2020.03.24
tag：ZEISS, メガネ, アイウェア, 眼鏡, 大阪, 神戸, 梅田, グラスファクトリー, GLASSFACTORY, 両眼視機能検査, 視力測定, 眼位矯正, ツァイス, 眼精疲労, メガネレンズ, 立体視, ポラテスト, プリズムレンズ, 斜位, プリズムメガネ, 疲れ目, 三ノ宮, ハーゼ理論, 兵庫, カバーテスト, 眼球運動
このブログをご覧の方からのご紹介で、以前ご来店頂きましたこちらの60代の男性のお客様。
ご来店、開口一番に「すごく眼が疲れるんやけど、プリズムメガネってのが楽になると聞いたんやけど・・・。」
とご相談いただきました。
それでは、ということで、まずは眼の状態を見させていただきました。
一見しては眼位のズレの無いように見えます。
お度数的にはそれほど珍しい度数という訳でもなく極端に乱視がお強いということも無い眼のお度数の状態でした。
ただ、視力の測定中から、
「ちょっと待ってな、ちょっと分かりにくくて・・・。」や
「2重に見えてるから・・・。ちょっと待って」とお伝え頂く回数も多く、
眼位（視線）のズレが原因でこの判断のしずらさや2重に見えている現象が起きているのだなと
感じ、完全矯正度数を確定後、カバーテストを行いプリズム測定（両眼視機能検査）をさせて頂きました。
「運転してても距離感が分かりにくいし、ゴルフをしてても距離感が合わないし、
傾きやアンジュレーションが分からへんし、めちゃくちゃ眼が疲れるのよ・・・。」とお伝え頂きました。
この方の場合は内斜位で、左右の視線を合わせるのにもかなり眼の筋力を使う眼位（視線）のズレがありましたが、
それだけじゃなく、上下にも眼位のズレが大きく、かなりその視線を合わせるのに目を動かす筋力を使う
目をされていましたので、お伝え頂いた通りかなり眼が疲れるでしょうし
「疲れてくると2重に見える」見え方や「傾きが分からない」などの症状は納得でした。
まず、最初にお作りするプリズムメガネとしては慣れにくい程度のプリズム量でしたので、
第1段階として掛けて慣れて頂ける程度のプリズム量にとどめ、段階を経て完全なプリズム量まで
調整を入れる事をご説明し、製作させて頂きました。
ゴルフでズレないメガネとして掛けて頂くことを含めてフレームはIomic（イオミック）のモダン付きの
フレームでレンズは運転時の見やすさを考え、ZEISS DriveSafe Lens（ツァイス ドライブセーフレンズ)で製作させて頂きました。
実際にお渡し時、掛けた瞬間は「うわっ！！」「慣れへんな～」とお伝え頂きましたが、
これでもまだ完全なプリズム量ではないので、段階的に合わさせて頂くことをお伝えしました。
今回製作したプリズムメガネは、この方にとって完全なプリズム矯正値ではないですが、
日頃の運転時の目の疲れが減り、ゴルフをする時の距離感やグリーンの傾き、アンジュレーションが
判断しやすくなり、眼の疲れが軽減できることを祈っています。
その後、お電話でお話お伺いすると
「非常に見やすくて、このプリズム眼鏡眼が楽になり助かってます！！」とお伝え頂きました。
この方のように、お度数も極端に乱視がお強いなど特殊な事も無く、一見しては分からないけど
凄く眼が疲れる、距離感が合わない、モノが2重に見えるなどの症状がある方は、この眼位のズレが
原因かもしれません。
無意識なので実感が無いと思いますが、必要以上に眼を動かす筋肉が頑張って視線を合わせていることで
疲労してしまい、少し体調が悪いときや疲れがたまってくると2重にブレて見えるなど、思い当たる事が
ある方は、是非、ご来店ご相談ください。
グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
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