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男性女性で共通するサングラスの選び方|フレーム、レンズ選びの基礎知識を解説

サングラスは、日差しなどからまぶしさを軽減するアイテムです。また、そのほかにもファッションアイテムとしての一面もあります。サングラスをかけてみたいけど、似合わないものを選ばないか、不安な人もいるでしょう。

そこでこの記事では老若男女問わず共通する、サングラスのフレームやレンズの選び方について解説していきます。「自分に似合うサングラス診断」アプリの紹介もしているので、ぜひ参考にしてください。

男性女性ともに共通するサングラス「フレーム」の選び方

自分に似合うサングラスの選び方として、自分の顔の形や大きさに合ったフレームを選ぶことが大切です。こちらではサングラスフレームの選び方の、基礎知識について解説していきます。

ポイント①顔の形と相性の良いフレームを選ぶ

自分に似合うフレームを選ぶためには、自分の顔の形や大きさと相性が良いものを選ぶのがポイントです。

顔とメガネのバランスが良いフレームの選び方、顔の形によるフレームの選び方は、以下を参考にしてください。

【顔とメガネのバランスが良いフレーム選びの条件】

  • メガネの縦幅が、眉から顎先までで3分の1に収まっている
  • メガネの横幅が、顔の一番広い部分(だいたい目の位置)に合っている
  • メガネの上の縁が、眉の幅の3分の1ほど重なっている

これらを基本とし、さらに顔の形によって以下のタイプを選ぶのがおすすめです。

【顔の形によるフレームの選び方】

顔の形フレーム効果
丸顔スクエア、クラウンパントシャープでクールな印象をプラスしてくれる
面長ウェリントン、ラウンド、クラウンパント顔の長さをカバーし、知的で落ち着いた印象をプラスしてくれる
逆三角形、四角顔オーバル、ウェリントン、ボストン、ラウンド優しく温和な印象をプラスしてくれる

メガネフレームと、顔の形の相性については以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください!

ポイント②眉毛がフレームから出ないこと

似合うサングラスを見つけるために重要なポイントとして、眉毛がフレームから出ないことが挙げられます。日本人の場合は、眉と目の間隔が広い人が多く、サングラスが眉毛からハミ出やすいです。

サングラスをかけたときは、眉がフレームのトップラインで隠れる方が似合って見えます。反対に、眉毛がフレームの上からハミ出ててしまうと、間の抜けた印象になりがちです。

そのためサングラスのフレームを選ぶときは、以下のポイントを心掛けて試着してみてください。

  • サイズが大きめのサングラスをかける
  • 眉毛の角度に合うフレームを選ぶ
  • ライトカラーレンズなど、色の薄いレンズを選ぶ

以下の記事では、「日本人でも似合うサングラスの選び方」について解説しています。ぜひ合わせて参考にしてください!

男性女性ともに共通するサングラス「レンズ」の選び方

こちらではサングラスレンズの選び方の、基礎知識について解説していきます。

ポイント①レンズの色の印象と効果を知る

サングラスは、レンズのカラーによって印象や効果が異なります。サングラスのカラーは、ブラウンやグレーなどの定番な色から、イエローやピンクなどの明るい色まで選ぶことができます。それぞれの色の特徴を把握して、自分がなりたい印象や、自分に合う色を選んでください。

各レンズの色の効果や印象に関しては、以下の表を参考にしてください。

【レンズの種類(色)】

印象効果
ブラウン・温和な印象
(柔らかいブラウン)
・アクティブなイメージ
(オレンジかかったブラウン)
・視界のコントラストを高める
・ちらつきやすい散乱光
・反射光をカットする
・顔の彫りを深く見せることができる
グレー・クール
(薄いグレー)
・大人っぽい
(濃いグレー)
・光を均一にカットしてくれる
・自然に眩しさを軽減して、見え方もナチュラル・サングラスをかけたままでも景色を楽しみやすい
グリーン・爽やかでフレッシュ
・若々しいイメージ
・ブルー、レッド系の光をほどよく抑えるので、自然な見え方ができる
・近くのものと遠くのもののコントラストがはっきりする
・目が疲れにくい
ブルー・クール
・知的
・イエロー、オレンジ系の光をカットして、目が疲れにくい
・目元のくすみを消してくれる効果があり、美肌効果も期待できる
イエロー・オレンジ・ファッション性が高くオシャレを演出しやすい
・明るい印象を与える
・コントラストを高めるため、薄暗い場所で視界が見えやすくなる
・明るい人柄の印象を与えやすい
ピンク・ファッション性が高くオシャレを演出しやすい
・肌のトーンが上がって健康的な印象を与える
・イエロー、オレンジと同様で、コントラストをはっきりと見せる効果がある
クリア・オシャレを演出しやすい
・知的
・普通のメガネや伊達メガネに見えるため、仕事でも使いやすい
・眩しさを軽減して、どんなファッションにも合わせやすい

そのほか、おすすめの使い方など、カラーレンズについては以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

ポイント②同じカラーでも薄めのものから試してみる

レンズは同じ色でも、濃淡によってかけたときの印象が異なります。一般的には、色の濃度が薄い方が合わせやすいとされています。濃いカラーレンズを装着して「似合わない」と感じたら、段々と濃度を薄くしていくのがおすすめです。

レンズの濃度と、印象や効果に関しては以下の表を参考にしてください。

濃度印象や効果
15%クリアに近いため馴染みやすく、どんなファッションにも合わせやすい
25%目が透けて見えるため、マスクを付けていても柔らかい印象になる。ファッション感覚で身に着けられる濃度
50%濃度が高いため、眩しさを抑えてくれる。自分の目が相手に見えないため表情が分かりづらく、マスクをしているととっつきにくい印象を与えやすい

色の薄いレンズのサングラスをかけると、目元の表情が見えやすくなり、眉毛が多少ハミ出したとしても違和感が出にくいです。おしゃれ重視でサングラスをかける場合は、色が薄いレンズを選びましょう。

「自分に似合うサングラス診断」アプリを使う

現在ではスマホのアプリで、自分に似合うサングラスを診断することができます。具体的には、スマホのカメラで映した自分の映像に、メガネをバーチャルで装着したり、アバターを生成できたりするアプリです。

アプリのなかには、AIが似合っているかどうか判断してくれたり、おすすめのメガネやサングラスを提案してくれるものもあります。スマホでできる、自分に似合うサングラス診断アプリは以下の3つが代表的です。

  • Photo Director(フォトディレクター)
  • Vivid AI(ビビット エーアイ)
  • Lenskart(レンズカート)

「PhotoDirector(フォトディレクター)」は、高性能なAI技術でアバターの作成から、写真や画像の編集・調整など、様々な写真加工ができるアプリです。

「Vivid AI(ビビット エーアイ)」は、様々なA 画像加工機能が搭載された人気写真加工アプリで、おしゃれなメガネスタイルのAI アバターを生成できます。

「Lenskart(レンズカート)」は、1万種類以上のフレームが収録されているアプリです。スマホのカメラで自分を撮影して、AIがおすすめのフレームを提案してくれます。

サングラスの機能性も把握して選ぶ

サングラスを選ぶ際に重視したい機能としては、UVカットです。また、視力が低い人は度入りのサングラスを選びましょう。

使うシーンによっては、スポーツサングラスや自転車用サングラスをチョイスしてください。

UVカット

まぶしさを軽減するサングラスにおいて、UVカットは外せません。現在では、多くのサングラスにUVカットが付いているのが一般的です。

UVカットのサングラスを選ぶ際は、「紫外線カット率:99%以上/紫外線透過率:1.0%以下」のものがおすすめです。

また、肌を露出していなくても、目に紫外線が入るだけで、肌は日焼けしやすくなります。

UVカットサングラスの中には、紫外線の波長(nm)が記載された『UV+数値』のものが存在します。

日焼け対策をしたい人は、『UV400(全ての波長の紫外線をカットできる数値400nm)』という数値に着目して、選ぶのがポイントです。

度入り

視力が低い人は、度入りのサングラスを選ぶようにしてください。

度入りのサングラスであれば、夕方のドライブでも、西陽のまぶしさから目を守って運転することができます。

また、ゴルフやランニング、キャンプなどの場合は、遠くを見渡すことが多いです。

まぶしさを軽減しながら、遠くの視界を見渡せるので、度入りのサングラスを選ぶようにしましょう。

スポーツサングラスなど

スポーツサングラスは、一般的なサングラスやメガネよりも、衝撃に対して強い作りになっています。

スポーツサングラスのレンズは、視界がゆがみづらい非球面レンズを採用しており、プレーに影響しないクリアな視界を保つことができます。

また、一般的なサングラスやメガネは、直線的なものが多いです。しかし、それだと動いたときに、サングラスがズレ落ちるリスクがあります。

スポーツサングラスのフレームは、曲線的で特徴的なシルエットをしており、運動しても顔にピッタリとフィットした形をキープします。

また、スポーツパフォーマンスを向上させる視力の矯正には、深視力サングラスも効果的です。

スポーツメガネ・自転車用サングラス・深視力サングラスについては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

サングラスの選び方についてのまとめ

今回は、サングラスの選び方について解説しました。メガネと同様に、サングラスも自分に合うものに出会うまで、徹底的に試着してみることです。自分で判断できないときは、店員さんやお連れさんなど第三者の意見を取り入れましょう。

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