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メガネを買うまで覗いてみた。ー眼鏡では矯正できない強度な『不正乱視』を持つスタッフの場合ー

2021.02.18

こんにちは。
いつもグラスファクトリーのブログをご覧いただきありがとうございます。

この記事では普段のブログ方式の書き方から趣向を変え、
弊社スタッフがメガネを買うまでを覗く企画をしてみようと思います。

 

メガネを買うまで覗いてみた。とは?

なぜこのような企画をしてみようと思ったかというと、

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 どれだけ親しい関係でも視力検査の時30分以上待たせるのって気を使います。
クラスファクトリーでは視力測定に1時間を予定しているのでなおのこと。
友達とわいわいウィンドウショッピングでメガネを掛け変えてみても、最終的にメガネを買う時ってだいたい1人だと思います。

1人でメガネを選ぶ時に感じる心許ない気持ちはメガネを作ったことのある人なら誰しも経験したことがあると思います。
そこで一番頼れるのが販売員だと思うんです。
ですが頼っていただくにはお客様との信頼関係が必要不可欠ですよね。
メガネ屋と言っても店によって個性があります。
価格面、ファッション面、機能面、お客様の求めるメガネを選ぶ際にぴったりのメガネを出せるメガネ店があります。
ですがそれって表から見ていては分からないと思いませんか?

・自分に似合うメガネが分からない
・メガネ屋さんが普段どのような接客をしているのかを見てみたい
・人がどのようにメガネを買っているのかが知りたい
・メガネを選ぶ参考にしたい

メガネって安くないですし、買って後悔するようなことはしたくない。
そんな悩めるメガネ購入で迷いたくない方々に向けたグラスファクトリーの視力測定とフレーム選びまでを記録した台本一切なしの対話形式コラムになっています。

前置きはこのくらいにして、早速本題に進んで行きたいと思います。

 

眼鏡では矯正できない【不正乱視】を持つ弊社スタッフ

さて、初回の「メガネを買うまで覗いてみた。」は弊社の事務スタッフのAです。

弊社の事務スタッフのメガネ遍歴と目の状態についてご紹介

年代:20代後半
お仕事:オフィスワーク
使用しているメガネの作成時期:5年前
今まで使ったメガネの本数:3-4本

中学生の時に目が急に悪くなり眼科、その後大学病院で検査してもらった結果「不正乱視」という診断を受ける。
ハードコンタクトでないと矯正不可だと言われたがハードコンタクトがどうしても肌に合わず、仕方なく眼鏡に。

<本人コメント>
メガネを掛けている時でも視界がブレている感覚はありますが、 もう慣れました笑
前回視力測定したのが5年前で、普段オフィスワークをしている時にはそこまで気にならないのでそのままにしていましたが、最近パソコンのディスプレイから1m離れた時の文字も読めなくなっていたことに気づきました。絶対悪くなっていると思うので不安です・・・。

 

<視力測定>

今回視力測定をする堀江店のともぞうです(twitterでも活躍中TOMOZO (@tomozo_urabe))
ちなみにAの目の状態については伏せた状態から検査してもらっています。
では早速検査スタートです!

 

ともぞう)右と左で度数にだいぶと差がありますね。

スタッフA)そうなんです。ちなみになんですけど、私の目はどちらが悪かったですか?私実は片方だけ乱視が入っていて。

ともぞう)左が乱視ですね。

スタッフA)うわ〜、こんな3分も掛からないでわかる物なんですね。

ともぞう)そうなんです。ちなみにAさんは今使っているこの機械って、知ってますか?

スタッフA)両眼視機能検査ができる特別な機械ですよね?(そんなに知らない)

ともぞう)ほとんどのメガネ屋さんには普通に大体の近視とか乱視とかが出る視力測定用機械が置いてあるんですけど、グラスファクトリーの機械はそれとは別に、度数と昼間と夜の見え方の違いを度数で測定できる機械があるんですね。

スタッフA)ほー

ともぞう)人間の目って昼と夜で瞳孔の大きさが変わるんです。
昼間は普通ですけど、夜は見ようとして瞳孔が開いて見え方が変わるので、それによって視力が変わる方がいる。なんでかっていうと角膜ってツルッとしているんじゃなくて凸凹している作りになっていて、見ようとした時に光が反射して眩しく見えたり滲んで見える「不正乱視」って言われるものが影響して視力が低下しまうんです。

なのでただ視力を調べるだけではなく、昼間と夜で視力に差があるかを調べて(その部分を一個一個補正するのは難しいですが)、それの影響を受けにくくするような度数に見えかたを最適化させて計算してレンズを作る機械なんです。(詳しい説明はこちら)

スタッフA)へー!

<昼夜の見え方の違い>

ともぞう)モニターを見ていただいたらわかると思うんですけど、乱視のある人はサーモグラフィーの色の変化がまん丸じゃなくて歪んでますよね。これがものがダブって見えたりする原因なんです。夜とかって見えづらかったりしませんか?

スタッフA)あまり意識したことないんですけど・・・そうかもしれないです。

ともぞう)昼間の目の状態と瞳孔が開いていないので小さく見えますよね。色斑がなくて綺麗な緑だと眩しく見えたりすることはないんですが、色の変化がある目は影響を受けやすい目と言われています。

昼間はこうなんですけど、夜になって瞳孔が開くと・・・こんなに変わるんです。

スタッフA)え・・・これすごくないですか?

ともぞう)左側が特に夜光によって滲んで見えたりダブって見えますよね。

スタッフA)確かにそうです。夜のお月様とか5重に見えます!左が特に影響を受けやすいって出てるんですね。ともぞう)影響を受けにくくするような度数っていうのをこの器械は独自に計算して作るんですけど普通の機械だと0.25単位でしか作れないのが0.01単位で細かく解析できるんです。人間の目ってアバウトではないので、本来は右と左でも全然違うし閃密な度数を出した後そこまで細かく作れる機械ってないんです。

スタッフA)そこまでできるの凄いですね。なんだか想像していたより色の変化が凄くて。他の事例の画像も見たことあったんですけど、こんな感じじゃ無かったので。

ともぞう)人によって目は結構違いますからね。車は運転されたりしますか?

スタッフA)月に一回ないくらいですね。ペーパードライバーです笑 ただ単に車に乗ることに慣れないのもあると思うんですけど、車に乗った後とかすごく疲れた感覚があったり、メガネを掛けていても乱視であまり見えないなと思って怖かったりするので。

ともぞう)右と左で全然違う目をされてるので立体感が無かったり、曲がる時の感覚とか掴めなかったりしませんでしたか?

スタッフA)そんな感じです。あんまり自覚してなかったですけど、改めて考えてみると不自由なことが多いですね。

ともぞう)度数の強さでいうと〇〇さんが特別強いというわけではないんです。視力が悪いっていう意味ではなくて、乱視と左右の視力の差が気になると言った意味ですかね。左右対称の人の方が珍しいので、安心してください。

 

<左目の乱視の検査>

ともぞう)これ見えますか?

スタッフA)全然見えない…。これは・・・数字ですか?象形文字みたいで何も見えない・・・右目は凄く順調にできたのに・・・。

ともぞう)うーん・・・これは・・・なかなかAさん難しい目をされていますよ(笑 以前作ったメガネ店や目医者さんで視力出にくいみたいなことを言われたことありませんか?

スタッフA)私中学の頃から不正乱視って言われてて…今までは普通の視力検査で出た視力でメガネを作っていたので・・・。

ともぞう)一度今のメガネでどれくらいの視力か確認してみましょうか。では右目から。

スタッフA)・・・これ・・・全っ然見えないです。

ともぞう)ボヤけてますよね?

スタッフA)はい・・・。かろうじて目を細めれば見えるんですけど普通にしてたらまず見えないです。

ともぞう)なるほど。・・・Aさん。
車を運転することがあるなら、新しいメガネができるまで乗っちゃダメです絶対ダメです危険です。
今の右目の視力0.4も無いです。

スタッフA)左はどうですか?

ともぞう)乱視の目ですが、まだ右目より分かりますよ。ただ左目も運転するのに最低限必要な視力0.7には正直ほど遠いです・・。

スタッフA)・・・・・できるまで絶対に乗りません。

 

<レンズを入れて見てみる>

ともぞう)右の方が出るけど度数は緩くなってる(視力が悪くなっている)し、左目は画面のグラフを見てもらうと分かるんですけど、青の棒が水色や白い範囲を飛び出ているのがわかります。これってつまり眼鏡で矯正できる範囲を超えてますってことを示してるんです。越えた部分は矯正できないので、どれだけ測っても完璧に矯正することはできないんです。なんとなくしか見えない。なので本当はハードコンタクトをした方がいいですね。

スタッフA)あ、それは病院でも言われました。
最初に不正乱視が分かった中学生の時に「メガネだと矯正できない」と言われ、不正乱視用のハードコンタクトを寝てる間につけて目を癖付けるという方法をお勧めされたんですけど、どうしてもハードコンタクトが肌に合わなくて・・・。

ともぞう)今は技術が発達していて、眼鏡屋がいうのもなんなんですけど、コンタクトで癖付けると1週間は持つらしいです。寝ている時に毎日つけると永遠にメガネがいらないんですよ。

スタッフA)なるほど・・・。やっぱりコンタクトの方が便利ではあるんでしょうね。

ともぞう)そうです。Aさんの場合はコンタクトが肌に合わないとのことなので、メガネでいうと今までのメガネじゃ全然ダメですね

スタッフA)それって私の乱視ってだいぶと強いってことですか?

ともぞう)強いというより・・不正乱視に強いも弱いもなくて、いわば目の表面が荒れててざらざらしているので光が入った時に乱反射するんですね。あとは涙があるので涙が入った時はこっち、入ってない時はあっちという風になってるので、角膜の表面をラップするようなコンタクトが良いんですね。
なので・・・どうしましょうかね笑

ともぞう)画面を見ていただくと右の方は点が滲んだ様子がわかると思います。
これがアイスクリプションというグラスファクトリー で使用しているレンズをするとにじみが最小限に軽減されます。

ただ左目に関しては右目よりもにじみが大きいのが分かりますよね。夜になるともっとひどくなります。
これがここまで軽減されるんです。なのでメガネでもだいぶとマシにはなると思います。

スタッフA)メガネでも不正乱視のブレは減るんですね。凄い・・こういうこと言われたのは初めてです。

ともぞう)ただそうすると今までの視界とだいぶと変わるので慣れるまでに時間がかかる場合もあります。5年間作らなかったのはだいぶと大きいですね。
正直な話をすると目は少し疲れるようになるかもしれません。ただ今までが見えてなさすぎるので。家の中でパソコンするなら今使っているメガネの方が良いと思います。

スタッフA)使い分け・・ですね。

ともぞう)そうですね。その方が楽だと思います。
今の視界だと外出る時とか運転する時とかは今のメガネを使って映画を見るのとか今だとだいぶとしんどいんじゃないですか?

スタッフA)めちゃしんどいです。あんなに大画面のスクリーンの字幕が見えないです。

ともぞう)では両眼で見た時の状態をもう一度確認しますね。

スタッフA)うわ、めちゃめちゃ見えます

ともぞう)免許を取るときの最低限の視力がこれですね。今の状態と前のメガネの状態を比べますね。

スタッフA)うわ・・・見えない・・。

ともぞう)目を細めたらどうですか?

スタッフA)あ、目を細めたらギリギリ分かります・・。

ともぞう)今の状態って、例えば夜の運転とか映画の字幕とかを見るのには一番まずい状態なんです。
今の新しいメガネを作ったら急に見えることで目にものすごく負荷が掛かるのでそこを心配しています。
掛けていて今の時点で気持ち悪くなったり、変な感じはしませんか?

スタッフA)今のところ違和感もしんどさもないです。

ともぞう)では、ちょっと店舗内を歩いてみてもらっても良いですか?

スタッフA)うわ、めちゃめちゃ遠くまで見えますね。お店の外の電柱の文字も見えます。

ともぞう)一度左右の目を隠してもらって、見え方はどうですか?

スタッフA)右は鮮明に見えます。左はちょっと滲むというか、ブレて見えますがブレる範囲がすごく狭くなった感じです。何重にも見えていたのが微かにブレているくらいの感じ。

ともぞう)今の視力でメガネを使い続けるんでしたら絶対に新しいメガネは必要です。典型的な不正乱視の目なので、眼科に行ったとしても今の左目の視力だとメガネを作るのは難しいと言われると思います・・・・。

スタッフA)実際5年前メガネを作った際に不正乱視というのを伝えたら、じゃあそのまま視力検査をしてでた度数を入れましょうという話になったんです。

ともぞう)そうですよね。普通のメガネ屋さんではそうするしかないと思います。
では今の視界で携帯とか見てもしんどくないですかね。大丈夫そうであれば先ほど説明した0.01単位で測定できるレンズで作ろうと思います。

スタッフA)あの、アイスクリプションと普通のメガネの違いって一体なんなんでしょう?

ともぞう)普段だとレンズの度数は0.25D(ディオプトリー)単位でしか作れないんです。なので視力測定でも2.25や4.75など0.25単位で表記がされてるんですが、アイスクリプションのレンズは0.47とか0.01単位で作ることができるんです。(アイスクリプションの詳しい説明はこちら)
今日測定した目のデータをドイツにある会社に送って、独自のアリゴリズムで導き出した度数のレンズを送ってもらっているんです。

不正乱視は答えが無い目なので、メガネだと様子を見ながら作るしか無いです。
調べて、一番心地いい、落ち着く見やすいメガネを今探し出したので、それを元にアイスクリプションを作っていく形になります。

スタッフA)では、それでお願いします。

ともぞう)はい。かしこまりました。不正乱視があるので、もし何か問題があれば言ってくださいね。
本当であればコンタクトだときちんとした治療ができるはずなので機会があれば行ってみるのも良いかもしれませんよ!

 

<フレーム選び>

スタッフA)あの、フレーム選びまで見ていただくのを記事として残したいのはあるんですが、実はずっと気になっていたメガネがあって・・・。

今まで掛けていたメガネは自分に似合っていると思うしお気に入りではあるんですが、ややつり目がちなデザインなのでモードで硬い印象があったんです。なので次はカジュアルで柔らかい印象にしてくれるメガネにしたくて・・・。


PINE 1008

このPINEのフレームは数年前綾瀬はるかさんがCMで着用されていたことが話題になっていたフレーム。今でも店舗に入るとすぐに売り切れてしまう人気商品なんです。シンプルだけどよく見ると捻りのあるデザインが可愛くて次作るならこのフレームが良いなって数ヶ月前からこそこそ狙っていたんです。

 

<メガネのフィッティングと目との距離の測定>

ともぞう)メガネが決まったところでフィッティングも今させていただきますね。

最後にメガネフィッティングした後、メガネを掛けた時の顔の正面と側面のデータを取ります。
これをすることによって目やメガネの角度と距離を測定して、それによってレンズの形を調整するんです。

スタッフA)そんなことまでするんですね・・・。
なんだか今までの視力検査とは全然違って新鮮です・・・!

ともぞう)また出来上がったら連絡しますね。掛けた時にしんどくなったらいつでも言ってください。

スタッフA)よろしくお願いします。

 

これで全ての工程が終了しました!

通常1時間で済む視力検査を質問しまくった結果、1時間半の長時間検査になりました(笑
ともぞうさん、この度は本当にどうもありがとうございました。お疲れ様でした!

そして、最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。

次回は実際に出来上がったメガネを受け取りと、その後の経過についてお話します。
どうぞお楽しみに!

 

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