2019.11.14
tag:視力検査, 神戸, トムフォードメガネ, ZEISSメガネ, 視力測定, 眼精疲労, 目の疲れ, 不同視メガネ, 不同視眼鏡, 製作範囲外度数メガネ製作, 製作範囲外度数メガネ, 強度乱視, 乱視矯正, 不同視眼鏡製作, 疲れ目改善, 目の疲れ軽減, 眼精疲労軽減, 眼精疲労改善, トムフォードメガネ三宮, ツァイスメガネレンズ, ZEISS眼鏡レンズ, パソコン作業が多く疲れ目、眼精疲労を感じる方
こちらのお客様は少し特殊な眼のお度数をされていて、左右の眼のお度数が大きく違う
”不同視”と言われる眼の状態でした。
一般的には左右の差が0.25D単位で8段階差の2.00D以内であれば、メガネでの両眼の
視力を同じように矯正することが可能ですが、こちらのお客様は18段階つまり4.50Dの
左右差がありました。
お話お伺いするとかなり眼が疲れるし、乱視のお度数もお強く、鮮明に見えないので
お困りになられておりました。
小さいときからメガネを掛けておられ、その左右のお度数差の大きいメガネを掛ける事には
違和感を感じず慣れておられました。
実際、掛けてきていただいた眼鏡のお度数も、
右眼がS-13.50 C-2.00 AX168
左眼がS-9.50 C-1.25 AX174 と約17段階差のあるメガネを掛けて頂いておりました。
この眼の状態を見させていただいた度数の数値を見てもお分かりいただけると思いますが、
乱視がお強く、おおよそ13.50Dを超える近視のメガネレンズの場合、
乱視度数も一般のレンズでは2.50Dまで程度が製作範囲となり鮮明な視界でレンズを
製作することが出来ないのが現状です。
ですが、ZEISS(ツァイス)のフリーフォーム設計により、一般的には製作範囲外の強度乱視の
メガネレンズも作成することが出来ます。
そのことをお伝えし、夜の眼の不正な乱視の影響を受けて見えにくい部分をその影響を受けにくい
ZEISS iScription®で最適化したお度数での製作をオススメしました。
不正乱視の影響を完全に改善することはメガネでは出来ませんが、この影響が少ないお度数に
最適化することで影響を受けにくい0.01Dのお度数で眼鏡レンズが製作出来ます。
それが一番下の度数数値です。
この0.01Dの超精密度数で眼鏡をお作りすると、上の画像のように夜モヤモヤっと広がって見えたり
白い線のように伸びたりする点光源の広がりを抑える事が出来、にじむような光の見え方を改善することが出来ます。
先日完成品をお渡しさせて頂きました。
製作範囲外で乱視の矯正が難しかった乱視度数も最適化されたことで
「何だか前よりもクリアに感じるし見えやすい」とお伝え頂き、そのまま掛けてお帰りになられました。
今までクリアに見えにくかったものが少しでもクリアに見え、目の疲れが減り、楽になることを願っています。
グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
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