【神戸店】左右で視力が大きく異なる方の症例

2020.06.16

左右の視力が大きく違う方の症例

 

 

日々視力測定をさせて頂く中で、多いのが左右の視力が大きく違う不同視のお客様がいらっしゃいます。

不同視とは視力を表す数値で2ディオプター以上離れている方の事です。

今回視力をお測りしたお客様も左右視力に大きな差がありました。

 

現在お使いの眼鏡の度数がこちら

眼鏡を掛けた状態での視力は右が0.2、左は0.7でした。

悩まれている症状として、

・PCを長時間見た後、遠くを見ると焦点が合うまでに時間が掛かる・疲れ目や目の痛みがある
・照明が暗い場所では見えにくい
・首の痛みがある
・めまいがある
・生活音が耳障りに感じる

ただ、現在お使いの眼鏡に不具合を感じるか、という点では特になし。

左右差があると知っていても、首の痛みなど、これらの症状と眼鏡とは無関係と思っている方も
多いのではないでしょうか。

実際にもっと視力が必要な眼(この方の場合は右眼)をしていても、2ディオプター以上離れた度数を掛けると、
クラクラする、歩行困難、きつく感じるなどの症状が起こってしまうからです。

まずお客様には今現状の左右の完全矯正値を出させて頂きました。

眼球の周りにある外眼筋と呼ばれる筋肉の左右バランスで決まります。
両眼が見えるほとんどの人は多かれ少なかれ斜位を持っており、このズレを合わせながら、日常を過ごしています。

眼鏡で左右それぞれの目を完全矯正値に合わせた時、
斜位があるため、左右の映像のズレを自分の眼の周りの筋力を使って合わせないといけません。
その差が大きく開けば開くほど、片眼ずつにすれば見えているはずなのに、両眼で見ようとすると、
複視(物が二重に見える)、くらくらする、気分が悪くなるなどの症状がおこるのです。

合わせて両眼視機能検査をさせて頂きました。
前述でお伝えしたように、斜位があり、視線のズレがあるお客様でした。

まず両眼でモノを捉えて頂く見え方をご用意させて頂きました。

それにより左右の度数は大きく開くものの、右0.2の視力が0.8まで見える様になりました。

もちろん、今までぼんやりとしていた右の見え方が見える様になり、且つ両眼でモノを見るという
経験をしてこなかった分、慣れるまでにお時間を頂きます。

ただ、片眼の見えにくさは改善され、両眼でクリアな視界を見て頂く事が出来ました。

昔から視力が左右差があり、見え方を諦めていた方、今までにないクリアな視界の為に
しっかりとした視力測定を体験してください。

 

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