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【神戸店】遠近両用の近くが見えにくい!疲れ眼解消プリズムメガネの実例

2017.09.30

こんにちは。
グラスファクトリー神戸店の佐野です。

今回は、先日ご来店いただきましたお客様のプリズムメガネの実例をもとに
ご紹介いたします。

こちらの女性のお客様、こちらの「疲れ目、目の疲れ、肩こり、頭痛を解消 プリズムメガネ処方の実例」
ブログをご覧頂き、疲れ目を減らせるレンズがあると知って頂きご来店いただきました。

現在2本の遠近両用眼鏡をご使用になられており、どちらも約1年前にお作りになられたとの事。
だけれども、近くの見えにくさと瞼の痙攣や、眼の奥を押されるような目の疲れ・疲れ眼を
ほぼ毎日のように感じており、悩んでおられました。

軽度ではありますが、頭痛、首や肩の凝り、めまいを感じることもあるとの事でした。

まずは、眼の状態を見させていただきました。
やはり昼と夜との眼の状態の変化が大きく、昼はあまり不正な乱視の影響が無く、

夜になると不正な乱視の影響の多い眼をされておりました。

完全矯正度数をお測りし、夜の不正な乱視の影響を少なくする度数に最適化する、
精密度数ZEISS i.Scription®処方を行いました。

そして、カバーテストを行うと微量眼位の動きがみられました。
眼精疲労、頭痛、肩こり、めまいなどの自覚症状もあり、両眼視機能検査を行いました。

両眼視機能検査とは左右別々の眼から入った情報が、脳で上手くひとつに融合されているか
どうかと言うことです。この脳で上手く融合されているかを調べる事なのですが、詳しくはこちらのブログをご覧下さい。

測定の結果、目が外側から内側へ動くのが見られましたので、外斜位という目が元々外向きにある事が分かりました。

右眼、左眼共に0.5プリズムあり、外斜位なので基底方向は内方(base in)で処方しました。
これにより、無意識に必要以上に頑張って目を寄せていた、眼の筋肉と脳の疲労を減らすことが出来ます。

更に、この方がご使用頂いているのは遠近両用レンズなのですが、
人は近くのモノを見る時に眼を内側によせます。この内側によせるのに合わせて遠近両用レンズの
近用部分は遠用部分よりも内側に寄せて作られていますので、その近用部分の見やすい位置に眼を寄せるのも
負担が減り楽に近くが見やすくなり、目の疲れ、眼精疲労、肩こりが軽減します。

実際にお使いいただき1週間程度の時に、フレームを少し曲げてしまったと調整で
ご来店いただきましたのでお伺いすると、近くの見えにくさも解消されて、肩こりや頭痛、
毎日のように感じておられた目の疲れが楽になってきています。との事でした。

この実例の方のプリズム量は、ごくわずかな軽いプリズム量ではありますが、
それでも実際の見え方には違いがあり、症状が改善したとご体感頂けています。
ご体感頂ける違いには個人差はあると思いますが、
「なんだか目が疲れるな~」
「疲れ眼がひどい、肩こりがひどい。」
「頭痛やめまいがある」などをお感じの方は眼の疲れに原因があるかもしれません。
是非、神戸店にご来店頂き、ご相談下さい。


RYOSUKE SANO
【KOBE STORE MANAGER】
【profile】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
16年のキャリアを積んでいます。