【堀江店】世界最先端 ZEISSの測定器で眼鏡を作ると何が違うの⁇

2022.05.12

こんにちは

いつもグラスファクトリーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

「安いレンズも高いレンズも“見え方”なんて一緒でしょ⁉」なんて言葉を耳にします。

果たして本当にそうなんでしょうか?

 

今回は『従来の眼鏡店の測定器とZEISSの測定器の“違い”』について。

 

まずはグラスファクトリー全店で導入しております世界最先端 Carl Zeiss機器の紹介を。
(※詳細はZEISSのHPより抜粋)

 

自動自覚屈折測定機器ユニット

➀ZEISS VISUSCREEN 500 & VISUPHOR®500

屈折測定が正確であればあるほど、眼鏡の見え心地は良くなります。

ZEISS VISUPHOR 500デジタルフォロプターやZEISS VISUPHOR 500視力表など、ZEISSが提供する自覚的屈折測定の最先端機器は、心地良い視力検査体験を約束するだけでなく、精密な測定結果を提供します。様々な追加のテスト (フォングラーフェ法、ショーバーテスト) と組み合わせることで、斜位、単眼視力および両眼視力を確認し、視覚ニーズにぴったり合った最適なレンズ処方を提供することができます。

最新のZEISS自覚屈折測定ユニットは、屈折測定の主要な要素である視力表とフォロプターをスマートに一体化し、被検者にとって心地良い視力測定体験を提供します。
ZEISSの最新機器では、屈折測定に要する時間を短縮しながらも、事前に自由に設定できるワークフローに基づいて安定した正確な測定が可能です。
この後、次にご紹介する ZEISS i.Profiler®plus で取得した他覚屈折測定結果のデータをZEISS VISUPHOR 500に簡単に転送することができるため、効率良く自覚屈折測定に移ることができます。

 

 

自覚的屈折測定、自動で高次元データを取得可能

➁i.Profiler®plus(アイ・プロファイラー プラス)

“同じ目は二つと存在しません”

ひとりひとりの眼に最適なレンズを提供するには、眼についてのさまざまな情報を集める必要があります。ZEISS i.Profiler®plusは、ひとりひとり異なる眼の詳細なプロフィール情報を取得します。瞳孔が散大した時の視覚を測定し夜間も見えやすい度数処方と、高解像度の波面測定で包括的な視覚プロフィールを提供します。

目にしっかり合った見えやすいレンズを作るには、目のより詳細な情報が必要です。i.Profiler® plus は自動的に非常に詳しい視覚プロファイル情報を取得するため、お客様を質問責めにしなくても多くの情報が得られます。

 

ZEISSのセントレーションシステム

③i.Terminal® 2(アイ・ターミナル2)

 

ZEISSのセントレーションシステム、i.Terminal® 2は、更に進化したレンズのカスタマイズを可能にするため、フィッティングパラメーターを0.1mm単位で測定します。

i.Terminal® 2 は、レンズ設計に必要な全てのフィッティングパラメーターデータを60秒で取得します。
取得できるデータ:
•Fフレームデータ(A、B、DBL)
•瞳孔間距離(PD)
•単眼瞳孔距離(Mono PD)
•アイポイント
•角膜頂点間距離(BVD)
•前傾角(PA)
•そり角

 

視覚の快適性を最大化するため、フィッティングは非常に重要な役割を果たします。フィッティングのミスによって、レンズ性能を最大40%損なう可能性があります。i.Terminal® 2 はパラメーターをワンクリックで、0.1mm単位の精密性で測定します。クレーム率および不適応の減少につながるだけでなく、レンズ装用者のリラックスした視界につながります。

 

④ZEISS VISULENS® 500自動レンズマスター

 

眼鏡レンズおよびコンタクトレンズの度数を簡単測定。ZEISS VISULENS 500オートレンズメーターにより、素材や屈折率、アッべ数に関係なく、簡単に素早く眼鏡レンズの度数を測定できるようになりました。また、ZEISS VISULENS 500は、高度な紫外線透過率測定システムを搭載。365nmから405nmまでの4つの異なる波長を同時に分析することで、眼鏡レンズの紫外線カットレベルを測定することができます。

 

前置きが少し長くなりましたが、結局何をお伝えしたいかというと➀~④の機器を連動させることで、従来の眼鏡にはなかった“見え方の質の向上”が期待できます。

はっきり見える1.0の視界もあれば、ぼんやりと見える1.0の世界もあります。
そして1.0以上はっきりと見える眼鏡が長時間のデスクワークに向いているかといえば、、、
人間の眼はそんなに簡単なものではありません。

最先端の測定器を用いることでフレームの形状やデザインを損なうことなく、レンズ周辺部分の不快に感じる部分(収差)を極力取り除くことが可能になりました。

携帯やスマートフォン・デジタル端末が発達し、ライフワークが多様化した現代においてレンズのクオリティ(見え方)が今も昔も一緒だなんてことは決してないのです。

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