最近ではアイウェアという言葉が定着するほどに洋服のコーディネートに欠かせない眼鏡。
自分に合う洋服があるように、自分に合う眼鏡がある。お客様のライフスタイルに
そしてそれに合う洋服に合う眼鏡を…
という事でトレンドをどう組み合わせて自分なりに表現するか?
今回は洋服の中でもドレスクロージングと言われるスーツ業界のプロに
今季の業界トレンド、そしてそのトレンドアイテムに合わせた眼鏡のコーディネートを紹介してもらいます。
乾 寛人 / ilvilletta店長

カジュアルスーツって何?って方もいると思うんですが…
ざっくりと言えばビジネススーツとは対極にある堅苦しくない休日にも映えるスーツの事です。
カジュアルスーツが注目されている背景には昔の日本人とは違う生活習慣が挙げられます。
昔は平日のビジネススーツと休日のTシャツ等と完全に2つが分断されてました。
そして例えば、買い物やデートの時にはスーツを着てシャツ、ネクタイとドレスアップして街に繰り出すという休日の過ごし方が大半でした。
…が今の日本は皆さんが様々なライフスタイルを持ち、楽しまれています。
休日に買い物やデートをされる方もいれば、アウトドアなレジャーを楽しまれる方ゴルフやテニスのスポーツをされる方、レセプションやカジュアルなパーティーも増えてきていますし 車でドライブの方もおられます。
ビジネススーツにネクタイだとカチッとし過ぎ、Tシャツにジーンズだとラフ過ぎるそんな時に丁度いい、多種多様なライフスタイルが定着してきているこんな時代だからこそそれらを幅広くカバーしてくれるカジュアルスーツが選ばれ始めているのは納得です。
カジュアルスーツに合わせる眼鏡はドレッシーに見える様にフレームが大きすぎないモノをチョイス。
色はダークトーンだと面白くないので、ニットの色に合わせてパープルに。
形はクラシックでありながら色で遊び心をプラスし、ビジネススーツと休日のカジュアルスタイルの中間的な位置づけのカジュアルスーツに相性抜群の眼鏡ですね。
ilvillettaイルビレッタ
『自分らしいアイテムで気持ち良く過ごす為に装う』
そんな、装いで個性を主張することを放棄しない大人の為のオーダーサロン。
田中 秀忠 / ilvillettaテーラリングスタッフ

しかもその流れは加速していっています。
例えば1年2年前というのは英国の仕立て屋のクラシカルなディティールを入れつつもイタリアの柔らかな生地を用いた提案が多かったんですが。
ただ今季の多くの海外ブランドの打ち出しとしては生地も本格的なしっかりとした英国生地を採用している所がすごく多いんです。
正統派の着こなしでは英国調ジャケットにレジメンタルネクタイの合わせも今なら違和感なく映りますしもしくは定番化しつつあるジャケットにタートルネックのニットを合わせる旬の着こなしも合う。
これからしばらくは英国調ジャケットは続きそうですね。
という事はやっぱりその装いに合う眼鏡が必要ですよね。
ダブルブレザーというクラシックなアイテムには眼鏡もクラシックなボスリントンタイプが大定番。
今回の着こなしではタートルの色に合わせて茶の眼鏡をチョイス日本製だけあり細部のこだわりも多数有り、アジア人の鼻の形に合わせたノーズパットに板羽部分は長時間、眼鏡を掛けても顔を圧迫しないような形状に。
1本あると休日スタイルを豊かにしてくれる安心の眼鏡ですよ。
ilvillettaイルビレッタ
『自分らしいアイテムで気持ち良く過ごす為に装う』
そんな、装いで個性を主張することを放棄しない大人の為のオーダーサロン。