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【神戸店】疲れ目、目の疲れ、肩こり、頭痛を解消 プリズムメガネ処方の実例

2017.07.30

こんにちは。
グラスファクトリー神戸店の佐野です。
今回は、実際にプリズム処方をした方のお話です。

ご来店頂いたお客様は、34歳の男性です。

私生活で現在使用されているメガネでは、遠く、近くとも見えにくいとの事です。
また、疲れ目や肩こりがあるということで、ご来店頂きました。

先日、NHKテレビにて、「ためしてガッテン」で、斜視・斜位について
取り上げられていて、そちらの番組をご覧になられたのも、ご来店されたきっかけです。

PC作業が多いお仕事で近業視が多く、日頃の疲れ目に対して、お困りになられておりました。

人は近くのモノを見る時、必ず眼を寄せる必要があります。目が元々外向きの人は、
まっすぐ(正位)の人に比べて、大きく目を内側に向ける必要があるため、負担が大きくなります。
目を寄せる筋肉と眼を寄せるように指示を出す脳が疲労して、重い疲れ目となってしまいます。

まず、完全矯正を出す測定をし、カバーアンカバーテストを行いました。
カバーテストを行った時に、カバーをした方の眼球が動くと斜位があると
いう事です。今回のお客様は、両眼共に眼球が動くことが確認できました。
目が外側から内側へ動いたので、外斜位という目が元々外向きにある事が分かりました。

【重い疲れ目にはプリズム眼鏡で処方します】
重い疲れ目にはプリズム眼鏡で処方します。
実際にどれぐらいのプリズム量を入れるのか?
きちんと立体視が出来ているのか?などを、
特別な偏光フィルターを使用し、両眼視機能検査で測定します。

測定の結果、右眼、左眼共に2.5プリズムあり、外斜位なので基底方向は
内方(base in)で処方しました。
これにより、無意識に必要以上に頑張って目を寄せていた、眼の筋肉と脳の疲労を減らすことで、
楽に近業視や近くが見やすくなり、目の疲れ、眼精疲労、肩こりが軽減します。

このお客様はプリズムレンズは初めてでしたが、装用テストで実際に見て頂き、
遠く・近く・足元を見て頂いた時、違和感がないとのことでした。
人の目と脳は直結しているため、殆どの方は、約1週間くらい慣れるまで時間がかかります。

納品時は、実際に出来上がったメガネを掛けて頂き、見え方を確認すると、全く
違和感がなく、見えやすいとのことでした。
長年、悩んでおられた、疲れ目や肩こりが解消し、快適に私生活がお送りできることを、
祈っております。また、日を追って、その後の経過について書きます。


RYOSUKE SANO
【KOBE STORE MANAGER】
【profile】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
16年のキャリアを積んでいます。