2020.09.08
tag:メガネコンサルタント, 眼鏡コンサルタント
こんにちは。
眼鏡コンサルタントのともぞうです。
遠近両用メガネは万能な眼鏡ではありません。
結構勘違いしてる人が多いのが「遠近両用メガネ」の使い方。
遠近両用って聞くと、遠くから近くまでストレスなく、きれいに見えるって感じがするけど、実際はそんなことない。。。
とくに最近はテレワークが増えて在宅勤務なのに、遠近両用メガネを掛けてるお客様が、眼が疲れるや肩がこる、などの症状を訴えて来店される方が多いように思います。
そもそも遠近両用メガネは、遠くを見る遠用メガネに近くを見る度数が補助的に入ったメガネって思ったほうが良いかも。なので遠くから近くまで不自由なく見えるっていうのは、大きな勘違い。
在宅勤務に最適な眼鏡って?
在宅勤務の場合、特に大豪邸に住んでる以外の一般の人たちは、パソコンの前に座って作業をしながら部屋の中を見渡す場合でも、最長3~4メートルの距離まで見えれば十分。そんなシーンに最適なのが【中近・近々メガネ】
基本的なレンズの設計は遠近両用メガネと同じです。近くは約40~50cmに合わせて、レンズの遠方部分(レンズの上の部分)の度数を約3~4m先に合わせて作るのが中近メガネ、レンズの遠用部分(レンズの上の部分)を約1mに合わせて作るのが近々メガネ。
例:カールツァイスオフィスレンズ ↓↓↓
【中近・近々メガネ】は【遠近両用メガネ】に比べて手元部分の視界が広く設計されており、基本は室内で作業することを目的として設計されてるレンズ。特に中近メガネは慣れると室内で掛けっぱなして歩いたり出来るようになります。
この中近・近々メガネで重要なことは度数合わせ、いわゆる検眼。ともぞうが測定する場合もお客様のメガネの使用シーンや使用場所、見る必要な距離や使用時間など、事細かくヒヤリングします。このヒヤリングが本当に重要で、検査する者がお客様のこういったシーンを把握出来ていないと、いくら高価なレンズを使ったとしても、快適に使える訳じゃないのが中近・近々メガネ。信頼できる眼鏡店や知識のある販売員に相談することをおススメします。
まとめ
いまだに在宅勤務・テレワークが続いているこの時代、コロナが収束したとしても働き方は確実に変わります。今後も在宅勤務・テレワークで一歩も自宅から外に出ないで、一日中室内でパソコンと向かい合ってる、そんな時代になりつつあります。なのでメガネの度数や使い方も今後は確実に変わってきます。【中近・近々メガネ】が在宅勤務・テレワークのマストアイテムですよ。
ありがとうございます。
『眼鏡コンサルタント』ともぞうでした。
【眼鏡コンサルタント ともぞう】
眼鏡技術専門学校を卒業後、眼科勤務3年、眼鏡店店長12年、仏ブランド「Face a Face」の日本代表を4年従事した後、ツールインターナショナル株式会社を起業。中国シンセンに単身渡ってメガネフレームのOEM事業を6年間。2018年末に帰国。現在は眼科勤務の経験、眼鏡店勤務の経験とOEM事業の経験を活かし「眼鏡コンサルタント」として、個人向け・企業向けにコンサルタント業務に従事 ツールインターナショナル株式会社 代表取締役
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