や調節力の弱いスマホ老眼など、
ご予約いただきご相談いただければと思います。

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お電話、メールでのご予約

『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
19年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
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