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【乾寛人】似合う似合わないの前に知っておきたい《眼鏡選びの基本の基》

2023.01.12

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今回は今回は知らないと恥をかく⁉︎ 似合う似合わないの前に知っておきたい眼鏡選びの基本の基について。
前回同様、撮影で緊張しまくっていてお伝えしたい事の10分の1もお伝えできていないかと。なのでBLOGで補足説明させていただければなと思い書かせていただきます。

眼鏡フレーム選びに重要な3つの考え方

①どんな時に掛ける眼鏡なのか?
仕事の時に掛ける眼鏡なのか?
仕事が終わり、家でのんびりする時に掛ける眼鏡なのか?
それとも休日にアウトドアを楽しむときの眼鏡なのか?

②どんな洋服に合わせるのか?
仕事の時にスーツに合わせる眼鏡なのか?
仕事でもジャケットとスラックスに合わせる眼鏡なのか?
休日のTシャツ、デニムに合わせる眼鏡なのか?

③どう見られたいのか?
誠実にみられたいのか?
個性的にみられたいのか?

「顔の形×眼鏡の形論」って必要ですか?
この中によく雑誌で言われている「顔の形×眼鏡の形論」は入ってないんですが、私はこの考え方が眼鏡選びをややこしくしている原因の一つだと思っていて眼鏡選びのお話をさせて頂くときにこの話をする事は一切ないんです。

例えば似合っているからと言って「ティアドロップ型の眼鏡」を仕事に掛けていく人はいないですよね。
要するに始めから似合う似合わないから眼鏡を選ぶのではなくその人が掛ける場所・服・印象から眼鏡を絞っていき、最後にPICK UPした眼鏡を掛けイメージして欲しいんです。

大まかに言うと「太いのはカジュアル」「細いのはフォーマル&ビジネス

太いの代表「セルフレーム」

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メガネの中心部分(フロント)がプラスチックなどで作られたフレーム。
昔は素材がセルロイドだったため、「セルフレーム」と呼ばれている。
カジュアルな印象をあたえる素材で、色の種類が豊富。

細いの代表「メタルフレーム」

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メガネの中心部分(フロント)が金属で作られたフレーム。
チタンや形状記憶合金、アルミニウムなどの軽くて丈夫な金属が使われている。
シルバー以外に、赤や黒などの色付きのフレームもあるので、カジュアルにみせることも可能です。

中間が「コンビネーションフレーム」

画像3

メガネの中心部分(フロント)がプラスチックと金属で作られたフレーム。

色であったり、特殊なデザインが入るとまた合わせ方も違ってくるのですが
基本の考え方はまったく変わりません。

ライフスタイルに合わせたフレーム選択について書いてきましたが次はレンズについてです。

眼鏡のライフスタイル提案ってレンズです

眼鏡レンズを選ぶ時の基準は遠くが見えるだけではありません。
仕事や趣味、スポーツ等のライフスタイル毎に見たい距離は異なります。
パソコン作業、スマートフォンを見る時、読書する時、運転する時
それぞれの作業に必要な視距離に応じた視力、視野の方向や動き、作業距離とその範囲等を考慮して作る必要があります。

そしてフレームの形によりレンズの性能をどれだけ発揮できるかが違ってきます。

なので理想を言えば…

①どんな時に使うかを確定し、視力測定
②選んだレンズの性能を発揮しやすいフレームを確定

従来の視力測定は「遠見視力」という遠くを認識する視力を測定するものが主流です。
その為、遠くが見える事に重点を置き、“とりあえず遠くまで見えるもの”を作ってしまいがち。

画像4

ですが例えば車の運転が多いのであれば、遠方とカーナビとミラーの近方がハッキリ見える眼鏡が必要です。
もしくはデスクワークでパソコン作業が多いのであれば遠方の視力よりも中間距離や近方の視野が広い眼鏡の方がベターです。

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見る対象の距離が異なれば、最適な度数も異なります。
その為、メガネを作る際にはまずメガネを使うシーンや目的、現在見え方で困っていることを明確にすることが大切です。
そうする事によって自分にとって、より快適な度数をご提案可能です。

どんな時にどんな洋服で、どんなフレームに、どんなレンズを選べばいいのか?

フレームとレンズについて書かせて頂きましたが
結論、どんな眼鏡を揃えるのか?

①どのようなシーンにもぴったり: 常用メガネ(遠近両用レンズ)

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基本的には日常の多くののシーンに対応出来る「常用メガネ」として使いたい所なので
ビジネス、カジュアルの中間的な見え方をする『コンビネーションフレーム』を選んで頂きたいです。
スーツ、ジャケパンのビジネス時にも
ニットやカットソーなどのカジュアル時にも対応できる幅の広さが『コンビネーションフレーム』の魅力です。
私は緑のフレームですが初めは黒や紺が掛けやすいですね。

②仕事向けのメガネ: 仕事用メガネ(中近両用レンズ)

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仕事用の時に気を付けないといけない部分は視野の広さと軽さだと思います。
デスクトップ、ノートパソコン、携帯電話などを長時間見る時
そして資料などを確認する時の作業時へのストレスをどれだけ少なくできるのかが重要です。

お仕事の時には目線を下すことが多くなってきますのでどうしてもフレームの下の部分見えてしまい、
見にくかったりしますのでオススメなのは『ナイロールメガネ』です。
レンズの上部のみがリムに覆われているメガネです。

リムが下部にないことから、下向きの視界がよく見えて事務的な作業の時の快適さが全然違います。
そして他のデザインに比べると軽量で掛けるストレスも少なるはずです。

③天気のよい日の屋外メガネとして:屋外用メガネ(遠近両用レンズ※調光レンズ付き)

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休日用の屋外メガネとして重宝するのが「調光レンズ」
紫外線量によってレンズ濃度が変わるレンズです。

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日差しの強い屋外ではサングラスのように濃い色のレンズとなり、眩しさを低減してくれます。
一方で、室内など紫外線の届かない空間においては、通常のメガネ同様のクリアなレンズとなり、明るい視界を確保してくれます。

ではフレームはどんなフレームが良いかというと…
恐らく休日にはTシャツやニットなどのラフな着こなしが多いと思います。
そんなカジュアルアイテムに合わせて『ゴツ目のセルフレーム』がお勧めです。

まずはこれらを参考にして優先順位の高い①から順番に揃えて頂けたらなと思います。


ZEISSオーダーメイドレンズが出来るまで(来店からの流れ)

見られ方より見え方を重要視した眼鏡選びとは

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