2019.06.14
こんにちは。
ヒルトン梅田店 Vision Expert(ヴィジョンエキスパート)のSS級認定眼鏡士 佐野です。
まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。
身近な機器のデジタル化や情報ツールの発達などの影響もあり、「眼精疲労」への注目が高まっています。
①調節性眼精疲労
②筋性眼精疲労
③不等像性眼精疲労
④症候性眼精疲労
⑤神経性眼精疲労
の5つに分類されます。
中でも、視線のピント調節や視点のズレが目に負担をかけていると考えられる①②③は
メガネ販売の観点から改善につながるご提案が可能です。
ピント合わせ(調節)と両目の視線を一点に合わせる機能は密接に連動しています。
ピントを合わせようとすると両目の視線が目標物に合わず、視線を合わせようとするとピントが合わないといったジレンマによって目に大きな負担がかかります。
私たちはピント合わせと視線のズレを測定し、楽に両眼視ができるメガネをご提案できるように努めています。
長時間パソコンやスマホの画面を見ているうちに目の筋肉に疲れがたまって、一生懸命に物を見ようとするほど肩こりや首筋の凝りにつながるケースもあります。
お客様にも「肩や首筋が凝る」「頭が重い」「目の奥が熱い」と表現される方がいらっしゃるため、問診の段階で実際どのくらいの距離で画面を見ているのかを模擬的に測り、普段の生活から目が疲れる理由を探るようにしています。
度数やフィッティングがうまくいってないメガネを長時間使用する事で目に負担がかかることは考えられます。
レンズには光学中心というものがあり、視線と光学中心がぴったり合っていないと像が歪んでしまいます。
その歪みにはある程度すると慣れますが、同時に無理をしている状態でもあるので、目への負担も発生します。
さらに身近なケースでは、量販店などで売られている安価な老眼鏡や度なしのファションメガネ・サングラスが目に負担をかけているということも。
メガネのレンズは適切な審査が必要ですが、そういった審査を通していない出来合いのメガネを使用していると、レンズの歪みがそのまま目に影響することもあります。
メガネを仕立てるにあたり目のことを調べるのは当たり前のことだと考えていますので、問診と予備検査を含む両眼視検査には、特に力を入れています。
その分、どうしても時間が掛かってしまいますが、それも目に負担なく快適にメガネを掛けて頂きたいからこそ。お客様の生活に寄り添う眼鏡をご提案することを大切にしています。
目に負担を感じていらっしゃる方やこれからメガネを作ろうと考えていらっしゃる方には、是非相談頂きたいです。
・詳しいドイツ式ハーゼ理論に基づいた世界最先端の『両眼視機能検査』について下記のBLOGをご覧下さい☟
RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
17年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査の視力測定予約を
お受付しております。視力測定ご予約フォームはコチラ。
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。