2022.09.15
tag:物が二重に見える, 物がダブって見える, 夜間運転が怖い, 目が重い, めまいが治らない, 辛いめまい, 長時間のパソコンによる眼精疲労, 眼精疲労を軽減したい, 夕方になると見えにくい, 昼間はよく見えるのに, 辛い首の痛み, 重度の肩こり, つらい肩こり
物が二重に見える
問診をお伺いさせて頂くお客様の中で、この内容はよく頂きます。
・月が二つに見える
・ライトがブレて2重に見える
などなど。
今回のお客様はその物が二重に見えるという症状が重度の方の問診から始まりました。
・お客様の年代 50代
裸眼視力が1.0あり、眼鏡をあまり使用しない
(遠近両用眼鏡は持っている)
主訴として、
・物が二重に見える
(10年程前、高速道路運転中、物が2重に見える現象が起こり、
路肩に停車するも、その症状が一向に取れず、結果、それ以降運転する事が出来なくなった)
・めまいを感じる
(物が二重に見えると同時にめまいを感じるようになり、めまい専門院に通う様になった)
・夕方以降見えにくくなる
・重い疲れ目
主訴に個人差がありますが、この方の場合、上記2点で日常生活に大きく支障をきたしています。
・問診、自覚度数検査、両眼視機能検査の結果、お客様には外斜位に加え、
上斜位がある事が分かりました。
(両眼視機能検査についての詳細はこちらよりご覧ください)
・見えると言う矯正視力に加え、左右それぞれの眼で捉えた像を一つにまとめる”融像”の際に、
脳は無意識のうちに像のズレを補正します。
その時生じる脳への負担が眼精疲労や頭痛、肩こりの原因となります。
・長時間(1日7時間ほどPCに向かう)仕事に加え、日頃より像のズレを補正しようとする為、
眼精疲労が生じ、結果、眼精疲労から像を結像させる筋肉も疲弊し、
物が二つに見えると言う症状が出たと思われます。
・夕方以降に見えにくくなるもこちら連動しており、日中使用した筋肉の疲弊が時間が経つほどに
現れ、結果夕方以降が見えにくいと言う事になります。
・上述のめまいも同様で、見え方に対して根本的なアプローチをかける必要があると考えます。
(最長明視域200cmまでの室内距離のために最適化されたOffice Lens)
・長時間PC作業、モニターを見ながら仕事をしている際、キーボードからモニターへ、
あるいは働くデスク周辺への視線を移すということが、1本の眼鏡によって可能になるレンズ設計です。
(手前40㎝~2m先の近距離範囲を広く、楽に見て頂けるレンズ設計の事です)
・先にお伝え頂いた主訴の原因である、長時間のPC作業を見る事が楽に出来るレンズ設計と、
像のズレを補正するプリズムを矯正視力に加えたものをご利用いただきました。
今までの眼鏡と異なる点が多い為、慣れるまでにお時間がかかる方もいらっしゃいます。
約1か月後のお客様の反応は、
慣れるに従い目の疲れも無くなり今となってはすこぶる快適です。
想定外の出来映えに大変満足しています。
ありがとうございました。
と、ご連絡を頂きました。
こちらこそ、ご利用いただき有難うございました。
その後も問題なくご利用いただけており、
眼の疲れが軽減されたことにより、特に困っていた2点についても軽減されています。
今回ご利用いただいたレンズは長時間のPCによる眼の疲労を軽減し、
快適に近くを見て頂く事に特化しております。
本来、遠くを見る時も融像させて物を見ている事を考えると、
今後は遠近両用眼鏡にも同様のプリズムを入れて頂き、使い分けをして頂く事をお勧めいたします。
特に高速道路などは通常の運転よりスピードがUPする為、
注意力に加え、緊張も伴います。
遠くを見る時も、長時間PCに向かわれる時も、シーンに応じた眼鏡をご利用頂く事で、
レンズが矯正視力と視線のズレをいつでも補っていると思って頂くと、
常に眼精疲労を起こさない為に、この方へは使い分けが最善の方法です。
また、それによって今後、安全に運転を楽しんで頂けるようになって頂ければと思います。
同じような症状でお困りな方がいらっしゃいましたら、是非ご相談下さい。
もしかしたら、その症状は眼から来ているものかもしれません。
グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
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