【神戸店】同じ度数で作った眼鏡なのに見え方が違う?

2020.06.22

こんにちは。

グラスファクトリー神戸店の神門です。

同じ度数で作った眼鏡なのに見え方が違う?

「同じ度数で作ったレンズなのに、見え方が違う気がする」時々お客様から

お伝えいただく事なのですが、今日はレンズを通した最適な見え方という

視点から理由とZEISSのセントレーションシステム「i.Terminal®2」

と共にお話しさせていただきます。

 

レンズを通した最適な見え方とは?

”今の時代”の眼の使い方に合わせたレンズが”どういった状態で眼の前にあるか”という事がすごく重要になります。

「どういった状態で目の前にあるか」という表現は少し分りにくい表現なのですが、
たとえば眼のお度数が全く一緒で、同じフレームで同じレンズの種類で
眼鏡を製作しても、お客様1人1人の鼻の高さや耳の高さ、顏幅等、お顔は違いますので違う角度で目の前にレンズが位置してしまうからです。

0.1mm単位でフィッティングパラメーターを測定するZEISSのセントレーションシステム「i.Terminal®2」

どんなに優れた性能のメガネレンズでも、目とレンズとの位置関係が少しでもずれていると最適な見え方を実現することができません。
しかし、アイポイントの計測は大切な作業であるにもかかわらず
スタッフの経験と勘に頼る眼鏡店がほとんどで、アナログの域を脱していなかったのが現状です。
当店では、お客様情報をより正確に測定するために、0.1mm単位の正確な計測が可能なカールツァイスビジョンのセントレーションシステム「i.Terminal®2」を導入し、今までにない高精度なメガネをご提供いたします。

近年においてはレンズの製造技術が進歩し、フリーフォーム技術の開発によってお客様一人ひとりの個別装用パラメーターをレンズの設計に反映することのできるインディビジュアル(個別設計)レンズの製造が可能となりました。

「i.Terminal®2」で測定された精度の高い個別データを使ってインディビジュアル(個別設計)レンズを製造することにより、お客様の目に合った最高級の見え心地をお約束いたします。
※フリーフォーム技術:レンズの内面に自由曲面を作り出し、よりカスタマイズ性の高い個別設計を製造する技術。ドイツ カールツァイス社は、フリーフォーム技術の世界的パイオニアであり、内面累進レンズの製造技術特許を所持しています。

正確なセントレーションを活用する為には、まずはフィッティング。
しっかりと眼鏡を掛けれる状態にしておかないと正確なセントレーションを得ても何の意味もありません。
精密になればなるほどフィッティングは重要になってきます。
何故ならフィッティングのミスによって、レンズ性能を最大40%損なう可能性があります。

i.Terminal® 2による最先端フィッティング検査

PD(瞳孔間距離)、フレーム寸法

瞳孔の位置、フレームの寸法をレンズの設計に反映させます。


角膜頂点間距離

通常レンズは目とレンズの間が12mmにレンズが置かれる事を前提に設計されていますが、 状況によって理想値にならない場合でも最適な結果が得られるように、 個々のデータを設計に反映させます。


前傾角

鼻や耳の位置によって変化する前傾角ですが、フレームのデザインや構造によっては理想的な状態に 調整することが難しい場合があります。そのような場合でも理想的な見え方になるよう前傾角を設計に 反映します。


そり角

上から見たレンズの傾きも見え方に影響を与えます。フレームデザインなどによる違いもレンズ設計に 反映させます。

 

 

 

 

 

・横顔からのレンズの傾き(前傾角)

・フレームのそり角度

・レンズから目までの距離(瞳孔間距離)

これらすべてが眼鏡を作り、導き出し視力を一番正確に出し、レンズ越しに見て頂くのにとても重要な要素となります。
この3点が考慮されていないままのレンズは、同じ度数で作っても見え方が違ってくるのです。

 

i.Terminal® 2を使えば、約60秒ほどの作業によりデータが0.1mm単位で得られます。
得られるセントレーションを設計に反映させ、1人ひとりの個別データに基づいて1枚1枚設計する
フルオーダーメイドレンズを製作する事が出来ます。

またフルオーダーレンズでなくても「PD」や「フィッティングハイト」は
通常のレンズでも最低限必要なデータになりますのでレンズ加工の際にこれらのデータを反映させます。

グラスファクトリーでは度入りの眼鏡をお買い上げの全ての方にこれらのセントレーションの測定を行います。
どんなに優れた性能の眼鏡レンズでも、目とレンズとの位置関係が少しでもずれていると最適な見え方を実現することができません。
より良い見え方のお手伝い、ぜひご相談下さい。

 

【神戸店】レンズを通した最適な見え方とは?

 

 

【コロナウィルス関連】


グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
下記のバナーから来店予約頂けますとお待たせする事なくスムーズにご案内することが出来ます。

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『STAFF PROFILE』神門 良平(Ryouhei Kamikado)

1989年生まれ 大阪在住
趣味:スポーツ(テニス、サッカー)/ 映画鑑賞 / 買い物 / etc

豊富な商品に対する知識に基づいてのコーディネート提案を得意としています。
オシャレな眼鏡をではなく、お客様にとってのベストな眼鏡を

ご提案するをモットーにしてTPOに合わせてオススメさせて頂きます。

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