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【梅田】 素材の質感とコーディネートのバランスに拘った究極のお洒落メガネ

2017.03.17

こんばんは、「走る 眼鏡屋ヒルトン梅田店の岡です。

 

今日は、「素材」に拘った眼鏡のご紹介です。

眼鏡の種類として「メタルフレーム」「プラスチックフレーム」「セルフレーム」という言葉はよく聞くと思います。

実際、殆どの眼鏡は上記の3つの内のどれかに属する事が多いのですが、今日ご紹介するのはこのどれとも違い、かといって新しい素材でもなく、むしろ眼鏡として最古の素材といっても過言ではないほど、古くから用いられてきており、且つ最高級素材でもある「鼈甲」を使った眼鏡のご紹介です。

眼鏡に限らず、最近様々なファッションアイテムで人気の柄として取り上げられることも多い「べっ甲柄」ですが、もちろんこれは「鼈甲」を模して作られた柄なので「べっ甲柄」と呼ばれ、当然本物の鼈甲ではなくプラスチックなどの樹脂で作られたものや、その柄を生地などにプリントしたもので手軽に親しまれています。

このべっ甲柄を模したプラスチック製品と、もう一方は、インド洋などの温かい海域に生息するタイマイと呼ばれる本物のウミガメの甲羅(本鼈甲)で作られた製品では、仕上がり具合や質感、本鼈甲特有の透明感、そして使用感は全く異なります。

 

alain mikli A0304 トロ茨甲 ¥615,600‐

また伝統的な技法を継承した、熟練の鼈甲職人の手によってのみ製品化される鼈甲細工は伝統工芸として次代へと引き継がれ、その価値もまた最も高価であると言っても過言ではありません。

 

 

その高価な価格は、素材自体の希少性や作ることの難しさにも起因しますが、それ以外にもフィット感や肌当たりの良さは抜群で、その素材的特性により人間の体温でも若干変形することが知られており、テンプル(つるの部分)やノーズパットは、使用する毎に掛ける人の顔の形に馴染んでくると言われています。しっくりと自分の体に溶け込むような独特の安心感はべっ甲素材ならではと言え、他の素材では味わうことのできない掛け心地です。

 

グラスファクトリーでは、この昔ながらの素材の良さを活かした眼鏡の中でも、特に現在のファッションにコーディネートした時に、メガネの良さと掛ける方の装いにうまくマッチするデザインの本鼈甲フレームを厳選してご用意しております。

 

今回、ご紹介しているalain mikli(アランミクリ)の本鼈甲フレームも、質感だけではなく「見た目」の部分にも拘ることができます。

 

べっ甲は個体差や部位によって色柄が異なり、それが独特の風合いとなって唯一無二の存在感を醸し出します。

 

 

上記の写真のように鼈甲の種類をお選び頂き、オーダーでお作りする事が可能です。上から

上トロ甲・・・・¥756,000‐(税込)
トロ茨甲・・・・¥615,600‐(税込)
中トロ甲・・・・¥486,000‐(税込)
並茨甲・・・・・¥432,000‐(税込)
並甲・・・・・・・¥324,000‐(税込)

(*価格はA0304でお作りする場合の価格です。他の型番でもオーダー可能な型番がいくつかございますので、詳しくは店頭でスタッフまでお気軽にご相談下さい。)

 

スタイリッシュなalain mikli(アランミクリ)のフレームに鼈甲ならではの高級感と艶やかな透明感が美しい見事な仕上がりのこのアイウェアは、既製品では味わう事の出来ない極上の満足感をお楽しみ頂けると思います。

 

是非、店頭でその質感をご覧頂き、お気に入りの装いに合わせてお客様だけの1本をオーダーしてみてはいかがですか?