2020.05.19
tag:フルオーダーメイドメガネレンズ, 非球面レンズの見え方, ZEISS社 レンズ, フルオーダーメイドレンズ, 最高級の見え方, 歪みに酔ってしまう, スマートライフ, フリーフォーム技術, 眼鏡の傾き
物よりも質の時代、アフターコロナから世の中の物に対する価値観は大きく変わるように思います。
”今の時代”の眼の使い方に合わせたレンズが”どういった状態で眼の前にあるか”という事がすごく重要になります。
「どういった状態で目の前にあるか」という表現は少し分りにくい表現なのですが、
たとえば眼のお度数が全く一緒で、同じフレームで同じレンズの種類で
眼鏡を製作しても、お客様1人1人の鼻の高さや耳の高さ、顏幅等、お顔は違いますので違う角度で目の前にレンズが位置してしまうからです。
佐野と他スタッフの2名で同じMATSUDAのM2047 HDMを掛けてみました。
佐野がかけていると、前の角度(前傾角)が深くなっています。
他スタッフがかけると前の角度が浅くなっています。
この場合だと明らかにレンズの傾きが違うのがお分かり頂けると思います。
ですので、お客様1人1人のお顔にどういった状態で眼鏡のレンズが眼の前にあるかを測定し、
その情報をもとにパーソナルにオーダーメイドするレンズが最新のオーダーメイドレンズになります。
GLASSFACTORYで取り扱うZEISS社のレンズは下のような機器を使用して、お顔と眼鏡のレンズの位置関係を
測定し、ZEISS独自のフェイスフィットテクノロジーで10分の1mm単位でお顔に合わせてレンズをオーダーメイドします。
それによって変わる視界。
こちらが非球面レンズ設計の見え方
そしてこちらが、GLASSFACTORYで取り扱うZEISS社の機器を使用して、お顔と眼鏡のレンズの位置関係を
測定し、より精密な数字を設計を反映させたレンズの見え方
これほど周辺部分に大きな違い(歪み)は上記でご説明した眼鏡を掛けた状態が
人それぞれ、同じフレームでも掛けた状態が異なる事に大きく起因します。
よくお客様にお伝え頂く事では、同じ度数で作ったのに眼鏡によって見え方が違う気がする。
それは、ある意味その通りなのです。
・横顔からのレンズの傾き(前傾角)
・フレームのそり角度
・レンズから目までの距離(瞳孔間距離)
これらすべてが眼鏡を作り、導き出し視力を一番正確に出し、レンズ越しに見て頂くのにとても重要な要素となります。
この3点が考慮されていないままのレンズは、同じ度数で作っても見え方が違ってくるのです。
それが結果的に周辺部に歪みの無い、最適な度数で快適に掛けて頂ける眼鏡をなります。
人間の5感の一つである視覚はとても重要なものです。
せっかく作る眼鏡であれば、毎日使用されるからこそ見え方にこだわってみては如何でしょうか。
『GLASS FACTORY 神戸店』
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