【神戸店】肩こり、頭痛、めまいのある方の症例

2020.09.01

重度の肩こり、眼の疲れ、めまいを感じる方の症例

30代女性のお客様で、パソコンもされるし、長時間の車の運転もされる方です。
PCの時間はそれほど長くはないのですが、

・頭痛
・めまい
・重度の肩こり

こちらに悩まれており、両眼視機能検査に興味を持ってご来店頂きました。
視力については両眼とも同じくらいの視力のため大きな問題は見られませんでした。
眼の動かし方をお調べしたところ、斜位の症状が見られました。

斜位にはそれぞれ種類がありますが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カバーをかけて眼の動かし方をチェックすると、外斜位の状態でした。

こちらの図は分かりやすくしたものですが、
カバーして注視する事を遮断すると、眼は元々見ている位置に戻ります。
カバーを外して注視するものを捉えようとして、眼の周りの眼筋を使って、
視線を合わせようとし右の眼のような位置に戻します。

それが常日頃から行われているために、眼の疲れが肩や頭痛などを引き起こしていました。

両眼で物体を捉えられている(視線にズレがない)方は左右で別々のものを見たとしても、
以下の図のように鳥がかごの中にいることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、斜位の方はカゴの中に鳥がいない状態となります。

 

人間の眼は6つの眼筋を使って視線を操作しています。
元々、外斜位の方は視線が外側による傾向があるため、モノを注視しようとした時に
内直筋が働き、視線のズレを補正しようとします。
一つに物体を捉えようとして頑張ります。

それを補正するために、どのような種類の視線のズレで、どれくらいズレがあるのか
こちらをお調べするのが、ドイツ式両眼視機能検査となります。

結果的にこちらのお客様はメガネを掛けて補正していた方が楽な状態になりました。

今まで視線のズレを自分で補正していたために、レンズを通して補正が行われた場合、
なかなか慣れるまでに時間のかかる方がいらっしゃいます。

今まで行ってきた動作をしようと脳から指令をしていたのですから、もちろんあります。
ですが、装用時間の長さによって個人差はありますが、慣れはやってきます。

その時、今まで感じていたからの症状をご確認ください。
もし少しでも楽になってきているのであれば、脳が指令を出さなくても、両眼視出来ていると認識してきた、
とお考え下さい。

様々な症状でお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。
ぜひご相談ください。

【神戸店】両眼視機能検査、そして世界最先端の視力測定を可能にする視力測定スペース

 

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