2020.09.12
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乱視とは?
多くのお客様の視力を拝見しながら、今お使いの眼鏡に乱視矯正の無い眼鏡の方がいらっしゃいます。
乱視とはいったい何なのか?
夜に見上げた月がブレて見えることはありませんか?
もしかすると、その見え方は乱視に影響するものかもしれません。
左の図のように角膜が綺麗な球体の場合、光が様々な方向から入射したとしても、
球体カーブが等しいため、入射した光は網膜の一点に投影されます。
目のはたらきをカメラにたとえると、前方に存在する角膜と水晶体をレンズ、
網膜をフィルムにあたる部分として捉えることができます。
角膜と水晶体を通して入る光が網膜に投影され、その情報が視神経を介して脳へと送られることで、
ものとして視覚することが可能になります。
しかし、右の図ように角膜が等しいカーブを描いていない場合、
光の屈折をうまく調整することができないためにピントが一点に集まらず、像が造られなくなってしまいます。
乱視で矯正することによって、網膜まで達していない部分を補い、焦点を1か所に集め、
クリアな視界を出すことが出来るのが乱視補正となります。
これらを正乱視と言います。
特に今まで補正をされてこなかった方には慣れがもちろん必要ですが、
適した乱視に慣れて頂くと、今まで近視、もしくは遠視で補正していたよりも最も最小限の度数によって
見え方を補正することが出来ます。
ただ、この乱視、眼鏡も補正できない乱視があります。
不正乱視を呼ばれるものです。
これはある方の角膜の状態です。
不正乱視とは角膜表面が不正な形状をしているため、メガネで矯正できない乱視のことを言うのですが、
上の図では色にムラがある部分です。
これにより、円柱レンズ(乱視を補正するレンズ)を使用していたとしても、
ピンボケを生じる【球面収差】や彗星の様に尾ひれが付いたように光がにじんで見えるような【コマ収差】が出ます。
もちろん、眼鏡で補正することは出来ませんが、弊社で取り扱うi.Profiler®plus によって波面収差を計測し、
従来の眼鏡では補正することが出来ない0.01D(ディオプター)という100分の1人ひとりに合わせて最適化した、
究極のカスタマイズレンズを製作します。
夜は光を放つ物を見るとき、目は放射とハレーションによる妨害を頻繁に受けます。
i.Scription® (0.01ディオプターにてカスタマイズされた度数)は夜の安全を守るために、これらの影響を大幅にカットし、夜間や薄暗い中での視力をアップします。
乱視とは補正することによって、より快適な視野をご覧いただけます。
見え方に物足りなさを感じる場合はぜひご相談ください。
『GLASS FACTORY 神戸店』
電話番号:078-392-3080
メールアドレス:gfkobe@glassfactory.co.jp
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