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【神戸店】意外と知られていない、疾患に伴う遮光レンズについて。

2018.12.26

お電話でもお問い合わせのある遮光レンズについてご紹介します。

遮光レンズとは、遮光眼鏡はまぶしさの要因となる500nm(ナノメートル)以下の

短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、
それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズです。

遮光眼鏡は、当初網膜色素変性症により、まぶしさを感じる患者へのまぶしさ緩和を目的に作られました。

現在では、網膜色素変性症の方だけではなく、

まぶしさを感じるすべての方々に有効にご利用いただける商品として提供しています。

また、まぶしいと感じるときは白く霧がかったように見え、コントラストも低下してしまいます。

 

眩しいと感じている時

 

遮光レンズを装用している時

まぶしさにより白く靄(もや)がかっているように見える状態を、
短波長を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます。

一般的なサングラスは紫外線をカット、眩しさを抑える効果がありますが、

光を眩しいと感じる短波長光を抑える目的に販売されているレンズです。

 

眩しさを感じる方の特徴的な疾患として、

・網膜色素変性症 ・糖尿病網膜症 ・黄斑変性症

・緑内障 ・白内障 ・白内障術後 ・先天無虹彩症

などが挙げられます。

 

また、眼疾患の可能性として、

・まっすぐの線が歪んで見える

・目の前に黒い点が飛んでいるように見える

・視野が欠けて見える

・外に出るとまぶしいと感じる

・物がダブって見える

・距離感がつかめず、転んだことがある。

・目がチカチカする

 

1つでも当てはまる場合は、一度眼科へ行って診察を受けることをおすすめします。

 

また、眼科にて何らかの疾患が見られた場合、

遮光眼鏡は下記の方を対象に補装具として公的な補助を受けることができます。

詳しい内容はコチラをクリック下さい。

 

この遮光レンズはカラーバリエーションも豊富にご用意しております。

遮光眼鏡のカラーを選ぶときのポイントは、
専用のトライアルを使用して実際に体感することができます。

感じ方は個人差がありますのでご使用されるシーンに合わせてお選びください。

またトライアルを使用される際には、天気の良い日をお選びいただくことをお勧めいたします。

 

自分に見合ったレンズカラーを選ぶポイント

・十分にまぶしさがとれているか

・コントラストが改善しているか

・暗くなりすぎていないか

 

眩しさと一言でいうには幅広く、その眩しさの感じ方は人それぞれです。

その裏にあるかもしれない疾患も含めて、

眼を大切にするレンズがございますので、

お困りな方はぜひご相談下さい。

 

GLASS FACTORY 神戸店 STAFF

眼鏡の使用からレンズ、コーディネートまで。

お困りな点をお気軽にご相談ください。