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【神戸店】パソコンのひどい疲れ眼にお悩みの方のプリズム眼鏡の実例です。

2017.10.14

こんにちは。
グラスファクトリー神戸店の佐野です。

先日ご来店いただきましたお客様の実例をもとにご紹介します。
今回のお客様は、52歳の男性です。

ひどい目の疲れや焼けるような目の痛みといった症状を週に5日も感じるくらい
ひどい疲れ眼に悩んでおられました。
更に、照明が暗い所でハッキリと見えないのを、ほぼ毎日感じておられました。

こちらの「疲れ目、目の疲れ、肩こり、頭痛を解消 プリズムメガネ処方の実例」ブログと
「夜が見えにくい、夜になるとにじんで見える方ご相談ください。」ブログ
を見てご来店頂きました。

お仕事がパソコン作業で、手元の書類やPCモニターを見ていることが殆どという状況でした。

まず、眼の状態を見させて頂くとやはり、昼間の不正な乱視の影響を受けている部分と
夜の不正な乱視の影響を受けているめの状態が大きく違いがありました。

この夜の不正な乱視の影響で、照明が暗い所でハッキリと見えない感覚が大きいことをご説明させて頂きました。
今回お作りするお仕事でお使いいただくパソコンやオフィスワーク用のメガネではない、別のメガネで、
この夜の不正な乱視の影響を少なくする、i.Scription®という夜間の見え方が改善できるメガネがある事を
お話させていただきました。

その後、今現在悩んでいる眼の疲れは、手元の書類やパソコンモニター、オフィス内を見る時が
殆どですので、その部分を改善する測定をさせて頂きました。
オフィス内で使用するメガネは、遠近両用ではなく、手元の資料などの距離とパソコンモニターを見る
距離に合わせ、手元の部分の広い、いわゆる中近両用(室内用レンズ)がオススメであることをお伝えし、
実際の装用テストでご覧頂きました。
手元の部分の視界の広さ、パソコンなどの60㎝離れたモニターの見え方を見て頂き、
遠近両用レンズとの違いをご実感頂きました。

人は手元や近くを見る時には目を内側に寄せて見ます。
この方のようにパソコンや手元の書類を見るのが多いお仕事の方の場合、お仕事中はほとんど
目を寄せ続けていることになります。
眼の位置(眼位)が正位の方であれば、内側に寄せるのにも大きい眼を動かす力は使わないのですが、
この方の場合は、正位ではなく、眼が元々外向きの外斜位という状態でした。

元々眼が外向きの方は、手元や近くを見る時に必要以上に眼を動かす力を使います。
これにより眼を動かす筋肉が疲労し、ひどい疲れ眼となってしまします。
この方の場合は、左右の眼位のズレだけでなく、上下方向の眼位のズレもありましたので
すごく頑張って手元やパソコンモニターなどを見ないと、行や列を飛ばして読んでしまったりもしやすい眼を
されていましたので、左右の眼の外斜位と上下斜位もプリズムレンズのメガネで矯正させて頂きました。

そうすることで、今まで余分に掛かっていた眼を動かし続ける筋肉への負荷が減り、
楽に手元や近くが見やすくなります。

先日、お渡しさせて頂き、プリズムメガネのその立体感ある見え方と手元の見やすさは
実感頂けました。
この方の場合、夜の遠方の見え方の改善は、遠近両用などの外に掛けていくメガネでの補正
となりますので、お仕事にお使いいただく室内用メガネで疲れ眼の改善が出来てからの製作と
なりましたので、また経過見てお伝えしようと思います。

この方のように疲れ眼がひどいのは視線(眼位)のズレが原因かもしれません。
本を読んでいて一瞬目を離すとどこを読んでいたか分からなくなる方や、
行や列を飛ばして読んでしまうなど心当たりがある方は、
是非、神戸店にご来店頂き、ご相談下さい。


RYOSUKE SANO
【KOBE STORE MANAGER】
【profile】
自分自身の疲れ眼からくる、頭痛や肩こりがある事も含めて、
ドイツから来日頂いたスペシャルトレーナーによるMCH講習を受け、
改善した経験を活かし、様々なお客様の眼の悩みにご対応し
16年のキャリアを積んでいます。