【神戸店】掛け具合に左右されない最適な見え方

2021.08.20

フィッティングから見え方は変わる

フィッティングは作製された眼鏡を掛けて頂く方の顔に正しく合わせる作業です。
快適な眼鏡、または視界の為にはフィッティングも大切な要素の一つとなります。

正しく測定し作られた眼鏡でも掛け具合に不具合があれば、見え方に影響し、
鼻部分や耳などに痛みを生じてきます。

メガネの形は千差万別、それぞれの眼鏡にそれぞれの掛けて頂いた見え方が生まれます。
それを補正するのがフィッティングですが、それをすべての眼鏡に可能にできるか、
と言われると難しい部分もあります。

今回はフィッティングに於ける大切な前傾角と、
様々なフレームの前傾角を適正な視力を補正する事を可能にしたレンズをご紹介します。

まず、前傾角とは、

横顔から見た時のレンズ面と鉛直線のなす角度を言います。
一般的には遠用眼鏡で5°~10°と言われています。

この前傾角が不適切な場合、視線とレンズの光軸がズレる為、
非点収差が生じてしまいます。
(非点収差とは、簡単に見え方にブレやぼけが出てきてしまうとご理解ください)

折角測定した度数でも前傾角によって、異なるまたは不適切な見え方となってしまいます。

また、遠近両用眼鏡を作製した時にはレンズ下部に手元を見やすくするための度数が入ります。

また、先程ご覧頂いた前傾角の写真ともう一枚のレンズを比較して見て下さい。

手元が見える位置は同じでも前傾角が異なる事によって、
視線を下げる角度も変化してきます。
手元を見る為に視線を下げるのが遠近両用眼鏡をご使用になるポイントとなりますが、
角度によって視線を下げきる事が出来ず、結果、その上で手元を見る事によって
近くが見えにくいと感じてしまいます。

正確精密に測定した度数で眼鏡を製作してもこのアイポイントやフィッティングでレンズの角度が
ぴったりと合っていなければ、レンズの最高パフォーマンスは引き出されません。
このアイポイントを正確に計測することは大変重要で、高性能レンズほど正確精密に計測する必要があります。
それを可能にしたのが、こちらです。

ZEISSのi.Terminal 2によってその際にフレームを実際に掛けて頂いた時の前傾角やそり角、
角膜とレンズ面までの距離も正確にお測りする事が可能になりました。

また、その数値を作る眼鏡に合わせて作る事が可能となりました。
つまり。眼鏡を作製する事によって先ほどお伝えした、前傾角度によって見え方に左右される事がなくなります。

より快適な見え方を作るための眼鏡をお選びください。

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