• TOP>
  • スタッフブログ>
  • 【梅田店】 ~遠くも見る事も近くを見る事も常に眼が疲れている…とお悩みのお客様のプリズム処方の実例のご紹介です~

【梅田店】 ~遠くも見る事も近くを見る事も常に眼が疲れている…とお悩みのお客様のプリズム処方の実例のご紹介です~

2018.06.01

こんにちは。

ヒルトン梅田店の西尾です。

今回は先日ご来店いただきました30代の女性の方の実例をご紹介します。


今回のお客様はお調べいただき名古屋からお越しいただきました。

お話をお伺いすると今、掛けられている眼鏡は「見えにくい」が「見えすぎて疲れる」という
事を実感として感じられてました。

コンタクトを使う事がなく普段から眼鏡のみで生活されており、
車も運転するが近くの作業、具体的に言うとパソコン作業や物作りが
日常の中でも多いとの事でした。

このお客様からの切実な声としては

「これまでも眼鏡を色々作ったのですが遠くを見ても近くを見ても眼が疲れる気がします。
 それも年々ひどくなってきている気がします…。」

「あまりにも疲れがひどいので眼を開けているのが嫌になる事がある…。」

との事でした。

また自覚症状として眼の疲れはもちろん頭痛首の痛みや肩こり、さらにはめまいまで
出ているとの事でした。

これらの症状をお伺いし、斜位(眼位、視線のズレ)による眼精疲労からくる
肩こり、頭痛、めまいの原因になっていると思いドイツ式の最先端の両眼視機能検査(MCH)
測定させていただきました。

両眼視機能検査とは、左右の眼から入った情報が正確に脳に伝わり
ムリなく1つに像をまとめて見る事が出来ているかどうかを調べる検査です。

人は左右の眼からの情報を脳に伝達し、脳で一つにまとめ”脳で見ている”のです。

その脳に届く情報にズレがあると無意識にそのズレを補正しようと眼を動かしている筋肉が
必要以上に頑張って補正します。

そうすると眼を開けて何かしらを見ている時は常にその筋肉は緊張状態が続き
疲労してしまい眼精疲労、肩こり、頭痛を引き起こします。

この方もその眼位・視線のズレがあり、常に何かを見ている時には目を動かしている
筋肉が頑張り続けて眼精疲労や肩こり、頭痛といった代表的な症状が出ていました。

特にこのお客様は上下方向の視線のずれをなおすプリズム矯正が必要でした。

人間の眼の調節力は左右方向には多少の対応が出来ますが上下方向には
わずかしか対応出来ません。

その為、自覚症状として感じる眼の疲れ頭痛首の痛みや肩こりめまいの原因に
なっているのがこの事からだと分かりました。

またレンズの種類としては車の運転もしながら近方作業が多いとの事で
Digital Lens(デジタルレンズ)をご紹介させていただきました。

このことで、車の運転などで遠くを見ている時もスマホやパソコンなど近くを見ている時も
”楽に見えるメガネ”としてお使い頂ける眼鏡をお作りさせていただきました。

出来上がりを掛けて頂いた際の第一声が

「すごく楽です!!」

今まで眼の筋肉で調整しピントを合わせていたのをプリズム及びレンズの種類で
見え方を改善した結果です。

ただ実際に掛けるとなると今までの眼鏡のレンズとは違い3~4週間かけて少しずつ慣れて
いただくお話もさせていただきました。

今回の眼鏡を掛ける事で日常当たり前と思われる視る生活の改善に繋がればと思っています。

「遠くも近くも見えてはいるけど、なんだか疲れる。」
とお感じの方は、眼のピント調節筋や眼を動かしている筋肉が必要以上に頑張って
視線を合わせたりピントを調節して見ているので疲れやすいと感じている方が多いです。

見えてはいるけど、楽に見えているかどうかは、一般的なメガネ店の測定による度数とは別の
精密な測定でお測り致しますので、是非ご相談ください。

 

グラスファクトリーでは、グローバル基準のドイツ式の両眼視機能検査(MCH)
実施いたしております。

詳しくはこちらの視力測定コンテンツをご覧ください。

MCH(両眼視機能検査)の測定には約1時間のお時間が掛かりますので
ご予約優先となります。

予めご了承くださいませ。

 

西尾 智司(Satoshi Nishio)

10代の時に雑誌「Meets」をきっかけにグラスファクトリーを知り
お客として通い数年後には入社、ヒルトン梅田店オープンより
店長として勤務しております。
眼鏡をどのような用途で、どのような場所で、どのようなファッションで
どのように使いたいか。
それによってフレームそしてレンズ選びが変わってきます。
眼鏡を掛ける事によってどう快適な見え方になるのか?
眼鏡を掛ける事によってどう見られるのか?
を色々な視点からアドバイスさせていただきます。