2022.03.17
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こんにちは。
グラスファクトリー堀江店の安川です。
今日は、日々眼鏡をお作りさせて頂いているお客様の症例をご紹介させていただきます。
お客様の年代:40代男性
❶お困りな点・日頃の症状
近くが見えにくい(1日中PC作業が多い方)
焦点が合わせずらい
疲れ目
約4年前に当店でお作り頂いたメガネ1本で対応していた。
掛け換えが面倒。
何とか見えていたが、最近は、遠くも近くも見えにくいと感じることが多くなった。
❷ドイツ式両眼視機能検査の結果
問題なし。
4年前~現在、までの間にコロナなど、お仕事環境が変わり、度数も変わる方も多くなってきた。
(リモートワークでより疲れやすい環境)
在宅ワーク・テレワーク・休校等が及ぼす影響
新型コロナウイルスの影響により、今も在宅ワーク・テレワークに励む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
学校ではスマートフォン・タブレットによるオンライン授業の継続や本格的な導入が検討されています。
時代や環境に合わせて向きあう機会が増える、今や持っていて当たり前のデジタル端末。
パソコン・スマートフォン・タブレットを見る時間が長くなることで何が起こるのでしょうか。
”VDT症候群”
VDTはVisual Display Terminalの略で、パソコン、タブレット、スマホを含める液晶ディスプレイ端末
の事で、長時間パソコンやゲーム、スマホなどの画面を見ていると、眼に疲れが出たり、
肩こりが酷くなったり、首が痛くなったりする状態で、「IT眼症」や「テクノストレス眼症」とも呼ばれています。
症状がひどくなれば、涙の量が減り目の表面が乾燥しキズなどが入りやすくなる「ドライアイ」にもなりやすくなります。
この「VDT症候群」を防ぐためにはいくつかの方法が紹介されています。
・液晶モニター画面との距離を保つ
画面からは50㎝~80㎝程の距離を保つようにする。
・適度に休憩をとる
1時間ごとに15分程度の休憩をこまめに取る。
・ストレッチなどをする
長時間のVDT作業は同じ姿勢でいる時間が長くなり、首、肩、腕の筋肉が緊張しやすいことが原因となりますので筋肉の緊張状態をほぐすようにストレッチを行う。
メガネ店としてはこの最後が一番重要なのですが・・・
・度の合った眼鏡を掛ける
度の合ったメガネを掛けると言っても、一般的に1.0~1.2見えているから”度が合っている”とはなりません。
家の中、室内でVDT作業や少し離れたところを見るのに、遠見1.0や1.2の視力は必要ありません。
対象のモニターまでの距離や室内を見るに適したレンズのメガネを掛けることが重要だと思います。
在宅ワーク・テレワーク、オンライン授業などで支障が無いようならコンタクトではなく、
メガネがオススメです。
VDT作業は画面に集中することで、まばたきの回数が通常の4分の1になるともいわれています。
上記の眼の乾燥から「ドライアイ」になりやすい事も考えるとコンタクトレンズは眼が乾きやすくなるのと
眼に直接触れることで、感染症へのリスクも上がります。メガネは飛沫感染からも眼を守れる効果もあります。
❸今回ご利用頂いたレンズ
このレンズはオフィスやコンピューターでの作業時でも、目が疲れにくく楽に作業ができるよう特別に設計されています。
そして目が疲れずに集中して仕事ができるよう、サポートしてくれます。
コンピューターのモニターを見ながら仕事をしている際、キーボードからモニターへ、あるいはカレンダーから電話へ視線を移すということが急に目の疲れにつながるようになってきます。
デスクトップPCでは45〜75cm、ノートPCでは45〜65cm程度の視距離が必要で、デスクトップPCの方がモニターとキーボードの間で視線を動かす距離も大きくなります。
このようなタイプの目のストレスを予防できるのです。
カスタマイズデザインにより3種類の距離のニーズに合わせてオーダーメイドされたクリアでシャープな視界を楽しむことができます。
今回は①のBOOKタイプの具体的活用方法をお仕事の種類に合わせてご紹介いたします。
BOOKタイプは最長明視域100cmまでの読書距離でクリアな視界を提供できるレンズです。
目的距離にピントを合わす力を調節力といいますが、その調節力を使って見ることのできる最も近い距離を近点、全く調整しない状態で元々のピントの合ってる最も遠い距離を遠点と言います。
その遠点から近点までの見える(ピントを合わせることができる)範囲のことを明視域と言います。
このタイプに適した仕事内容は
書類を読むことの多い職場や長時間あまり移動せずに行う仕事
このレンズの特徴は、手元の作業に加えて手の届く範囲も見える視界の広いレンズです。
例えば手元専用レンズの「近用レンズ」ですと、手元の書類を見ながらパソコンを見ようとするとパソコンがぼやけてしまいます。これは書類の文字を見る距離とパソコンの置いてある距離が違うためです。
上記のようなお仕事内容に近い方、日常でBOOKタイプくらいの距離での作業が多い方で、最近目が疲れる、肩こりなどの症状が増えた方は改めて目やメガネの見直しを。
❺眼鏡お渡し後のご様子
近くも見えやすくなり、仕事中も快適に。
次回は、遠方メインの遠近両用レンズもオススメしています。
※メガネは、1本では、全てを補う事はできないので、眼、用途別に使い分けることが大切です。
お客様の生活環境に合わせて眼鏡レンズをお選び頂く事が
お客様自身の生活を豊かにして頂ける事に繋がると思います。
是非,店舗の方でご相談下さい。
グラスファクトリーでは新型コロナに対応した除菌消毒を徹底した接客を心掛けております。
また、ご来店に際しまして、現状を鑑み感染対策をしっかりとさせて頂きます。お客様の混み合う状況を避け、安心してごゆっくりご覧いただける様に
現在グラスファクトリーでは「来店予約優先制」で営業させて頂いております。
以下の来店フォームよりご予約をお勧めしております。
メールにてご予約いただいた方には、折り返しメールにてご連絡をさせて頂きます。
『GLASS FACTORY 堀江店電話番号:06-6536-3337
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp
グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
スマートグラス「Solos AirGo2」のお取り扱いを始めました。
「Solos AirGo2」に関するブログはコチラ
Staff profile
安川 丈
グラスファクトリーでは、グローバル基準のドイツ式MCH検査
(両眼視機能検査)を実施いたしております。
詳しくはこちらの視力測定コンテンツをご覧ください。
グラスファクトリー各店で、MCH(両眼視機能検査)のご予約をお受付いたしております。
※MCH(両眼視機能検査)の測定には約1時間のお時間が掛かります
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