【ヒルトン梅田店】老眼(老視)と眼の調節力について

2020.10.13

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

今回は、気になる”老眼(老視)””眼の調節力”についてです。

一般的に”老眼”と言われる老視は眼の度数が悪くなったりなどの変化して
見えにくくなるのではありません。
年齢を重ねる事で遠くの物から近くの物見るときのピント調節ができにくくなって
見えにくくなるのが老眼(老視)です。
このピント調節は眼の中の水晶体を膨らませて近くにピントを合わせますが、
その水晶体を膨らませる筋肉の毛様体筋という筋肉が衰える事と水晶体自体が硬化し
膨らみにくくなることで起きるのが老視です。

元々人間の眼にはこの調節力というのがあり、下記の表の様に年齢に応じて変化します。
10歳~12歳がこの調節力はピークなので、12歳以降は毛様体筋は衰える一方なので、
見ようによっては12歳以降は老視といってもおかしくはありません。

最近では”スマホ老眼”という言葉もよく耳にするように、スマホ、タブレット、PCといった
デジタル機器の進化、普及に伴って、そういったデジタル機器を使用せずに生活することは出来ないくらい
当たり前になっておりますが、本来20代や30代の十分に調節力があるはずの眼の方でも
スマホやタブレットを見る時間が長くなることでピント調節筋が疲弊してしまい調節力が低下し
老眼のような症状が出ている場合も多く、
実際に検査させていただくと年齢の割に調節力が弱い眼をお測りする事も増えています。

20代、30代にもスマホ老眼による老眼は出ますが、40代、50代、60代も年齢に関係なくスマホ、タブレットを
使用するのが当たり前となっているので、40代、50代、60代の方は上記の表の年齢に応じた調節力より弱い
眼の方が多くなっており、今までよりもしっかりと調節力を補わないと見えにくい眼の方が増えています。

コロナ禍で在宅ワークやテレワークが増え、オフィスよりも暗い環境や小さい画面を見る事で、
今までよりもより眼の疲れを感じ、一気に老眼が進んだように感じる方もいらっしゃいます。

だからと言って、スマホやタブレットが無くなったり、在宅ワークが無くなったりするわけではないので、
眼の使う環境に対応したレンズが必要になります。
ひと昔前の様に、視力1.0や1.2が見えているから、「度数が合っているメガネ」
とはならない時代です。

・20代、30代だけどスマホ老眼かな?
・在宅ワークやテレワークが増え眼の疲れが取れにくい、見えにくい
など、精密に測定させて頂き、ご使用用途に合わせたレンズをオススメさせて頂きます。
思い当たる部分がある方は、是非下記予約フォームよりご予約下さい。

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『GLASS FACTORY ヒルトン梅田店』
電話番号:06-4796-7266
メールアドレス:gfumeda@glassfactory.co.jp

RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
19年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
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※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。