MILANO COLLECTION 2017

2017年2月に開催されたイタリア・ミラノでのアイウェア巨大見本市「MIDO」。
アイウェア業界関係者に留まらず、ファッションショーやデザインラボなど、いかにファッションと密接に発信するかが体感できるイベントとなりました。
世界から届いた今季注目のアイウェアを是非ご覧ください。

alain mikli(アランミクリ)

alain mikli(アランミクリ)

見るための見られるためのメガネ

世界的トレンドのクラシックテイストを織り交ぜつつも、マツケリ社のアランミクリ専用アセテート生地や、デザイン性の斬新さは今コレクションでも独特の個性と存在感を放っています。

「プラスチックの魔術師」の最新コレクションを是非、この機会に!

MATSUDA(マツダ)

MATSUDA(マツダ)

日本が世界に誇る、時代を超越した、
「本物のヴィンテージ」

一つ一つのパーツの細部まで一切妥協のない造り込みが世界中のマニアを魅了して止まない、日本が世界に誇るブランド、「MATSUDA」。

新たにアルミ素材を使ったモデルなど新しいテイストと共に細やかな彫金を初めとする「らしさ」が今コレクションでも存分に堪能できる。

GOLD & WOOD(ゴールドアンドウッド)

GOLD & WOOD(ゴールドアンドウッド)

上質な素材と職人的技術が作り出す芸術

「色鮮やかさ」が一際目を惹く最新コレクション。質感高いウッドフレームに色鮮やかに染め上げられたシルク生地。WOOD素材のラグジュアリー感はそのままに、カラフルなシルクがヨーロッパデザイン特有のパッションを感じさせます。

JAPONISM(ジャポニズム)

JAPONISM(ジャポニズム)

造形美と立体感を追求した
世界水準の“日本産メガネ”

圧倒的な生産技術を誇る鯖江クオリティーの中でも1、2ともいわれるJAPONISMの真骨頂、「ハイステージ シリーズ」の新作は初のオールチタンモデル。

ダイナミックな造形美と機能性を両立させるそのデザインはJAPONISMならでは。

  • JN-1005 C-02 ¥90,720
  • JN-633 C-05 ¥51,840

TOMFORD(トムフォード)

TOMFORD(トムフォード)

上質な素材と職人的技術が作り出す芸術

「色鮮やかさ」が一際目を惹く最新コレクション。質感高いウッドフレームに色鮮やかに染め上げられたシルク生地。WOOD素材のラグジュアリー感はそのままに、カラフルなシルクがヨーロッパデザイン特有のパッションを感じさせます。



MILANO COLLECTION

MILANOコレクション直前緊急企画
GLASSFACTORYサングラス×ファッション座談会2017

皆様いつもGLASSFACTORY OFFICIALホームページをご覧いただきありがとうございます。
強い日差しの日が続いていますが、皆さんは夏場にサングラスは使っていますか?
直射日光や眩しさが苦手な人が多いはずですが、サングラスは似合わないから、サングラスをかけるのが恥ずかしいんです等の理由で避けている人。
今年こそお気に入りのサングラスを手に入れたい!似合うサングラスに出会いたい!
そんな皆様の期待に応えるべくサマーコーディネイトのスパイスになるサングラスの使い方をサングラスのプロとメガネのプロ、そしてファッションのプロの御三方を迎えて座談会方式で存分に語り合ってもらいました。是非最後までお楽しみください。

Person
RYOSUKE SANO(GLASSFACTORY KOBE)
神戸生まれの神戸育ち。GLASSFACTORYには15年前に入社、独特なファッション感覚を活かして国内外のアイウェアブランドの目利きにも精通、そのキャリアを活かし神戸店・店長として勤務。
NAOMI SASANUMA(GLASSFACTORY KOBE)
15年前に入社以来神戸店にて勤務。ファッションと同様、無類の映画好き。映画館に通い続けて、年間100本近くになってしまう事も。
HIROTO INUI(Ilvilletta HORIE)
セレクトショップで得た感性に、テーラーで得た知識を活かしオーダー洋服店「ilvilletta」店長として勤務。

今回皆様にお集まり頂いたのはズバリ、GLASSFACTORYの夏の主役ともいえるサングラス談義で盛り上がっていただこうという試みの座談会です。リラックスムードで進めていきましょう。
早速ですが、皆さまが初めて買った、掛けたサングラスについて、その時のエピソードなどをお聞かせ願えれば。
まずトップバッターは佐野店長からお願いします。

佐)初めてかけたサングラスは高校生の時ですね。
当時MIBでウィルスミスがかけていたレイバンのサングラスを買いました。
ファッション誌からの影響とかは当時は少なくて、好きな音楽(ミュージシャン)や映画の世界観が教材というか参考にしていたところがあったので、とにかく憧れからくる衝動に駆られて買ったのだと思いますね。

乾)映画や音楽って実はファッションと密接につながっているといいますか、むしろそちら側からファッションに派生しているケースってすごく多いですよね。

佐)笹沼さんのサングラスデビューはいつなんですか?

笹)自分はこの業界に入ってからです。この仕事に就くまでは普段からサングラス必要だとは思わなかったですし、サングラスをかけている人を見て、自分もかけたいという感覚にはならなかったのが正直なとこなんです。
仕事場で眼鏡やサングラスに囲まれて働いているうちにだんだんサングラスにハマって行ったという感じです。
初めてのサングラスはアランミクリのゴーグルタイプの眼鏡に薄めのサングラスカラーを入れて使っていました。
かなりビビッドなグリーン(メロンソーダのようなカラー)のサングラスを最初に選んだ時の心境までは正直覚えては無いので、一目ぼれというやつなんでしょうねー。

佐)そのころも今と同じように薄いレンズカラーが主流でしたね。
その点はどの業界でもリバイバルといいますか、一周回った感じがありますね。
レンズそのものの機能面は様々なところが改善されてより良いものになってますからアイケアという市場に消費者の方が興味を持ち始めているのがわかりますよね。

乾)そこを体感しているお二人はそれだけこの業界のキャリアが長いということになりますね。
ただリバイバルというだけではなくアイケアというジャンルが進んできたことで夏だけではなくシーズンレスでの使用が増えたり、ファッションという枠組みだけでは収まらないようなテーマになってきていますよね。

笹)女性のお客様はファッション面と紫外線防止機能の両方をサングラスに求める人がほとんどですよ。アイケアにおいては女性の方が関心も高いですし、それが目的で使用される方も当然多いですよ。イルビレッタの乾店長のはじめてのサングラスはどのようなものだったんですか?

乾)うちは両親がアイウェア業界の人間ですので、昔から家にはたくさんのサングラスがありましたねー。自分がお店で選んでかけてというのでは無いですが、結構マニアックな商品を家でかけて試したりはしていたと思いますよ。

佐)それはサングラス好きからしたら羨ましすぎる環境ですね。

乾)完全な私物として使用したのは高校生の時に親に買ってもらったGLASSFACTORYのオリジナルのサングラスですね。(モデル名不明)
濃いめのブラウンのレンズのシンプルなサングラスを選んだのですが、親には「そんな地味なサングラス選ぶな!」とダメ出しされたのは覚えていますね。笑

一同)(笑)

乾)今思えば確かに地味なサングラスだったのは理解できます。
自分は当時から服が大好きで、コーディネイトの最後にサングラスを選ぶという感覚でした。サングラスは当然見た目重視ですが派手、地味という以外に様々な要素をその時の感覚で選んでいたのは確かだと思います。その反面、機能性や掛け心地はほぼ気にしていませんでしたね。

佐)「そんな地味なサングラス選ぶな!」というフレーズは自分も昔同じようなフレーズをよく聞かされたような・・・・(汗)

笹)最初はシンプルなものを選んでいても数が増えてくると
だんだんエスカレートしてこだわりの強いアイテムを選ぶようになってきますよね。

MILANO COLLECTION

みなさんがサングラスや眼鏡を選ぶ時のこだわりやポイントについてはどのような基準なのでしょうか?

佐)基本はその日の服にサングラスを合わせるというのが王道ですよね。こだわりはありますが、トレンドを自分なりに解釈をして、その上で形や色を選ぶというっていうのじゃイメージはわきにくいですかね。差し色やサイズ感での合わせやいろんなテクニックはあると思いますがシーズンごとに変わる感じなので来夏は全く違うものをかけているかも。
掛け心地については鼻部分のパーツや当たり方には特にこだわりますね。

笹)自分は完全に直感で選ぶ方かもしれません、自分の中であまりサングラスが似合うという自覚が無いので、似合うと思って納得できるサングラスが少ないのは確かですよね。
だからとにかくひたすら掛けまくりますね、試しまくりますね。
もちろんその際には掛けた際のフィット感や鼻のあたりや跡が付かないかなども考えながら選びますよ!
バシッとハマったものが見つかったときはやっぱりうれしいですよね。

乾)笹沼さんは服の個性が強い分、サングラスのデザインやカラーにも遊びや変化を求めちゃったりする傾向はあるかもしれないですね。

佐)実際の所、ファッションアイテムで最初は使いだしたんですが、今はほんとに実用品!
サングラスをかけるのに慣れちゃうと眩しいからかけてないと不安になりますね。
レンズは基本偏光レンズを入れるようにしてるんですが、機能的な部分へのこだわりといいますか、レンズのギラつきや反射が少ない視界に慣れちゃうと偏光レンズは外せなくなりますね。

乾)自分はサングラスを選ぶ時のこだわりやポイントと言われると説明が難しいのですが、サングラスでも服でも全体のバランスとライフスタイルやシーンでしっかりとバランスを取れれば基本的に似合わないものはないと、自分は思っていますね。
私の意見としてはこの商品は似合う、似合わないという物の選び方ではなく。
仕事、フォーマル、休日、更に細かく言えば休日のバーベキュー、ゴルフ、ドライブという普段の生活に基づいてそのシーンに合う物選びをして頂きたいですね。

佐)お店に来られるお客様でこちらがすごく似合っていると思っても、ご自身が似合ってると思えないのは見慣れていないということもありますが、もしサングラスをかけた場所が店内じゃなくて街中などの店外や違う場所ならうまく映えたりする場合も多いはずなので、そういう意味ではシーンが想像できるような接客サービスができるようにしていきたいなとは常に思いますよね。

笹)直感と最初に発言したんですがもっとわかりやすく言うと、服と同じようにかけた際のサイズ感が大事なんです。顔や頭の形や大きさ、身長、体型などみんな違うじゃないですか、サングラスを掛けたときの似合う似合わないの判断は、大きな鏡で全身のバランスを見ながら決めるのが一番わかりやすいですよ。

乾)確かに顔だけが映り込む鏡では全体のバランスは見れませんから、買ったあとになんか違う!みたいなことにもなりかねませんよね!勉強になります。

じゃあここで皆さんに今シーズンのおススメのサングラスを見せて頂きましょう。

乾)じゃあまずは私から!!PINEのME-1002 (CLEAR ¥30,240)です。

佐)おー!!いいやん!!

MILANO COLLECTION

乾)このサングラスは完全ピンポイントコーデで使う用に買ったサングラスなんです。
全体のイメージとしてはリゾートstyleとしてのコーディネイトで今期作った白のシアサッカー地のジャケットとグリーンのシャツ、色落ちのデニムと合わせる用で作ったサングラスです。
自分は洋服もそうなんですが、どんなものにでも合わせやすいアイテムをあまり選ばないのでシーンやスタイルで自分の思っているイメージで組み立ててモノをセレクトするのがほとんどですね。

笹)なかなかそういう人って少ないと思いますが、それもひとつこだわりのですよね。

佐)これにはコレ、とバシッと決めちゃうのはかっこいいですよね。

乾)自分の考え方はそのものが一番かっこよく見える着こなしや合わせでアイテムを使いたいという事なんだと思います。
服でもサングラスでもこれがベスト!という着こなしをある程度まで最初の段階で作ることが多いと思います。
サングラスやアイウェアのコーディネイト経験はお二人より浅いですので伸びしろはまだまだありますよ。

笹)この夏の乾店長のインスタグラムでのサングラスコーディネイトは要注目ですね!!

MILANO COLLECTION

佐)自分はシーズンごとにお気に入りのカラーなんかも結構変わるときもあるので今季は白とベージュのアイテムが多いこともあり、この夏のイチオシはTOMFORD TF5401 C-045 ¥70,200(クリップ込み)です。このサングラスは、フレームカラーもクリアベージュで夏を感じる涼しげなカラーで、僕は度数入りなのでサッと取り外しが出来るクリップオンサングラスというのも重宝してます。
季節で気になるカラーも違うので、サングラスも服と同じように気に入ってしまうと同じものを色違いで買っちゃうことは多々ありますね。

乾)男なら同じ商品の色違いでの複数買いの気持ちはすごくわかりますねー。

笹)えっ!私もレイバンのサングラスなんかは同型をピンクと赤と黒の3本買いとかしてますよ。もちろん一回でまとめてとかではないですけどね。あくまで計画的に!

乾)笹沼さんの今シーズンおススメのサングラスはどのようなものなのですか?

MILANO COLLECTION

笹)私はサングラスをかけたときにハードになり過ぎたり、クラシックになり過ぎないデザインが好きなんですが、その中でもMATSUDAの2019 (C-MN ¥69,660)は今季オススメです。トレンドのラウンドタイプがハードなイメージが付き過ぎず、眼が透けるくらいの薄めのカラーレンズで今季の特徴を出しています。ミラノコレクションでもブランド問わずいいのがあればと新しいサングラスは常に狙っていますよ。

乾)今回お二人とお話をさせてもらって、サングラスやアイウェアの知識が増えたのでGLASSFACTORYのミラノコレクションには是非時間を作って家族や友人を連れて遊びに行きたいですね。

佐・笹)その際は是非とも神戸店まで!!(笑)

乾)その際はサングラス選びのアドバイスよろしくお願いしますね。

最後になりますがGLASSFACTORYとIlvillettaよりこの夏の告知をお願いします。

笹)ではまず私から、来たる6/24~8/13かけてGLASSFACTORY全店で、MILANO COLLECTION2017が開催されます。

MILANO COLLECTION

今年の傾向として徐々にクラシックなカラーから色鮮やかなフレームカラーに変わりつつあります。クラシックもファッショナブルも同化した今季は様々なコレクションで皆さまに楽しんでいただけると思います。
また、グラスファクトリー全店としては5年ぶりとなるアランミクリのトランクショーやMATSUDAの期間限定モデルも登場します!
他にも特製ノベルティーなど内容盛りだくさんのフェアとなりますので、是非店頭まで足をお運びください。

佐)今回私とIlvilletta乾店長もコーディネイトで使用しておりますGLASSFACTORYオリジナルブランドの新作商品をご紹介させて頂きます。

MILANO COLLECTION

新作のP-101はウェリントンとボストンのちょうど中間的な印象の、最近では“ボスリントン”などとも呼ばれるクラシックな印象とmade in japanの機能美溢れる最先端の板バネ構造のプロダクトデザインが融合したサングラスです。
何といってもこのサングラスの特徴は“フラットカーブレンズ”と呼ばれる2カーブレンズ。キーホールブリッジや飾り鋲などクラシックなディテールとモード感を感じるフラットカーブレンズで、半歩先行く今年のトレンドキーワードアイテムです。
もちろんクリアーレンズのバージョンもありますので是非とも店頭にてお試しください。
乾)最後の締めは私が店長をさせて頂いておりますイルビレッタのご紹介を。
イルビレッタは北堀江でオーダースーツ専門店として営業しております。
ビジネスstyleだけでなく、休日style、フォーマルstyle、パーティーstyleも得意としております。
私たちのSNSを見て頂くと1番わかりやすいと思います。(笑)
また私たちは通常のオーダー店のように、ただお客様に生地を提案し採寸をするのではなく、自分自身が色々な体験をしてお客様に洋服をご提案するというスタイル。
自信が体験しないと的確な提案ができませんからね。

そもそも服単体だけを見てカッコイイ物はもちろんありますが、その洋服を使ってどのようにコーディネートするかが1番重要だと考えています。
やはりその服を着ていつ、どこで、誰と会うか等によって同じ服でもコーディネートによって見え方がかわりますからね。
まさにコーディネートに特化したオーダー店です。
カッコイイ洋服をお探しの方、ご来店お待ちしております。

この度は皆様お忙しい中、座談会へのご参加ありがとうございました。
今後もGLASSFACTORY公式HPでは皆様に楽しんでいただける様々なコンテンツをご用意していく予定ですので、また次の企画を楽しみにしていてください。