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【ヒルトン梅田店】網膜剥離と白内障手術後、ピントがブレる感じがするという50代男性の症例です。

2022.10.31

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

網膜剥離と白内障手術後、ピントがブレる感じ
のある50代男性の症例紹介です。

今回のご相談者様は50代の男性の方で、網膜剥離の手術を2回と白内障の手術を両目とも
されている方です。

術後に「どうにもピントがブレるような感じがあり困っている」との事。
以前に眼科の処方箋で作ったメガネを掛けておられましたが、
「このメガネでも、そのブレる感じが無くならず、困っている」との事でした。

現在のメガネでの視力は右眼が0.5、左眼が0.8でしたが、
その後の弊社の最新の測定でも右眼0.6、左眼1.0までしか視力は出ませんでした。
ですが、この0.6と1.0で、左右眼が見ている像の位置がズレている事が原因で、
今、体感しておられる「ピントがブレている感じ」の感覚があるのではないかという事も
お伝えし、ドイツ式両眼視機能検査を行いました。

その結果、左右と上下の大きいズレがありました。
左右方向のズレに対しては、外眼筋で頑張って合わせようとする場合もありますが、
上下方向のズレに対して、人は右眼を上げて、左眼を下げるなどの眼球運動は出来ません
ので、どうしようもないのが現状です。
苦肉の策として、首をかしげると高さが合うから、無意識に首をかしげて物を見てしまう場合
もあります。

検査の結果で出た左右方向も、上下方向もズレを補正したものをテストフレームで
掛けて頂きました。

そうすると
「今まで感じていたピントがブレる感じが無いです!」とお伝えいただきました。

まだ、製品のお渡しは出来ておりませんし、検査の時には感じていなかった違和感などは
必ずあるだろうと、慣れるまでのお時間などもしっかりとお話させて頂きました。

眼のお度数だけでは、なかなか解決できない問題もあります。
そのすべてが解決できるわけではございませんが、メガネで出来る事に限りはありますが、
出来る限り楽に見ることが出来るようにと検査させて頂いております。

一般的なメガネで「なんだかしっくりこない」などがある場合は、
下記の予約フォームよりご予約いただき、一度ご相談いただければと思います。

 来店フォームでのご予約

お電話、メールでのご予約

『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
19年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
お受付しております。視力測定ご予約フォームはコチラ
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。