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【神戸店】この疲れ眼のひどいのを何とかしたい!と測定予約を頂いたお客様の実例です。

2017.11.28

こんばんは。
グラスファクトリー神戸店の佐野です。

グラスファクトリーでは、グローバル基準の視力測定(MCH)で、眼の測定を行っております。
全ての測定を行うのには約1時間の測定時間が掛かりますので、ご予約をお受付しております。

本日ご紹介のお客様は、40代の女性のお客様なのですが、お仕事ですごく眼が疲れると悩んでおられ、
ブログをご覧になり、測定予約を頂いたお客様の実例です。

まずは眼の状態を見させていただきました。

人の眼は光量の違いから昼間の瞳孔サイズと夜の瞳孔サイズが変わります。
夜瞳孔が開いた時の方が眼は不正な乱視の影響を受けやすい状態になります。
メガネでこの不正な乱視を全て改善することは出来ませんが、その影響が出にくい0.01Dという
精密な度数で眼鏡を製作する”次世代の視覚矯正”ZEISS i.Scription®を行うことでよりくっきりとハッキリ見え、
不正な乱視の影響で見えにくくて疲れる眼を軽減したり見え方の改善をして見やすく疲れにくいというメガネ
をお作りするということもありますが、今回ご相談のお客様は昼間の瞳孔サイズでも、夜の広がった瞳孔サイズでも
大きい不正な乱視の影響も少ない状態です。

では、何故そんなにも眼が疲れるのか?

この方の場合、ほとんどはオフィスワークで眼を酷使されていて、お車の運転もしないし、
自転車にも乗らないとの事。
ですので、近業視が多く、近くを見るのに目を寄せ続けるのがかなりの目の負担になっている状況でした。
人の眼は、近くのスマホやタブレット、PC等を見る際に眼が内側に寄ります。
これは眼球自体を動かしている筋肉で眼を寄せ続けている状態です。

正位と言う眼球がまっすぐな位置にある方はそれほど大きい力を使って目を寄せなくても
近くを見るのに負担にはなりませんが、外斜位と言う元々眼が外向きの方は、正位の方の眼に
比べて内側へ眼を向けるのに必要以上に大きい力を使います。

お仕事など長時間パソコンやスマホ、タブレットなどを見ている方は、この大きな力を使い続けて
眼を寄せ続けている事になります。
これでは、眼の疲れがひどいのも想像頂けると思います。
無意識に動かしている眼の筋肉なので、実感的にすごく筋肉を使っているな~という感覚が無いので
分かりにくいかもしれません。

ご相談いただきましたお客様も測定してみると外斜位と言う元々外向きの眼をされていました。
お仕事、オフィス内で楽に見えるように室内用(中近タイプ)でお度数を確定した後、
両眼視機能検査でお測りしたプリズム量でプリズムレンズをお試しいただきました。

この方の場合プリズム量が大きいので、最初から慣れるというのは体感的に難しい感じでしたので、
段階を経て徐々にプリズムのメガネに慣れて頂き、眼の疲れを減らす方法で眼鏡をお作りしました。

この方のように斜位と言うのは一見しては分からない場合が多いです。
遠くも手元もしっかり見えているけど凄く眼が疲れる方や肩こりがひどい方、
頭痛があるが原因が分からない方などは、通常の視力測定だけではない目を動かす筋肉の疲労の場合も
ございますので、一度このMCHを試して頂くのをオススメします。

今回製作したメガネで眼の疲れが減ってオフィス内やパソコンなどが快適に見える事を願っています。


RYOSUKE SANO
【KOBE STORE MANAGER】
【profile】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
16年のキャリアを積んでいます。

MCH(両眼視機能検査)視力測定予約をお受付しております。
視力測定ご予約フォームはコチラ
※測定はご予約優先で約1時間の測定時間となります。