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【ヒルトン梅田店】デスクワーク(PC作業)には遠近両用よりもOFFICEレンズがおススメ⁉

2019.10.30

こんにちは。


ヒルトン梅田店 Vision Expert(ヴィジョンエキスパート)SS級認定眼鏡士 佐野です。

Vision Expert(ヴィジョンエキスパート)とは?

まずJOA(日本眼鏡技術者協会)から、「適切な視力測定」「レンズ選び」「フレーム調整」
などの知識や技術を審査認定された『SS級認定眼鏡士』であり
そしてグラスファクトリーでは、世界最先端の視力測定、両眼視機能検査を行う為
世界最高峰の精度を持つCarl Zeiss(カールツァイス)社の精密検査機器を導入しているんですが
私は視力測定のスペシャリストとして社外の講習受講や社内への指導を担当しています。

今回は、長時間のPCワークにオススメレンズのご紹介です。

日々ご来店頂くお客様のメガネの使い方で、「もう数年前から遠近両用のメガネを使っているけど、近くを見る時は殆ど眼鏡を外して見ている。」と言う声を本当に良く聞きます。

「近くを見る時ってどんな時が多いですか?」と尋ねると・・・。

「仕事でパソコンをしてる時間が殆どで、老眼が出てきてそれまで掛けていた近視用のメガネではパソコンが見えにくくなってきたから、数年前にメガネを新しく作りに行った時に、メガネ屋さんに勧められて遠近両用にしたけど、結局モニター画面は見えにくくてパソコンの時には外して見てるけど、外すと今度は画面に顔を近づけないと見えないものもあったりで・・・。」


「メガネを掛けたり外したり・・・、更にはモニターに顔を近づけたり離したり・・・。もう、どうやってもピントが合わなくて、集中できずに作業効率も上がらないし、目は疲れるし・・・。」

なんて事、ありませんか?

そんな方のPCワーク用として今回お勧めなのがZEISSのOFFICE LENSです。

1日の大半がPCワークになる方にとって、読書用や遠近両用レンズでは最適とは言えません。
読書用レンズでは、顔がモニター画面に近寄りがちです。またPC画面を綺麗に見ることが出来たとしても、画面から違う場所へ視線を動かすとたちまちその視界はぼやけてしまいます。

また遠近両用レンズでは、遠方は比較的綺麗な視界が得られたとしても、肝心のPC画面は
きれいに見えるポイントが狭く、自分で首の角度と目線の角度を調整して、見えやすいポイントを
探しながらの作業になることが多くなります。

これでは姿勢的にも良好な状態とは程遠く、この状態での作業が長引けば肩こり、または首や背中、腰を痛めることになりかねません。

ZEISSのOffice Lensでは、手元の資料やキーボードまでの距離とPCモニターまでの距離、更にはPC作業中においてPC以外の場所までの奥行きは何メートルほど先まで見える必要があるか?などを考慮できる様々なレンズ設計を用意しており、お客様のPCワーク中の目の動きと視距離に合わせて設計をお選び頂く事が可能です。
近々~中近のご自身の作業距離に合わせてフレキシブルにカスタマイズが可能なオーダーメイドの室内用レンズになります。

そして、その緻密なレンズ設計によるレンズの性能をフルに発揮させるために、世界最先端のフィッティング撮影装置「i.Terminal®2」を使用し、お客様の選ばれたフレームがどのような状態でお顔に掛かっているかを測定します。

この装用データがレンズ製作に反映されお客様一人一人のオーダーメイドレンズが仕上がります。

こうして仕上がったメガネは、楽な姿勢でPC作業をすることができ、PC画面からオフィスの隅まで
自然でクリアな視界を得ることができ、快適なオフィスワークをサポートしてくれます。

結果、余分な目や体の疲れも大幅に低減できるため、作業効率もアップします。
さらに仕事での疲労の低減は休日に疲れを引きずらず、有意義な休日を過ごすことが出来、週明けからまた良い仕事が出来るように好循環を生み出します。

そのかわりにこのOFFICE LENSは室内より遠く(約5m以上遠く)はぼやけてクリアには見えません。
ここを忘れて、終業後にうっかりそのままメガネを掛け変えずにオフィスを退社してしまうと大変な事になりますので注意してくださいね。

多くの方が、「遠近両用」と聞くと、「1本で遠くから近くまで全部綺麗に見えて、常用として快適に使える」と思われがちです。

ですが老眼を感じ始めていて、パソコンやスマホ、またはタブレット端末を日常的に使う方にとって、全ての環境で1本のメガネで快適にクリアに見えるメガネは、残念ながら今のところございません。

でも、遠近両用はデスクワーク以外の日常の多くをカバーしてくれるメガネには違いありません。
例えば・・・
お買い物の時に値札や品質表示の小さな文字を見る
外食時にメニューを見る
資料にさっと目を通す(ごくごく短時間の作業)
メールやLINE等を受信した際に目を通して返信するetc…

上記の例に共通する事は、作業時間(近くを見ている時間)が短い事と、見る対象物までの距離や位置が自分の手と目線の角度の両方を使ってある程度調節出来る点にあります。

この条件を満たす場合は、遠近両用眼鏡は遠くもしっかり見えますので、とても便利なメガネになります。

反対に、PC作業の様に画面が固定されていて距離も角度も一定のままで、長時間のPC作業になる時には
今回ご紹介したOFFICE LENSがとても便利です。

デスクワーク用(PC作業有・無)、運転用、スポーツ用、その他の常用etc…
といったようにご自身のライフスタイルによって眼は見ている対象物までの距離や視線運動が異なります。

この異なる距離感のピント調節や、視線運動(眼球運動)は全て、眼の周りの様々な筋肉によって行われており、ここを酷使してしまうと、筋肉が疲弊してしまい正しい調節が出来なくなり、にじみ・ぼやけ・ピントが合わない等、様々な視機能の不具合が生じます。
そしてこの不具合を何度も繰り返したり、慢性化すると頭痛や肩こり首こり、酷い眠気や睡眠障害と言った眼以外の様々な辛い症状へと繋がる可能性が高くなります。

ライフスタイルに合わせたメガネレンズの使い分けがアイケア(目の健康維持)の観点からも非常に重要な事となります。

日常の生活シーンで一番よく見る距離にあったレンズを選んで頂く事が重要です。

メガネレンズは種類によって鮮明に見える距離や広さが異なります。
使用するシーンに合わせてメガネレンズを選択する事が大切です。

お客様の生活環境に合わせて眼鏡レンズをお選び頂く事が
お客様自身の生活を豊かにして頂ける事に繋がると思います。
是非,店舗の方でご相談下さい。


グラスファクトリーの視力測定をご希望の皆様。
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
下記のバナーから来店予約頂けますとお待たせする事なくスムーズにご案内することが出来ます。


最長明視域(M.I.D)技術を駆使した『ZEISS Office Lens』

【ヒルトン梅田店】最長明視域(M.I.D)技術を駆使した『ZEISS Office Lens』

ZEISSオーダーメイドレンズが出来るまで(来店からの流れ)


RYOSUKE SANO【UMEDA STORE MANAGER・SS級認定眼鏡士】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
17年のキャリアを積んでいます。両眼視機能検査視力測定予約
お受付しております。視力測定ご予約フォームはコチラ
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。