2024.03.25
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こんにちは。
グラスファクトリー神戸店の高橋です。
東日本大震災をはじめ、阪神淡路大震災や新潟県中越地震など、日本では大規模な震災がたびたび発生します。
現在では南海トラフ巨大地震が起こる可能性も示唆されており、いつまた大地震に見舞われるか分かりません。
震災時は何かと衛生面の確保が難しくなります。
コンタクトユーザーさんもそうで無い方も災害時のために、非常用メガネを持つことをおすすめします。
今回は万が一の災害に備えた防災グッズとしての「眼鏡」についてお話ししたいと思います。
災害時は、コンタクトレンズよりもメガネがおすすめです。理由は以下の通りです。
コンタクトレンズは洗う手間があるので、避難生活を送る災害時には向いていません。現在では水道水で洗えるコンタクトレンズもありますが、災害時は自由に水が使えない可能性が高いです。また、災害時は衛生面が心配あります。
日本コンタクトレンズ協会も「被災地では、衛生面で様々なことが危惧されます。出来るだけ、メガネに切り替えるようにしてください。」と、呼びかけています。
参照:日本コンタクトレンズ学会
洗浄のいらない1dayタイプも、避難生活はいつ終わるか分からないので、どれだけの数を防災リュックに入れれば良いのか分かりません。もしもコンタクトレンズを防災リュックに入れておきたいなら、合わせてメガネも入れるようにしてください。
日本眼鏡関連団体協議会は、災害に備えてメガネレンズのデータ(処方箋)の控えを、大切に保管するように呼び掛けています。
メガネを購入された際、お店によってはレンズ袋(左右分)またはレンズの度数を記載した控え(記録)をお渡しするところもあります。その場合は、どちらも防災グッズで保管するようにしましょう。
引用:日本眼鏡関連団体競技会
たとえば地震でメガネが壊れたときなど、新しいメガネを購入しなければいけないケースもあります。いざというときのために、メガネレンズのデータの控えも防災リュックに入れておいてください。
メガネの度数ですが、普段用のメガネと同じ度数にしてください。
普段用のメガネよりも度数が強かったり弱かったりすると、見え方に影響が出ます。
災害時には心身ともに大きな負担がかかるので、度数が合わないメガネをかけると、さらにストレスがかかります。
非常用メガネは定期的にメンテナンスをして、異常がないか確認してください。
メンテナンスをするときは、以下のポイントに気を付けましょう。
フィッティングがズレていたり、ネジが緩んでいたりした場合は、メガネ屋さんで見てもらってください。
非常用とはいえ、メガネのメンテナンスを長い間行わずにいると、いざ使い始めたらすぐに壊れることがあります。
一年に一度は、メンテナンスをするのがおすすめです。もしくは、非常食や水を入れ替えるときに、メガネもついでに点検しましょう。
今回は非常用メガネの重要性や、適しているメガネについてお話してきました。
今後も大きな地震が、いつ自分の身に降りかかるか分かりません。
災害時に視界が悪いと死活問題なので、メガネユーザーの場合は防災リュックに非常用メガネを入れておきましょう。
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