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【堀江店】夜になると見えにくく、運転免許の更新が間近に迫ったお客様への処方例。

2020.01.04

こんにちは。


堀江店 店長 Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)の上島です。

Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)とは?

グラスファクトリーで世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当するポジションの事です。

今回ご紹介させて頂くお客様は弊社のBlog
「夜が見えにくい、夜になるとにじんで見える方ご相談ください。」 を見て測定予約を頂いたH様です。

過去に1度眼鏡を作成したことはあるものの、裸眼とは違った眼鏡特有の見え方になかなか慣れずスグに使用を止めてしまったとの事。しかし免許更新期限が来月に迫り、ご来店・ご相談頂きました。

今回は免許更新がメインでしたので数あるレンズ種類の中より、ZEISSのDriveSafeコーティングのレンズをご紹介させて頂き測定に入りました。

「DriveSafe コーティング」の詳細はコチラ↓↓↓↓

 

まずは世界最先端の測定器「i.profilerⓇplus」 で昼間と夜の瞳孔格差を確認します。

 

こちらがH様の昼間の目の状態。

日中、瞳孔が小さい状態では両眼とも特に(不正乱視等)問題は見受けられません。


【H様の昼間の眼の収差図】

そしてこちらが昼間と比べて光を集めようと瞳孔が大きくなった夜の目の状態。

昼間と比べて青や赤色の色ムラが目立っています(※特に左目)
この部分が不正乱視の影響を受けているであろう部分です。従来の度数設定ではこういった不正乱視をあまり補正できませんでした。

しかし次世代の視覚矯正「i.Scription®」で超精密度数で作成することが可能になり、そうすることで限りなく不正乱視を抑え、夜の見え方を改善することが可能になりました。


【H様の夜間の眼の収差図】

 

H様にご自分の目の状態がどうであるかをご理解いただいた上で、次のステップ「i.profiler®plus」 で出てきた数値を元に 「VISUSCREEN & VISIPHOR500」 でより細かく完全矯正値を割り出していきます。

 

完全矯正値を「i.Scription®」でより細かく、その方その方の眼に合わすことで光のハレーションなどを抑え、″夜間の見え方の質の向上″が期待できます。※i.Scription®の効果に関しては個人差があります

今回H様にとってはその効果が顕著に表れており、非常に有効的だという事が分かりました。

 

 

最後は「i.Terminal2」でレンズの中の目の位置を確認。デジタル撮影で従来より正確に光学中心(※視力の1番出やすいポイント)を最大限レンズ・見え方に反映させて頂きました。

 

【後日談】

お渡し後、免許更新等どうなったか心配しておりましたら先日お客様から手紙が届きました。

この度は無事に更新ができたようで何よりです。
H様、この度はわざわざ丁重なお手紙誠にありがとうございます。
またお近くに寄られた際には気軽にお立ち寄りくださいませ。


Staff Profile
上島 英智(Hidetomo Parisien Uejima)

 

堀江店店長兼Vision Specialist(ヴィジョンスペシャリスト)

1977年1月7日生まれ(42歳)/A型

奈良県出身/大阪市在住

座右の銘、好きな言葉:「Qui se ressemble s’assemble」(類は友を呼ぶ) / 外見は1番外側の中身

趣味:音楽(主にJazz & House) 映画鑑賞 / 買い物 / ワイン&食べること / 海外旅行 etc

 

 

【私のこだわり】
眼鏡と洋服とフランスをこよなく愛し、毎シーズンごとのトレンドを意識しながら、フレンチ&海外生活で培った「グローバルな視点と日本人らしさ」をベースに自分と由縁のある場所や人、ブランドの時代背景をも融合させたMIXスタイルが得意。その他、この業界に入ったきっかけなど、スタッフインタビューはこちら

【最後にひと言】
お客様が持つライフスタイル、そのライフスタイルに合うファッション、そのファッションに合う眼鏡
そして最高級の視界を眼鏡業界歴20年の知識と経験を元に従来の「眼鏡店」の固定概念にとらわれない「トータルコーディネート」提案をさせて頂きます。