2022.02.07
tag:両眼視機能検査, 両眼視, プリズムレンズ, プリズム眼鏡, プリズムメガネ, 斜視, サギングアイ症候群, サギングアイシンドローム, プリー, コラーゲン, 射位, モノが二重, 物が二重, ぼやけ
グラスファクトリーのBLOGをいつもご覧頂き誠にありがとうございます。
サギングアイ症候群の目のぼやけは二重に物が見えるのが特徴で、眼球には異常がありません。
そのため、今まではぼやけの原因が分かりにくかった。
運転中に前を走る1台の車が「2台」に見えたり
車道のセンターラインが「2本」に見えたりするため、日常生活に支障をきたすこともあります。
眼球のまわりにあるプリーとよばれるコラーゲンが減少してしまうことにより起こります。
このコラーゲンにより眼球の筋肉を固定して、左右の目をつねに適切な向きに保っています。
ところが加齢などによってコラーゲンが減少すると、左右の眼球の向きにずれが起きてしまい
その結果、左右それぞれで見ている映像に違いが出ます。
だから、ただのぼやけではなく、ものが2重に見えるのです。
サギングアイ症候群は、斜視の一種なのだそうです。
毎年、新たに発症する患者の数は、14万人以上いるそうです。
コラーゲンは、加齢とともに減少していくため、誰が発症してもおかしくない病気だそうです。
コラーゲンには、女性ホルモン エストロゲンも大きく関係するため、患者の6割が女性だそうです。
サギングアイ症候群でやっかいな問題が、たるみが徐々に進行することだそうです。
初期段階では、外見に目立った変化が現れないため、なかなか気づけないそうです。
サギングアイ症候群の見つけ方は両目と片目で見比べて
片目で見た方が両眼よりはっきりときれいに見える場合はサギングアイ症候群の可能性が高いみたいです。
眼球には異常がないので、片目で見るとはっきりときれいに見えるそうです。
そして近くよりも5m以上離れたものを見る方が二重に見える傾向があり
朝よりも夕方の方が症状が出る場合もサギングアイ症候群の特徴だそうです。
プリーはコラーゲンなので女性ホルモンのエストロゲンの減少が引き金になることも多く、40代後半~50代の女性がなりやすいのも特徴だと言っていましたね。
サギングアイ症候群の改善にはプリズムレンズというレンズを使用したメガネで改善が見込めます。
光の道筋を屈折させるレンズで、目の位置のずれを補正してくれるので、2重に見える症状の改善が期待できます。
(グラスファクトリーでもプリズムレンズ作成が可能です)
透明体(プラスチックやガラス)でできた三角柱をプリズムと言います。
三角柱を通過する光はレンズの厚みが厚い方に曲がります。
プリズムレンズを通過した光が1m先の垂直スクリーン上で1cmズレるとき、
このプリズム度数を1△(1プリズムディオプター)と言います。
同じく、1m先のスクリーン上で2cmズレたら2△(プリズムディオプター)となります。
通常、見るモノに両眼の視線を合わせて見ますが、視線がズレていたり(斜視)無理して視線を合わせようと(斜位)しますと
モノが二つに見えたり(複視)、見えるが疲れる(筋性眼精疲労)という様な障害を起こします。
プリズムレンズは像を移動させる事の出来るレンズです。
斜視(麻痺性斜視)による複視や、斜位による眼精疲労を軽減させる事が出来ます。
一般的に眼鏡店では、片眼ずつお度数を測り、最後に両眼のバランスを確認し、
装用テストを行い眼鏡度数決定します。
ですが、この測定だけでは見つけ出せない眼のトラブルがあるんです。
私たちはモノを見る際、左右の眼を1点に集中する眼球運動を無意識に行っています。
左右の眼の視線にズレがある場合は眼から入った情報が脳で上手く1つに融像されない為
モノがダブって見えたり、遠近感や立体感の無い見え方となり眼精疲労(目の疲れ・疲れ眼)
肩こり、頭痛の一因となることがあります。
左右の眼で見た情報を脳で正確に認識できているか。
人は情報の約80%を眼からの情報で取り入れ、脳で認識して
“脳で見ている”のです。
左右別々の眼から入った情報が脳で1つに融合されているか?を調べるのが『両眼視機能検査』です。
グラスファクトリーでは、片眼ずつの完全矯正のお度数測定後に
眼位のズレがあるかを確認するカバーテストを行い、両眼視の検査を行います。
両眼視の検査は、特殊な偏光フィルターを使った視力測定です。
一般的にポラテストと呼ばれているものです。
写真のような視標を使い、左右・上下の眼位のズレ検出し、プリズムレンズという
特殊なレンズを使用して眼位矯正を行います。
それをする事により、今までモノを見るのに、余分に掛かっていた負担を軽減することで眼精疲労を抑え
その眼精疲労から来る肩こり、頭痛を改善できる可能性があります。
このグラスファクトリーが行う、MCHと呼ばれる検査方法では、立体視のテストも行い
遠近感、立体感のある見え方を提供できます。
従来のメガネ店の視力測定では、左右それぞれの視力に合わせて
度数を調整する(右視力1.0左視力1.0)のみの測定です。
ですがこの測定だけでは視力は「ハッキリ良く見えている」メガネですが
見えるけど「疲れる」、疲れてくると「2重に見える」や「すごく肩や首が凝る」「頭痛がする」が原因が分からないなどの症状の改善が出来ないメガネとなり快適なメガネとは言えません。
ヨーロッパの最先端医療の測定機器を使用し
『ドイツ式ハーゼ理論に基づいた世界最先端の両眼視機能検査』
で左右・上下の眼位(視線)のズレを測定し特殊なプリズムレンズで眼位矯正を行うことにより
今までモノを見る時に余分に掛かっていた眼を動かす筋肉と脳の疲労を軽減することで眼精疲労(目の疲れ・疲れ眼)、肩こり・首こり、頭痛を改善する「快適で楽に見え負担が少ない」メガネをお作り致します。
最近、免許取得の為に教習所に行くようになり運転をしていると
車線が二重に見える事に気付いたとの事。
2年前にウイルス性の顔面麻痺になった事もありその影響かと心配になり
病院に行って精密検査をされました。
その結果、神経などに異常はまったくなく問題ないとの診断を受けられました。
ただ見え方に対する改善については教えてもらえず、ご自身でインターネットで
色々と症状から検索して斜位ではと気付かれ今回、測定予約で来店されました。
「両眼で見ると物が二重に見えるけど片眼だとしっかり見えます」
という事をお聞きし強めの斜位である事を予想しました。
「二重に見えるってどんな感じ?」
と思われるかもしれませんが、このお客様の場合は大袈裟でなく本当にこのように見えるとの事でした。
これらの状況をお聞き取りし「他覚的屈折検査」と「自覚的屈折検査」をさせていただきました。
まず昼間の瞳孔サイズでの眼の状態と、夜間の瞳孔サイズでの眼の状態を確認しました。
昼間はほぼ不正乱視の影響はない事が分かりました。
またご年齢が20代前半ということもあり、夜間では最大5㎜まで広がった瞳孔サイズでは
不正乱視の影響が多く出ているのが分かります。
この不正乱視はメガネで完全に補正することは出来ませんが、一番影響が出にくく、
夜の見え方が改善出来る超精密度数で眼鏡のお度数を設定することをお伝えしました。
このお客様の場合、片眼ずつの視力測定ではしっかり度数が出るものの
両眼で見た際に二重に見える、つまり両眼視が出来ていない事が分かります。
・車酔いがひどい
・日常的にめまいがある
・重度の疲れ眼、頭痛がひどい
などの自覚症状もありました。
自覚的屈折検査で近視と乱視の度数が決定した状態でドイツ式の最先端の両眼視機能検査をさせて頂きました。
そうすると、左右方向に斜位がありましたので、プリズムレンズを使用して補正しました。
このお客様の場合、内斜位という斜位がある事が分かりました。
人の眼は物を見る際に右眼で見た物と左眼で見た物を頭の中で結像する事により一つの物として見ています。
このお客様の場合は通常の方よりも常に眼を動かす筋肉に負担を掛けて物を見ている状態です。
その結果、筋肉が耐え切れなくなり物が二重に見える複視という状態になっていました。
今回測定しましたプリズムメガネを掛けて頂くと
・初めて物が二重に見えない見え方になった
・これまで見えているけどなんとなくぼやけているという見え方からくっきりと鮮明に見える。
・見えるだけでなく遠近感や立体感が初めてはっきりと分かるようになった。
後日、お電話にて見え方の確認をした際には
・元々は運転の時だけ掛けるつもりだったが眼の疲れや頭痛もなくなるのでずっと掛けている。
物を見る事がすごく楽になりました。
という事を教えていただき本当に嬉しい限りでした。
お客様の眼の状況をお調べしそのお客様毎にあった”楽に見える眼鏡”をお作りさせていただきます。
ご年齢がに関係なく眼は人それぞれ違い、例えば近くを見る時のピント調節力が低い方や、
遠くも近くも見えてはいるけれど、なんだかすごく眼が疲れやすく肩こりがひどいとお感じの方も多いと思います。
ご自身では気づかず無意識に眼を動かす筋肉に必要以上に負荷がかかり
それが疲れ眼や肩こり、頭痛までつながっている場合があります。
このドイツ式最先端の両眼視機能検査で測定した”楽に見える眼鏡”をお試しください。
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神戸店 営業時間:11:00~19:00、定休日:毎週水曜日
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今後、グラスファクトリーは3密の密集を避ける為に来店予約制を導入して運用していきます。
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