みなさんがサングラスや眼鏡を選ぶ時のこだわりやポイントについてはどのような基準なのでしょうか?
佐)基本はその日の服にサングラスを合わせるというのが王道ですよね。こだわりはありますが、トレンドを自分なりに解釈をして、その上で形や色を選ぶというっていうのじゃイメージはわきにくいですかね。差し色やサイズ感での合わせやいろんなテクニックはあると思いますがシーズンごとに変わる感じなので来夏は全く違うものをかけているかも。
掛け心地については鼻部分のパーツや当たり方には特にこだわりますね。
笹)自分は完全に直感で選ぶ方かもしれません、自分の中であまりサングラスが似合うという自覚が無いので、似合うと思って納得できるサングラスが少ないのは確かですよね。
だからとにかくひたすら掛けまくりますね、試しまくりますね。
もちろんその際には掛けた際のフィット感や鼻のあたりや跡が付かないかなども考えながら選びますよ!
バシッとハマったものが見つかったときはやっぱりうれしいですよね。
乾)笹沼さんは服の個性が強い分、サングラスのデザインやカラーにも遊びや変化を求めちゃったりする傾向はあるかもしれないですね。
佐)実際の所、ファッションアイテムで最初は使いだしたんですが、今はほんとに実用品!
サングラスをかけるのに慣れちゃうと眩しいからかけてないと不安になりますね。
レンズは基本偏光レンズを入れるようにしてるんですが、機能的な部分へのこだわりといいますか、レンズのギラつきや反射が少ない視界に慣れちゃうと偏光レンズは外せなくなりますね。
乾)自分はサングラスを選ぶ時のこだわりやポイントと言われると説明が難しいのですが、サングラスでも服でも全体のバランスとライフスタイルやシーンでしっかりとバランスを取れれば基本的に似合わないものはないと、自分は思っていますね。
私の意見としてはこの商品は似合う、似合わないという物の選び方ではなく。
仕事、フォーマル、休日、更に細かく言えば休日のバーベキュー、ゴルフ、ドライブという普段の生活に基づいてそのシーンに合う物選びをして頂きたいですね。
佐)お店に来られるお客様でこちらがすごく似合っていると思っても、ご自身が似合ってると思えないのは見慣れていないということもありますが、もしサングラスをかけた場所が店内じゃなくて街中などの店外や違う場所ならうまく映えたりする場合も多いはずなので、そういう意味ではシーンが想像できるような接客サービスができるようにしていきたいなとは常に思いますよね。
笹)直感と最初に発言したんですがもっとわかりやすく言うと、服と同じようにかけた際のサイズ感が大事なんです。顔や頭の形や大きさ、身長、体型などみんな違うじゃないですか、サングラスを掛けたときの似合う似合わないの判断は、大きな鏡で全身のバランスを見ながら決めるのが一番わかりやすいですよ。
乾)確かに顔だけが映り込む鏡では全体のバランスは見れませんから、買ったあとになんか違う!みたいなことにもなりかねませんよね!勉強になります。
じゃあここで皆さんに今シーズンのおススメのサングラスを見せて頂きましょう。
乾)じゃあまずは私から!!PINEのME-1002 (CLEAR ¥30,240)です。
佐)おー!!いいやん!!
乾)このサングラスは完全ピンポイントコーデで使う用に買ったサングラスなんです。
全体のイメージとしてはリゾートstyleとしてのコーディネイトで今期作った白のシアサッカー地のジャケットとグリーンのシャツ、色落ちのデニムと合わせる用で作ったサングラスです。
自分は洋服もそうなんですが、どんなものにでも合わせやすいアイテムをあまり選ばないのでシーンやスタイルで自分の思っているイメージで組み立ててモノをセレクトするのがほとんどですね。
笹)なかなかそういう人って少ないと思いますが、それもひとつこだわりのですよね。
佐)これにはコレ、とバシッと決めちゃうのはかっこいいですよね。
乾)自分の考え方はそのものが一番かっこよく見える着こなしや合わせでアイテムを使いたいという事なんだと思います。
服でもサングラスでもこれがベスト!という着こなしをある程度まで最初の段階で作ることが多いと思います。
サングラスやアイウェアのコーディネイト経験はお二人より浅いですので伸びしろはまだまだありますよ。
笹)この夏の乾店長のインスタグラムでのサングラスコーディネイトは要注目ですね!!
佐)自分はシーズンごとにお気に入りのカラーなんかも結構変わるときもあるので今季は白とベージュのアイテムが多いこともあり、この夏のイチオシはTOMFORD TF5401 C-045 ¥70,200(クリップ込み)です。このサングラスは、フレームカラーもクリアベージュで夏を感じる涼しげなカラーで、僕は度数入りなのでサッと取り外しが出来るクリップオンサングラスというのも重宝してます。
季節で気になるカラーも違うので、サングラスも服と同じように気に入ってしまうと同じものを色違いで買っちゃうことは多々ありますね。
乾)男なら同じ商品の色違いでの複数買いの気持ちはすごくわかりますねー。
笹)えっ!私もレイバンのサングラスなんかは同型をピンクと赤と黒の3本買いとかしてますよ。もちろん一回でまとめてとかではないですけどね。あくまで計画的に!
乾)笹沼さんの今シーズンおススメのサングラスはどのようなものなのですか?
笹)私はサングラスをかけたときにハードになり過ぎたり、クラシックになり過ぎないデザインが好きなんですが、その中でもMATSUDAの2019 (C-MN ¥69,660)は今季オススメです。トレンドのラウンドタイプがハードなイメージが付き過ぎず、眼が透けるくらいの薄めのカラーレンズで今季の特徴を出しています。ミラノコレクションでもブランド問わずいいのがあればと新しいサングラスは常に狙っていますよ。
乾)今回お二人とお話をさせてもらって、サングラスやアイウェアの知識が増えたのでGLASSFACTORYのミラノコレクションには是非時間を作って家族や友人を連れて遊びに行きたいですね。
佐・笹)その際は是非とも神戸店まで!!(笑)
乾)その際はサングラス選びのアドバイスよろしくお願いしますね。