【堀江店】運動時における遠近感について

2020.03.15

こんにちは。


堀江店 店長 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)の上島です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

グラスファクトリーで世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当するポジションの事です。

本日は『運動時における遠近感』についてです。

スポーツにおいては、視力が悪い人は不利だと言われています。
何故かというとスポーツにおいて視覚から得る情報こそが最も多くの情報を獲得できる方法だからです。

ときどき目も良くて、足も速く、運動神経はすごくいいのに球技だけが何故か苦手という方がいらっしゃいます。もちろん、可能性は一つではありませんが、そういう場合は遠近感に問題がある可能性があります。

主に遠近感に問題がある場合というのは目が原因の場合
斜視や斜位、または不同視の可能性などがあります。

遠近感は片目では感じ取ることができません。
なので、完全に片眼のみの映像で見ている斜視の場合は、ほとんど遠近感を感じ取ることはできません。

そして不同視とは左右の目の視力の差が大きい事をいいます。
視力差が大きければ、よく見える方の目の映像に頼りがちになります。
遠近感というのは、両眼視が必要なので、片眼に頼りがちな不同視はどうしても遠近感がとりずらくなってしまいます。

そして、斜位の場合は、両目から入ってくる映像が1つになるように目には常に負担がかかっている状態です。
この場合も遠近感を感じ取るのが苦手になってしまうことがあります。

この遠近感というのは、意外と厄介で、両目で見た時の視力が良くても関係ありません。
片眼ずつの視力がそれぞれ同程度で、かつ、両目が協力関係でないといけないからです。
ですから、自分が遠近感が無いという自覚症状も出にくく
ましてや自分は人より遠近感が無いかもしれないなんて思う人は、よっぽど自覚症状がない限り少ないでしょう。

一瞬の判断が必要とされるスポーツの場合、仮に片方の目の視力が1.5だろうと
運動神経が良かろうと、遠近感がつかめないというだけで自分の本来の力を発揮することが難しくなります。
これって、すごくもったいないことなのです。
そう考えると、遠近感がいかに大事かというのが分かって頂けるのでは無いでしょうか?

しかし、不同視の場合は、コンタクトか眼鏡で
斜位の場合は、眼鏡でのみですが矯正をすることが可能です。

不同視は普通の視力検査でも分かりますが、斜位は心当たりが無かったとしても
自分が気付いてないだけかもしれません。

是非、店舗までご相談ください。


グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
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Staff Profile
上島 英智(Hidetomo Parisien Uejima)

 

堀江店店長兼Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)

1977年1月7日生まれ(42歳)/A型

奈良県出身/大阪市在住

座右の銘、好きな言葉:「Qui se ressemble s’assemble」(類は友を呼ぶ) / 外見は1番外側の中身

趣味:音楽(主にJazz & House) 映画鑑賞 / 買い物 / ワイン&食べること / 海外旅行 etc

 

【私のこだわり】
眼鏡と洋服とフランスをこよなく愛し、毎シーズンごとのトレンドを意識しながら、フレンチ&海外生活で培った「グローバルな視点と日本人らしさ」をベースに自分と由縁のある場所や人、ブランドの時代背景をも融合させたMIXスタイルが得意。その他、この業界に入ったきっかけなど、スタッフインタビューはこちら

【最後にひと言】
お客様が持つライフスタイル、そのライフスタイルに合うファッション、そのファッションに合う眼鏡
そして最高級の視界を眼鏡業界歴20年の知識と経験を元に従来の「眼鏡店」の固定概念にとらわれない「トータルコーディネート」提案をさせて頂きます。