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【堀江店】最近少し手元が見えにくく、肩こりでお悩みのお客様への処方例

2020.03.30

こんにちは。


堀江店 店長 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)の上島です。

 

本日は「最近少し手元が見えにくく、肩こりでお悩みのお客様への処方例。」をご紹介したいと思います。

 

【STEP➀ 問診】

今回、測定予約よりご来店いただきましたのは50代女性 Y様。

まずは最初に問診をさせて頂きました。

今お使いの眼鏡はなんと20年前(!)に作られ、少し前から “見えにくい” “ずれやすい” 等自覚症状があったものの、何となく今日まできてしまったとのこと。

詳しくお伺いすると近年は仕事でのオフィスワーク(パソコンや手元を見る時間)も増え、眼精疲労や首の痛み・肩こりでお困りで、最近ではそれが日に日にひどくなっているとお悩みでした。
加齢とともに1つの眼鏡で遠くと近く、全ての場面を補うのは難しいことをご説明させて頂いたうえで今回、まずは外出用(常用)の眼鏡を作らせて頂くことになりました。

 

【STEP② 昼と夜の瞳孔格差の確認】

続いて世界最先端の測定器 i.Profiler®plusでベースとなる眼の状態を確認させて頂きます。

 

上の図が昼間の眼の状態、下の図が夜の眼の状態です。
昼間の眼の状態では色ムラ等は目立ちませんが、夜になると不正な乱視の影響を受けているであろう部分(色ムラがあり)見えにくく感じられていることがよく分かります。
また夜の状態ではこの不正な乱視の影響で、照明が暗い所でハッキリと見えない感覚が大きいことをご説明させて頂きました。
そして今回、常用の眼鏡としてこの夜の不正な乱視の影響を少なくするi.Scription®解析をし夜間の見え方が改善できる眼鏡がある事をお話させていただきました。

 

【STEP③ 完全矯正値+加入度数の決定】

次は普段お使いの眼鏡(現行度数)で現状どれくらい見えているのかを確認させて頂きます。

そうすると右目が0.4、左目が0.8、両目で0.8~1.0でした。
現状の眼鏡ですと左右のバランスが悪いため、無意識のうちによく見えている(左)目で見ようとして姿勢であったり、知らず知らずのうちに身体の色んな部分に負担がかかってしまいます。
なのでしっかり左右のバランスを整えたうえで、その人にとって目の負担が少ない、最小度数で最大限遠くが見える度数がどこなのかを探っていきます。

今回 Y様の場合、上の写真【自覚度数】が完全矯正値となりました。
左右とも普段お使いの眼鏡(現行度数)とは大きく数値が変わりました。

そして加入度数(すなわち老眼、近くを見る際に最も適切な数値)も併せてチェックします。

度数の強い眼鏡=遠くが良く見える≠疲れにくい眼鏡

もしかしたら日頃、頭痛や肩こり等でお悩みのお客様はこういった部分も原因の1つの可能性がございます。心当たりのあるお客様はぜひお近くの眼科・眼鏡店で定期的な検診をお勧めいたします。

 

【STEP➃ 両眼視機能検査(MCH)】

先ほど左右の見え方のバランスが悪いと頭痛や肩こりにつながる可能性があるとご説明させて頂きました。

実際、Y様も首の痛みや肩こりでお困りでしたので、次は完全矯正値を割り出した上で両眼視機能検査に移ります。

 

両眼視の検査は特殊な偏光フィルターを使った眼位測定でポラテストと呼ばれています。
人は近くのモノを見る時、必ず眼を寄せる必要があります。
目が元々外向きの人はまっすぐ(正位)の人に比べて大きく目を内側に向ける必要がある為、負担が大きくなります。
目を寄せる筋肉と眼を寄せるように指示を出す脳が疲労して、重い疲れ目となってしまいます。
そこでまずはお客様の眼位の確認の為、カバーアンカバーテストを行いました。
カバーテストを行った際に、カバーをした方の眼球が動くと斜位の傾向があるという事です。
今回のお客様は、両眼共に眼球が動くことが確認できました。
目が外側から内側へ動いたので、外斜位という目が元々外向きにある事が分かりました。

その上でプリズムレンズという特殊なレンズを使用して眼位矯正を行いました。

この検査で検出された眼位矯正を行うことにより、今までモノを見る時に余分に掛かっていた眼を動かす筋肉と脳の疲労を軽減することで、眼精疲労(目の疲れ・疲れ目)を抑え、肩こり、頭痛を改善できる可能性があります。
これにより、楽に近くのモノを見る事が出来たり、立体感や遠近感のある見え方になります。

このお客様はプリズムレンズは初めてでした。
装用テストで実際に見て頂き、遠く・近く・足元を見て頂いた時、多少の違和感はあるが立体感を感じ今まで感じたことの無い明るい見え方だと実感頂きました。
人の目と脳は直結しているため、殆どの方は、慣れるまで1~2週間ほど時間がかかります。

 

【STEP⑤ レンズの選定~セントレーション】

全ての測定が終わり、今回は ごく限られた眼鏡店でしか作成できない超精密度数のデジタルレンズ (※最終の処方の数値参照)でお作りさせていただく事になりました。

一般的な遠く用(単焦点)のレンズと比較するとデジタルレンズは、レンズの上部から下部にかけて自然に見え方を切り替えることで日々の眼の筋力の負担を軽減してくれます。

携帯やタブレットが普及し視線運動の忙しい現代において、最もフィットしたスタンダードなレンズといっても過言ではありません。
そして “最近手元が見えにくい” といった、いわゆる初期の老眼にも効果があります。

また眼とレンズの距離や傾斜角度なども正確にデジタル計測を行い、そうすることでメガネ特有の歪み(収差)を抑え、レンズ本来のパフォーマンスを最大限に発揮させることが可能となりました。裸眼やコンタクトの見え方に近づけることが可能となり“見え方の質の向上”に繋がります。

 

【STEP⑥ アフターフォロー】

「以前○○のお店で視力測定をして眼鏡を新調した際、新しい度数・見え方に全然慣れなかった!」そういった苦い経験をお持ちのお客様も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

グラスファクトリーではお渡しから約2~3週間後を目安にその後快適にご使用頂けているかお電話かお葉書にてフォローのご連絡をさせて頂いております。
その際、見え方に改善の見受けられないお客様につきましては再度お測り直し・処方交換も行っておりますのでご安心下さい。

Y様の場合お渡しから約2週間後、その後の経過についてしっかりフォローさせて頂きたく連絡させて頂いたところ、先日メールにて返事を頂戴しました。

Y様、この度はグラスファクトリーならびに堀江店のご利用誠にありがとうございます。
今回作成させて頂いた眼鏡・プリズム処方により、これまで困られていた見えにくさであったり肩こりが改善され、より快適な視生活を送れますように心より願っております。

 

 

この方のように普段から疲れ眼がひどいのは視線(眼位)のズレが原因かもしれません。

・眼がとにかく疲れる(眼精疲労を強く感じる)

・物が時々、二重に見える

・遠近感を感じにくい

・本を読んでいて一瞬目を離すとどこを読んでいたのか分からなくなる

・ドライアイ症状である

など、眼からの違和感を感じる事があればまずはご相談ください。


グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
下記のバナーから来店予約頂けますとお待たせする事なくスムーズにご案内することが出来ます。

ZEISSオーダーメイドレンズが出来るまで(来店からの流れ)

両眼視機能検査ってどんな検査なの?

【堀江店】夜になると見えにくく、運転免許の更新が間近に迫ったお客様への処方例。


Staff Profile
上島 英智(Hidetomo Parisien Uejima)

 

堀江店店長兼Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)

1977年1月7日生まれ(43歳)/A型

奈良県出身/大阪市在住

座右の銘、好きな言葉:「Qui se ressemble s’assemble」(類は友を呼ぶ) / 外見は1番外側の中身

趣味:音楽(主にJazz & House) 映画鑑賞 / 買い物 / ワイン&食べること / 海外旅行 etc

 

【私のこだわり】
眼鏡と洋服とフランスをこよなく愛し、毎シーズンごとのトレンドを意識しながら、フレンチ&海外生活で培った「グローバルな視点と日本人らしさ」をベースに自分と由縁のある場所や人、ブランドの時代背景をも融合させたMIXスタイルが得意。その他、この業界に入ったきっかけなど、スタッフインタビューはこちら

【最後にひと言】
お客様が持つライフスタイル、そのライフスタイルに合うファッション、そのファッションに合う眼鏡
そして最高級の視界を眼鏡業界歴20年の知識と経験を元に従来の「眼鏡店」の固定概念にとらわれない「トータルコーディネート」提案をさせて頂きます。