2022.06.22
tag:Carl Zeiss, ZEISS, i.Scription®, アイウェア, 眼鏡, プリズム, 内斜位, デジタルレンズ, 複視, オーダーメイドレンズ, 不正乱視, 内斜視, 焦点が合わせずらい, 像が2つに見える
今回の書き手は
グラスファクトリー梅田店の安川(Twitterはこちら)です
今日は、日々眼鏡をお作りさせて頂いているお客様の症例をご紹介させていただきます。
今回のお客様は30代男性のお客様です。
お困りな点・日頃の症状としては
・焦点が合わせずらい
・像が二つに見える
などの症状をお持ちでした
ご自身でも斜視がある事をご存知でした。
遠方が複視になる。
斜視とは
物を見ようとするときに、右眼も左目も両方の眼が、見ようとする物の方向に向いています。
ところが、片方の眼が見ようとする物を見ているのにも関わらず、もう片方の眼が目標と違う方向を向く場合があります。
これを斜視といいます。
複視とは
一つの物が二重に見える事をいいます。
視力測定者:ヒルトン梅田店 店長佐野
現在ご使用中のメガネでも視力は問題なく出てありました。
暗くなった時の眼の見え方には複視があるため、もともと判断がしずらくお気付きではありませんでしたが
不正乱視の多い眼をされていましたので、ZEISS i.Scriptionで処方しました。
遠方の複視は内斜視、内斜位が原因でしたので、その補正をプリズムレンズで行いました。
そうすると、手元を見ている時に、視線を遠方に合わせても複視が起こらず、1つに見ることが出来ました。
ご利用頂いたレンズ
i.scription DigitalLenses 1.74 Individual プリズム
誰もがスマホを所持する時代
更に新型コロナによる室内で過ごす時間の増加でTVやゲームも再び身近なものとなり
それに伴い現代人は眼に大きく負担を掛けるようになりました。
そんな時代だからこそ眼への負担を和らげるよう対策することは必要不可欠です。
人は近くに焦点を合わせるとき、非常に眼の力を使います。
その状態が続くと眼精疲労や肩こり、スマホ老眼の原因にもなります。
そんな現代人にオススメするレンズがZEISSが提供する Digital Lensです。
リーディンググラスとは異なり1日中掛けられるレンズで
下に行くにつれて緩やかに度数が低く変化しており
近くを見るときに必要以上に力を使わないようサポートしてくれます。
これにより
というまさにデジタルと向かい合う我々にピッタリなメリットが得られます。
[フレーム選定ポイント]
お顔も細く、PD(瞳孔間距離)も狭かったのとお度数も強く、更に内斜位補正を行うと耳側に厚みが大きく出ますのでレンズの横幅を注意して選定。
メガネレンズは種類によって鮮明に見える距離や広さが異なります。
使用するシーンに合わせてメガネレンズを選択する事が大切です。
お客様のために測定されたフルオーダーレンズですので、お渡しできるまで2週間程度お時間を頂戴しております。
お客様の生活環境(お仕事・ご趣味など)に合わせて適切な眼鏡レンズをお選び頂く事が
お客様自身の生活を豊かにして頂ける事に繋がると思います。
お悩みのある方は是非、気軽にご相談下さい。
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グラスファクトリーの視力測定では約1時間のお時間を頂戴しております。
ご来店に際しまして、現状を鑑み感染対策をしっかりとさせて頂きます。
お客様の混み合う状況を避け、安心してごゆっくりご覧いただける様に現在グラスファクトリーでは「来店予約優先制」で営業させて頂いております。
『GLASS FACTORY 梅田店電話番号:06-4796-7266
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安川 丈