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【神戸店】左右で大きく度数の違う不同視の方のメガネの実例です。

2019.02.15

先日ご来店頂きました内科のドクターをされているお客様の例をご紹介いたします。
このお客様は、10年以上神戸店にご来店頂いているお客様ですが、
改めてグラスファクトリーのHPをご覧頂き、最新のZEISSの測定機器で測ってほしい

視力測定のご予約を頂きました。

というのもこの方、お度数がすごく特殊な目をされています。
左右の目のお度数が度数の段階で8段階程度以上差がある状態を”不同視”といいます。
こういう眼のお度数をお持ちの方の場合、コンタクトレンズをされていることも多いのですが、
なかなか、その左右のお度数の違いにより”両眼視”が出来ないケースがほとんどですし、
ものすごく疲れやすい目の状態になりやすく、遠近感などもつかみにくい目の状態です。
この方の場合8段階どころでは無い左右差があります。

あまりにも左右で差がある場合、見ている状態が左右で違いすぎ、脳がその左右の違う情報を
嫌うので、片目の情報をシャットアウト(抑制)し片眼でモノを見る様になってしまう事も多いです。

ですがこの方の場合、お調べすると20年近く現眼鏡と書かれている部分の
数字の左右差のあるメガネを掛けておりますので、これだけの差がある眼鏡で
両目とも0.7ずつ出ておりますし、両眼視も出来ておられました。
(※不同視では今までに掛けて頂いてたメガネ度数などにより、掛けて頂ける度数差の範囲に
個人差があります。)


ご年齢の部分もありますが、目の状態も昼間と夜間でも瞳孔サイズがほとんど変化しない為
角膜の不正乱視の状況は大きく変化しませんが、夜の眼の状態で見た時の光のにじみやぼやけが
抑えられる事をお伝えし、「ほんの少しでも見やすいなら、その方がいい!」とお伝えいただき、


”次世代の視覚矯正”と呼ばれるi.Scription®でお作りしたいとの事で、お作りさせて頂くこととなりました。

世界最先端の測定機器を連動させて今までになかった視力測定を可能にする『i.Scription® テクノロジー』

通常はこれだけ差のある”不同視”の場合、片方の目の情報が抑制されてしまい、
両眼視が成立せず、立体視などの判断もつかない状態ですが、この方の場合は
片目の情報が抑制されず、両眼視が出来ている状態でした。
その両目の視線のズレを見させていただくと、若干のズレも見受けられましたので、
補正をさせて頂くと、補正前は立体視差3分までしか判断できなかった、立体視テストが
補正を掛けることで、立体視差1分まで判断できるようになっており、

(立体視検査ではこの角度の単位 分や秒の数値が小さければ小さいほど立体視の
識別能力が高いこととなります。)
立体視の結果も向上が見られましたし、実際の装用も普段より長く約30分間の装用テスト
を行いましたが、違和感もなく見て頂けておりましたので、補正を掛けてお作りさせて頂きました。

ゴルフを良くされるとの事で、ゴルフをされる方にはこの立体視や距離感、遠近感の判断は
重要な要素となりますので、実際の店頭にあるクラブを持ってもらい、見え方も確認させて頂きました。

正直、かなり特殊な目のお度数ですので、出来上がりお渡しはまだですが、
実例的にブログでの紹介も了承頂いておりますのでお渡し時の様子などもご紹介していこうと思います。

 

関西写真部さんに掲載いただいたグラスファクトリーの視力測定についての記事

眼精疲労の原因は度数の合わない眼鏡?高い精度の視力測定がライフスタイルを豊かにするワケ

 


グラスファクトリーの視力測定では『ドイツ式世界最先端の両眼視機能検査』で
「快適で楽に見え負担が少ない」メガネを作る為に測定には約1時間のお時間を頂戴しております。
下記のバナーから来店予約頂けますとお待たせする事なくスムーズにご案内することが出来ます。

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GLASS FACTORY 神戸店
眼鏡の使用からレンズ、コーディネートまで。
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両眼視機能検査の視力測定予約をお受付しております。
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