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深視力は奥行きを測る力? 視力があっても深視力試験に受からないあなたに「深視力メガネ」をご紹介します

2022.05.06

こんにちは。
いつもグラスファクトリーのブログをご覧いただきありがとうございます。

この記事では、
・大型の乗り物を運転する方
・視力は良いのに深視力検査が通らない方

・深視力検査に通ったが、深視力に不安がある方
上記の方向けに深視力が上がる「ものの奥行きや立体感」を感じられないあなたにおすすめの深視力を矯正する眼鏡をご紹介いたします。

※グラスファクトリーでは深視力検査器を導入しておりますが、深視力検査のみのご利用はご遠慮いただいています。
深視力検査に対応した眼鏡をご購入される前提となっておりますので、ご確認の上ご来店下さい。

深視力検査とは、中型大型トラック、バス、飛行機など大型の乗り物を運転する際に必要な検査です。

深視力ですが、視力のある方でも意外と苦戦する方は多くいます。
深視力の検査があり不合格となってしまった場合、いくら運転が上手でも免許を取得することは不可能になります。

また、深視力は免許取得の後、免許を更新するたびに検査を受ける必要があるので、お仕事にされている方には鬼門とも言えるテストだと思います。

では次に、深視力についてご説明しますね。

 

深視力とは

深視力とは簡単に言えば、距離感や奥行き、モノを立体的に見る視力、立体視の事です。

遠くをきちんと見れているかどうかを測る通常の視力検査とは違い、深視力検査は「距離感や立体感」をきちんと測れているかを測るテストです。

初めて大型免許、中型免許、準中型免許、けん引免許、普通二種免許、中型二種免許、大型二種免許を取得する場合や、免許を更新する度に、通常の視力検査以外に深視力検査という遠近感を捉える目の能力を検査されます。

また、タクシーやバスの2種免許や大型免許はもちろんのこと、最近では電車の運転士やパイロットの資格試験や適性テストにも適用されています。

例え上記のような特殊な免許を必要としない方でも、車やバイクの運転やスポーツなどの場合には
この立体視は非常に重要になります。
・事故は無いが、最近車や歩行者の認識能力が下がったと感じる
・スポーツではボールとバットの距離が分かりにくく、球技が苦手
などの方は、この立体視が正常に出来ていない可能性があるんです。

 

大型の乗り物の免許に深視力がどうして必要なのか

たまに
・普通車に乗られている方で並走している際、必要以上に近寄って運転している人
・白線の片方に以上に寄って運転している人
がいますよね。

「なんて注意力が無いんだ」「運転が下手だな」「ちゃんと見れば分かるだろうに」と思われる方も多いと思いますが、このような方は深視力が低く、周りの車と自分の車との距離感を正確に把握できていないためである可能性があるのです。

運転をする場面では、奥行や大きさなどを推測し、通れるか通れないかなどを瞬時に判断しなければなりません。この能力がなければ事故を起こしてしまう可能性は極めて高くなります。

深視力が無い状態で運転をしているだけででも危険なのに、普通自動車よりより大きく距離感を図るのが難しい大型の乗り物を運転していると、事故に遭う確率もより大きくなってしまいます。

深視力は物の距離感や立体感をきちんと認識し判断できているか、危険を察知する能力を測る重要なテストなのです。

 

左右の視線のズレ(両眼視異常)が深視力に受からない原因!?

深視力が立体感や距離感を測るテストだとすれば、
検査に合格できないというのは立体感の欠如が原因と言えます。

一般的に目が良い=視力が良いと言われていますが、視力は十分なのに深視力検査に受からなかった、といったことも多々あります。
何度深視力検査を受けても合格できないという方は、もしかすると視力以外の機能の低下で深視力が低いのかもしれません。

根本として、深視力試験に合格できない原因は次の3つが考えられます。

1、単純に視力が悪い
2、試験の要領が分かっていない
3、両眼で物を見て立体感を測る機能が欠如・低下している

まず初めに一般的な視力検査で作られた眼鏡で受からなかった場合、
多くの方が「試験の要領が分からない」と思い、コツやタイミング、勘などが深視力の予測検索に出てきます。
もちろんそういった原因もあり得るかもしれませんが、それで何回受けても通らないことがあるでしょうか?

目に病気は無かったし、視力も悪くない。
もうどこに相談すれば良いのか分からないといったご相談も多くあります。
そんな中であまり目立たない大きな原因の一つが「3、両眼で物を見て立体感を測る機能が欠如・低下している」です。

視力が良いのに深視力検査に受からない方の大きな原因の一つは、
両眼で物を見て立体感を測る機能「両眼視機能」の不具合が原因だと言えます。

 

両眼視機能の不具合の原因(一部)は
・片眼の視力がほとんどない場合
・左右の視力差、度数差が大きすぎる場合
・メガネやコンタクトレンズを装用しても、十分な視力の得られない場合
・斜視や斜位のため、両眼のチームワークが得られないか、不十分な場合
・「右眼・左眼のそれぞれから脳に送られた2つの物体像を 脳で1つの物体像として統合する能力」の欠如か不十分な場合
などが挙げられます。

そしてその両眼の見え方のバランスを測る両眼視機能検査は通常の眼鏡店や眼科でもされていないこともある特別な検査機器なんです。
深視力を高く保つためには視力だけではなく、両目のバランスも必要となってきます。

 

 

グラスファクトリーの両眼視機能検査

グラスファクトリーでは、『ドイツ式ハーゼ理論に基づいた世界最先端の両眼視機能検査』を導入しております。

自然に両眼を開けたままで「視線の向き」「遠近感」「視力のバランス」等をチェック・矯正をすることによって深視力・立体視・距離感等の改善はもちろんのこと、「見る」という行為に余分な力を使わずにすむようになり、より快適なメガネをお作りします。

人は、約6㎝~7㎝程度、左右の目が離れています。
その事で左右の目が微妙に別々の角度から一つの物を見ます。
そうすることで、その見ている物までの距離感や奥行き、その対象物の立体感をとらえる事が出来ます。
(※左右のお度数差が大きいと像のサイズが異なる場合がございます。)

ですが、この右と左で別々の角度から見ている像がキレイに同じ場所で重なっていればいいのですが、
斜視や斜位の様に、離れた別々の場所にある場合は強い眼精疲労が出たり、正確な距離感や奥行き、
立体感が捉えにくくなってしまいます。

そうすると、前述の様に疲れてくると距離感が分かりづらく、車をこすってしまう、といったことが起こるのです。

斜位や斜視が原因で、この距離感が分かりにくくなってしまうので、約1時間かけた「両眼視機能検査」で作成した
プリズムレンズと呼ばれる特殊な眼鏡レンズを掛ける事で、この左右の目が見ている位置のズレを補正することで立体視が改善します。


この図はわかりやすいように大げさに表現しています。
人間の目は大なり小なり異なる大きさ、形、向きをしていますので、視線の多少のズレは目の筋肉が補完してくれます。
視線のズレの自覚の無い方も多くいますので、今まで生活して問題のなかった方でも視線のズレがある可能性はあります。
これは生まれつきの場合もありますし、年齢とともに徐々にズレてしまうといったこともございます。
普通に生活する上では問題なかったとしても、より正確な両眼視・立体視を実現するのに両眼視機能検査で測った度数で作られるプリズムレンズと呼ばれる通常とは異なる眼鏡レンズであなたの目の視線のズレをパーソナルに矯正することをお勧めします。
(※一部お度数によっては製作出来ない場合がございます。)

 

グラスファクトリーは、豊富な両眼視機能検査の豊富な症例実績もあり、
お客様の中には大型トラックの運転手や飛行機のパイロットの方の症例もございます。

 

 

最先端の両眼視機能検査でお作りしたメガネは、立体感・遠近感の判別しやすい見え方の「質」を改善するメガネをご提供いたします。

何度検査を行っても合格できないという方は、眼科へ行き両目のバランスを測ってみる必要があります。
そして片目だけ視力が悪かったり、斜視などの場合はメガネを作ったり治療を行い適切なバランスを保つことが大切です。

【深視力に関連するお客様の症例】

【堀江店】両眼視機能検査ってどんな検査なの?

【神戸店】パイロットの方の昼、夜両方のハレーションを抑えるメガネの実例です。

【ヒルトン梅田店】症例紹介 【パイロット試験受験、2次適性検査試験ステレオバタフライテストで通らなかったお客様】

様々なライフスタイルや環境に合わせてご提案させて頂きますので
今まで生活環境に合っていない眼鏡を掛けていて眼鏡アレルギーになっている方も是非一度ご相談にいらしてください。


グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
下記のバナーから来店予約頂けますとお待たせする事なくスムーズにご案内することが出来ます。

ZEISSオーダーメイドレンズが出来るまで(来店からの流れ)

見られ方より見え方を重要視した眼鏡選びとは