2020.08.15
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視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当するポジションの事です。
斜視と斜位の違いについて
ドイツ式両眼視機能検査をさせて頂くにあたって、必要な分かりにくい違いについてご説明いたします。
・斜視とは
左右の視線が一致せず、片眼は中心にあるのに、
もう片方の眼がずれるので両目で同時に物を見ることができない状態です。
これを拝見するためにカバーテストをします。
物を注視した状態で、片眼をカバーして眼を覆います。
カバーした反対側の眼が物をそのまま注視しているかどうか。
注視せずに違う方向に向かないか、これを調べらせて頂きます。
この場合、両眼視機能検査によって出されたプリズム眼鏡では補正できない為、
コンタクトレンズなどで矯正をおこなったり、
遮閉法と言って、斜視ではないほうの眼をオクルーダーレンズを使用したりします。
・斜位とは
斜位とは、斜視と異なり両眼で同時に物を見る事が出来ている状態です。
しかし、もともとの眼の位置が完全に正しくないため、片目をかくしたり覆ってしまったりすると、
眼の位置がずれてしまいます。
そのズレを神経の緊張で両眼の視線を目標に合わせています。
その為、左右交互に眼をカバーしてみると、カバーを外した眼は注視する物を見る位置を
改めて捉えようと、眼が動きます。
視線のずれの程度が強いと、物が二重に見えることもあります。
緊張状態で絶えず物を見ているため、眼精疲労、頭痛、肩こりなどの症状が現れます。
その点を踏まえたうえで、以下のドイツ式両眼視機能検査をさせて頂きます。
両目で見たものを脳で一つにまとめて見る事を両眼視といい、
両眼視が出来れば私達と同じ様に物を立体的に見ることができます。
それが眼筋によって行われているのであれば、
・眼の疲れ
・物が二重に見える
・肩こり
・頭痛
・眩しさ
・めまい
などを感じる方がいらっしゃいます。
まずは両眼視出来ているのかどうか、視力測定によってお調べさせて頂きます。
【斜位・斜視のセルフチェックができる記事はこちら】
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